みなさん、ハロー。
ニューヨークシティのマンハッタンには観光スポットや見どころが多いですが、ざっくりと地理を把握しておくと効率よく観光することができます。
そこで今回は、ニューヨークシティ・マンハッタンの地理と効率の良い周り方について、実際に旅した筆者がシェアいたします。
マンハッタンの道路交通網
ニューヨークシティのマンハッタンは、南北に長い島になっています(上記Googleマップ参照)。
マンハッタンの道路は、大きく分けると下記の2種類に分けられます。
- Street(ストリート):マンハッタンを東西(横)に走る通り。
- 邦訳されると「〇丁目」と言われる。
- マンハッタン島の南から北へと数字が大きくなる。
(南の1st Streetから始まり、北の220th streetまで)
- Avenue(アベニュー):マンハッタンを南北(縦)に走る通り。
- 邦訳されると「〇番街」と言われる。
- マンハッタン島の東から西へと数字が大きくなる。
(東の1st Aveから始まり、西の12th Aveまで)
例えば、映画などでは140丁目などと邦訳されているので、日本人の感覚だと巨大な街だと想像してしまいますが、140丁目は140th streetという意味になり、ざっくりとマンハッタンの北側にあるということがわかります。
なお、マンハッタンをはじめ欧米ではどの道路にも名前が付いているため、観光客にとっても非常にわかりやすいです。
マンハッタンの3つのエリア
マンハッタンは、ダウンタウン、ミッドタウン、アップタウンと、ざっくり大きく3つのエリアに分けられます。
ダウンタウン(Downtown)
マンハッタンの南側から始まる1st Streetから14th Streetを、ダウンタウン(Downtown)またはロウアー・マンハッタン(Lower Manhattan)といいます。
ダウンタウンの代表的な観光スポットは、ウォールストリート、911メモリアル、バッテリーパークなどがあります。
ミッドタウン(Midtown)
14th Streetから59th Streetを、ミッドタウン(Midtown)と呼びます。
高層ビルや商業施設の多いエリアで、北はセントラルパークの南端までのエリアになります。
ミッドタウンの代表的な観光スポットは、タイムズスクエア、エンパイア・ステート・ビルディング、ロックフェラーセンター、国連本部などがあります。
また、ニューヨークシティの長距離バスターミナル、ポートオーソリティバスターミナルもミッドタウンエリアにあり、観光客の拠点にもなるエリアです。
アップタウン(Uptown)
59th Streetから北をアップタウン(Uptown)またはアッパー・マンハッタン(Upper Manhattan)と呼びます。
アップタウンはセントラルパーク南端から北側のエリアで、さらにセントラルパークの西側のアッパーウエスト(Upper West)、東側のアッパーイースト(Upper East)、北側のハーレム(Harlem)の3つに分けられます。
アップタウンの代表的な観光スポットは、セントラルパークや、パーク内や周辺にある美術館や博物館などがあります。
マンハッタンの移動方法
マンハッタンを南北に移動する場合は、南北に何本も走っているサブウェイ(地下鉄)の利用が便利です。
例えば、ダウンタウンにあるバッテリーパークやウォールストリートから、マンハッタン島の北にあるブロンクスのヤンキースタジアムまでなど、南北で移動する場合はサブウェイがおすすめです。
マンハッタンを東西に移動する場合は、路線バスやイエローキャブ(タクシー)が便利です。
ただし、マンハッタンは渋滞も多いので、マンハッタンの街並みを堪能しながら徒歩移動もおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マンハッタンは南北に長い大きな島で、東西に横断する通りをストリート、南北に縦断する通りをアベニューと呼びます。
また、マンハッタンはざっくりと3つに分けられ、南部をダウンタウン(ロウアー・マンハッタン)、中央部をミッドタウン、北部をアップタウン(アッパー・マンハッタン)となります。
さらに、アップタウンは3つのパートに分けられ、セントラルパークの西側がアッパーウエスト、東側がアッパーイースト、北側がハーレムとなります。
マンハッタンの移動方法は、南北に縦断するのであればサブウェイ、東西に横断するのであれば路線バス、イエローキャブ、徒歩がおすすめです。
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