トロントより2時間かけ、8pmようやくナイアガラフォールズ着。
さあ、今夜は久々にゆっくりシャワーを浴びてベッドでゆっくり寝れる。なんせ3日ぶりだ。全部で20kgほどの荷物を担いで放浪している結果、すでに足には2箇所の水ぶくれ。ゆっくり休める。
そんな期待を胸に、バスターミナルにいたおっちゃんに話しかける。
Could you tell me where this motel is?
すると、おっちゃんは私が持っていた宿の予約表を確認してくれた。すると、
「あー。こりゃ遠いな。歩いたら2時間くらいかかるな。」
Oh my goodness!!!
地図上じゃ徒歩圏内にしか見えんかった。阿呆や。なんと初歩的なミスを。結局ローカルバスに乗って他のバスストップまで行くはめに。
ナイアガラフォールズ市内へ移動
が、1本目のバスに乗り遅れる。。。で、30分ほど待つ羽目に。Damn! まだ9月中旬なのに、夜はもうかなり冷える。
なんとか次のバスに乗り込み、別のバスストップへ移動。
余談だが、このバスドライバーのおばちゃん、めっちゃ感じ悪い。そのバスストップの場所を聞くが、まともに相手してくれねぇ。しまいには
「わたしの真後ろに座らないでくれる?」
出典:ドラゴンボール
Son of a b**ch!!!
結局、なんとか自力でバスストップを発見するが、ちょうど乗るはずのシャトルバスが出発してしまった。タイムテーブルを確認すると、次のバスは1時間後。
出典:ドラゴンボール
God damn it!!!!!
寒い… 吐く息は白い、9月なのに。
こんなとこで1時間も突っ立ってたら凍死間違いなし。さらに、空腹まで押し寄せてくる。
しかし、見渡す限り飯を食えそうなレストランは見当たらない。食料を調達できそうな店もない。一か八か、バスの進行方向に沿って寒さを凌げそうな場所を求めて歩いてみる。
何も無ぇ。人もいねぇ。車もほとんど走ってねぇ。
にわかな街灯に照らされた薄暗い橋が1本。これを渡ってこの先何もなければ、最悪夕飯抜きだな。とりあえず宿に着ければ。橋を上ってその向こう側に望みを託すしかない。
橋の向こう側が見えてきた…
橋を上りきって見えた、いつもより神々しく見える赤と黄色のまばゆい光。
出典:ドラゴンボール
バーガーキング!!!
助かった。
しかも、よく見るとその前には次のバスストップが。次のバスが来るギリギリまで寒さを凌げるうえ、夕飯も食えるではないか!Thanks God!
時間一杯までジャンクフード、 否、この上ないごちそうを味わう。
その後、シャトルバス(Red Line)に乗り込み、モーテルの場所はわからないが憶測で降車。
幸いすぐに宿を発見でき、なんとか到着
はじめてのモーテル
宿予約時に伝えていた到着時間より大幅に遅れ、ようやく宿に到着。
宿は人生初のモーテル。アメリカ映画とかではお馴染みですが、日本人にとってはそれほど馴染みがないのでちょっと楽しみ。
バンクーバーから3日間かけて弾丸移動してきたので、ゆっくり休めるシングルルームをあらかじめ予約。シングルルームなど、バックパッカーにとっては贅沢の極みであります。
とにかく荷物を全部降ろして、まずは速攻でシャワーを浴びられなかった3日分の垢を流さなければ!
が
もう、この日はついてなかったんだろう。
お湯が出ねーの(笑)
洗面台の方は出んのに。南米じゃねえんだからよ、頼むぜオイ!
ただ、なにしろレセプションに連絡するのも面倒だし、とっとと翌日の準備をして寝たいわけで。気合いで我慢!
まあ、しょうがない。31.5カナダドル(税抜)のクオリティなので是非に及ばず。
次回、【カナダ】実は世界遺産でもなんでもないナイアガラの滝に行ってきた