みなさん、こんにちは。
プライオリティ・パス無料付帯のクレジットカードを所持することで、手軽に世界中の空港ラウンジを利用できるようになりますが、できるだけコスパの良いクレジットカードを選びたいですよね?
すでにプライオリティ・パス無料付帯のクレジットカードの比較サイトは多いですが、ラインアップされているクレジットカードや各種情報が多すぎて正直わかりづらい。
そこで今回は、比較的手軽に持てる4種のクレジットカードから、年会費、海外旅行傷害保険、ポイント還元率ごとに、程よい情報量でランキング付けしてみましたので、是非ご参考ください。
比較対象のクレジットカード
下記条件を満たした、4種のプライオリティ・パス無料付帯のクレジットカードを比較対象とします。
- 年会費25,000円以下(税込)
- 海外旅行傷害保険付帯(自動付帯・利用付帯)
- プライオリティ・パス 「プレステージ」※
※ 無料で何度でも空港ラウンジを利用できる会員プラン
プライオリティパスの詳細は、下記記事も是非ご参考ください。
それでは、比較対象のクレジットカードを見ていきましょう。
#1 楽天プレミアムカード

エントリーナンバー#1は、楽天プレミアムカード。
CM等でお馴染みの楽天カードの上位カード。楽天グループ(楽天トラベルを除く)利用時は、いつでもポイント5倍のため、楽天ユーザーにはオイシイ1枚。
特徴
- 年会費:11,000円(税込)
- 海外旅行傷害保険付帯: 自動付帯
- 国際ブランド:VISA, Mastercard, JCB, AMEX
- ポイント還元率:1.00%~5.00%
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#2 セゾンプラチナ・アメリカンエキスプレスカード

エントリーナンバー#2は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
セゾンアメックスで最高クラスのクレジットカード。
ショッピング利用で貯まるセゾン永久不滅ポイントは、有効期限が無期限。
また、海外旅行傷害保険の補償が、カード会員の家族にも適用されたり、国際線利用時の自宅~空港間の手荷物宅配無料など特典豊富。
特徴
- 年会費:22,000円(税込)
- 海外旅行傷害保険付帯: 利用付帯
- 国際ブランド:AMEX
- ポイント還元率:0.75~1.00%
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#3 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
エントリーナンバー#3は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。
上述のセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと見た目はそっくりですが、カードの左側にBUSINESSと入っています。
クレジットカードの年間ショッピング利用金額が200万円以上だと、次年度の年会費が半額になるのが最大のメリット。
特徴
- 年会費:22,000円(税込)⇒ 年間200万円以上のショッピングで年会費11,000円(税込)
- 海外旅行傷害保険付帯: 利用付帯
- 国際ブランド:AMEX
- ポイント還元率:0.5%~1.00%
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#4 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

エントリーナンバー#4は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
MUFGカードをベースに、アメックスプラチナの優遇サービスを備える1枚。
年会費無料でプライオリティ・パス付帯の家族カードを1枚作れるのはオイシイ(詳細後述)。
特徴
- 年会費:22,000円(税込)
- 海外旅行傷害保険付帯: 自動付帯
- 国際ブランド:AMEX
- ポイント還元率:0.20~0.99%
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それではまず、年会費ランキングから見ていきましょう。
年会費で選ぶ
やはり、年会費は安いに越したことはありませんよね。
年会費部門は、2位が同点となりました。
第1位

年会費部門第1位は、楽天プレミアムカード。
年会費11,000円(税込)と、ぶっちぎりです!
2位以下のクレジットカードの年会費と比べても半額以下のコストで済んでしまいます。
まずは、気軽にプライオリティ・パスを試してみたい方にぴったりです。
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第2位
第2位は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。
年会費22,000円(税込)です。
ただし、年間200万円以上のショッピング利用で年会費が11,000円(税込)になるので、所持者によっては限りなく1位に近いカード。
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第2位

同じく同点第2位は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
年会費22,000円(税込)です。
ただし、夫婦等2人でカード保持をするのであれば、クレジットカード1枚当たりの年会費が実質11,000円(税込)となるので、こちらも限りなく1位に近い1枚(詳細下記)。
夫婦の方におすすめ
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードであれば、年会費無料でプライオリティ・パス付帯の家族カードを作ることができます。
つまり、年会費22,000円(税込)で、
- MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード ×1枚
- 家族カード ×1枚
- プライオリティ・パス ×2枚
を、手に入れることができるのです。
ラウンジの無料利用はプライオリティ・パスのプレステージ会員のみなので、同伴者がいれば別途利用料金を支払わなければいけません。
しかし、プライオリティ・パス付帯の家族カードを所持していれば、2人でラウンジ利用しても別途料金がかからないため、海外旅行好きなご夫婦にピッタリです。
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海外旅行傷害保険で選ぶ
旅人にとって、クレジットカードの海外旅行傷害保険は、もはやなくてはならないものですよね。さらに、航空機遅延保険ありだと完璧ですよね。
航空機遅延保険付きで海外旅行傷害保険の補償の厚いクレジットカードは以下の3つ。
第1位

海外旅行傷害保険部門1位は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
なんといっても、カード会員だけではなく家族の補償も受けられるのが最大のウリ。家族旅行が多い方にとってはオイシイ1枚。
海外旅行傷害保険は、2021年7月1日以降出発の旅行から、利用付帯に変更になっています。
補償内容
海外旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額(本人) | 保険金額(家族) |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 | 5,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 300万円 | 300万円 |
海外航空機遅延保険
補償内容 | 保険金額(本人) | 保険金額(家族) |
乗継遅延費用保険金 | 3万円 | 3万円 |
出航遅延費用等保険金 | 3万円 | 3万円 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 10万円 | 10万円 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 10万円 | 10万円 |
国内旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額(本人) | 保険金額(家族) |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | 5,000円 |
通院日額 | 3,000円 | 3,000円 |
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第2位
第2位は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと比べると、家族補償がないため後塵を拝しますが、カード会員に対しての補償内容は充実しています。
海外旅行傷害保険は、2021年7月1日以降出発の旅行から、利用付帯に変更になっています。
補償内容
海外旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 |
傷害治療費用 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 300万円 |
海外航空機遅延保険
補償内容 | 保険金額 |
乗継遅延費用保険金 | 3万円 |
出航遅延費用等保険金 | 3万円 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 10万円 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 10万円 |
国内旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院日額 | 5,000円 |
通院日額 | 3,000円 |
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第3位

第3位は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
上位2つのカードと比較すると補償内容がやや劣りますが、海外旅行傷害保険が自動付帯、通常カバーされることの少ない航空機遅延保険も備えているので、堂々の3位です。
補償内容
海外旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 (自動付帯最高5,000万円+カード利用条件最高5,000万円) |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 |
国内旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院日額 | 5,000円 |
手術 | 5,000円 ×(10~40倍) |
通院日額 | 2,000円 |
航空機遅延保険(海外・国内)
補償内容 | 保険金額 |
乗継遅延費用保険金 | 2万円 |
出航遅延費用等保険金 | 1万円 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 1万円 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 2万円 |
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ポイント還元率で選ぶ
普段使いの1枚にするのであれば、ポイント還元率も侮れません。
ポイント還元率の高いカードは以下の3枚。
第1位

ポイント還元率部門第1位は、楽天プレミアムカード。
還元率1.00%~5.00%と、圧倒的!
普段使いの多い、コンビニやAmazon、国内・海外一般加盟店で1%還元。楽天市場利用で5%も還元されるので、楽天ユーザー至極の1枚です。
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第2位

第2位は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
ポイント還元率0.75~1.00%。ECサイトと海外一般加盟店利用でのポイント還元率が最大1%と高め。
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第3位
第3位は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード。
ポイント還元率0.50~1.00%と、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードにやや劣りますが、決して悪くないでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
おさらいしてみますと、
年会費
1位 楽天プレミアムカード
2位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
2位 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
海外旅行傷害保険
1位 セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
2位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
3位 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
ポイント還元率
1位 楽天プレミアムカード
2位 セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
3位 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
となりました。
今回のラインアップは、プライオリティ・パス(プレステージ会員)付帯のお手軽クレジットカードでしたが、甲乙つけがたい大接戦となったので、あえて総合順位はつけないことにします。
年会費、海外旅行傷害保険、ポイント還元率の3点を比較しながら、ご自身のお好みに合わせてプライオリティ・パス付きのクレジットカードを検討してみてくださいね。