【カナダ】極寒のナイアガラフォールズで、死にそうになりながら宿を目指すのつづき
翌朝、モーテルからシャトルバスでナイアガラの滝へ。
ナイアガラの滝は、カナダの中で行っておきたかった場所の1つで、あいにくのどんより曇り空ではあるが、近づくにつれて聞こえる轟音と、少しずつ見えてくる滝の一部に心躍る。
世界三大瀑布の1つ ナイアガラの滝
今やTVやネット上でいくらでもキレイな景色を楽しめるとはいえ、やはり自分の目で見るというのは全然違います。
自然の作り出す景色というのは、気持ちをリフレッシュしてくれるなぁ。
まずは遠目からナイアガラの滝の景観を楽しんだ後、滝つぼまで向かうフェリー「霧の乙女号(Maid of the mist)」に乗り込み、その迫力を楽しむことにする。
ちなみに、乗船中は水しぶきで水浸しになるのでカッパが支給されますが、カナダ側から出航する便で支給されるカッパの色は赤、アメリカ側は青になってます。
ナイアガラの滝は大きく分けて2つ
実は、俗に言うナイアガラフォールズというのは、大きく分けて2つあります。
1つは、みなさんご存知、上の写真のカナダ滝。
そしてこちらがマイナーなアメリカ滝。
いわゆる、しょぼい方(笑)とはいっても、間近まで来るとさすがの水しぶき。
フェリー乗船後、まずアメリカ滝を横目にしながら、カナダ滝方面に向かいます。
水しぶきというよりは、雨に降られるような状況(上記動画参照 約10秒)。
GoProとかあると、ここぞとばかりに役に立ちそうなスポットです。
インターネットでもチケット購入できますが、現地でもすんなり買えます。
参考:Maid of the Mist公式サイト(日本語対応)
レインボーブリッジを渡って国境越え
クルーズ終了後、お次は人生初の徒歩で国境越えをしてみます。
まずは、カナダ側にある税関を通過します。
元祖レインボーブリッジを渡り、一路アメリカへ。
カナダ滝を背に国境越えの図。
ここは絶好の撮影ポイント。みんな記念撮影をしているので、一人旅でも誰かに写真を撮ってもらえますよ。
思ったよりあっけなく国境通過。昔の電波少年のような、国境越えで盛り上がる感じはありません。
アメリカ側の税関でパスポートを提示して無事入国。そのまま徒歩ですぐそこのアメリカ滝まで足を運びます。
うーん微妙。なんとも微妙。
滞在時間数分でもと来た道を戻り、カナダ側へ再入国。
カナダ入国時に、なんでカナダに来たとか聞かれる。ちょっとアメリカ側渡ってこっちに戻ってきただけだっつーの。
リアルレインボー出現
そろそろ街を出るかとバスに乗り込んだ矢先、美しい光景が目に入る。
リアルレインボー出現!美しい!
乗ってすぐのバスを思わず飛び降り、バスの運ちゃんに写真を撮ってもらう。
実際は写真よりもっとキレイだったんだけどなぁ。
でも、帰り際になって晴れてくれたおかげで美しい景色を拝めました。
トラブル発生
ナイアガラフォールズは、地理的にトロントとニューヨークの中間にあるが、バスの運行頻度や運賃を考慮すると、一度トロントに戻りトロントからニューヨークへ向かう方が得策。
ということで、シャトルバスでバスターミナルに戻り、トロント行きのバスを待つこととします。
しかし、ここでまたトラブル発生。
なんと、我々が乗車するはずのバスが、到着時点で既にほぼ満員で乗車拒否される事態に。
なんて日だ!!!
しまいには、「乗れなかった人は次のやつに乗ってね」だって。
次って夜9時じゃねーか!
なんて国だっ!!!
私を含む搭乗できなかった乗客は、一斉に猛抗議にでる。
「私たちはトロントで荷物をピックアップして、今夜空港に戻らなきゃいけないのよ!」 と、欧米系若夫婦。
「私も今夜、トロント発のバスでニューヨークに行かなきゃいけないのよ!」 と、純日本人な私。
その他大勢でスタッフに詰め寄る。
最終的に、バス会社側が根負けし、臨時の大型バスの手配に成功。なんとかニューヨーク行きのバスの搭乗時間までにトロントに戻ることができました。
しかし、こんな対応日本じゃ絶対ありえん。恐るべし。