こんにちは。
海外旅行・留学・出張時に超絶便利でお得なWISEデビットカードですが、使ったことがない方にとってはどのように使ったら良いか、わからないことが多いかと思います。
そこで今回は、WISEデビットカードの使い方や注意点を、実際にWISEデビットカードを愛用している筆者が徹底解説いたします。
WISEデビットカードの使い方 概要

WISEデビットカードの使い方は、大きく分けて下記の2つがあります。
マスターカードが使えるお店やオンラインショッピングでカード決済ができるほか、海外のATMで現地通貨(アメリカなら米ドル)を引き出すこともできます。
カード決済時や現金引き出しの際は、もっともお得なミッドマーケットレートとわずかな手数料で、自動的に両替レートが計算されるのでシンプルで楽です。
両替手数料などの詳細は、下記の記事にまとめてあるので、是非あわせて参考にしてみてください。
WISEデビットカードを使うには、WISEアカウントにお金をプールしておく必要があるため、入金手続きが必要です。
以下、詳細を解説していきます。
WISEアカウントに入金する
WISEアカウントへの入金は、銀行振込やクレジットカード・デビットカードからチャージできます。
入金時のWISEにかかる手数料は、銀行振込は無料ですが、クレカ・デビットカードだと手数料がかかるので、銀行振込の方がお得です。
銀行によって振込手数料がかかりますが、WISE側の受取口座がPayPay銀行なので、同じPayPay銀行または他行宛の振込手数料が無料の銀行(auじぶん銀行など)だと、手数料がかからないのでおすすめです。

PayPay銀行は利便性が高く口座開設も無料なので、海外旅行や出張が多い方は口座開設ををしておくと便利です
PayPay銀行に振り込む
PayPay銀行にお金がプールされていない場合、下記銀行のATMからPayPay銀行のキャッシュカードで振り込めば、ほぼ手数料無料で振り込みできます。
ATM | 毎月1回目 | 2回目以降 (3万円以上) | 2回目以降 (3万円未満) |
---|---|---|---|
三井住友銀行 | 無料 | 無料 | 165円 |
セブン銀行 | 無料 | 無料 | 165円 |
ローソン銀行 | 無料 | 無料 | 165円 |
イオン銀行 | 無料 | 無料 | 165円 |
イーネット | 無料 | 無料 | 165円 |
ゆうちょ銀行 | 無料 | 無料 | 330円 |
つまり、上記ATM(毎月1回目or3万円以上)→PayPay銀行→WISEアカウントと振込手続きをすることで、手数料無料でWISEアカウントに入金できます。
自分の生活圏で使いやすいATMの銀行口座があると、PayPay銀行に手間なく振り込めます。

僕は、ゆうちょATM→PayPay銀行→WISEアカウントの流れで入金しています
ゆうちょATMからPayPay銀行への振込方法
ゆうちょATMからPayPay銀行への振込手順は下記のとおりです。
- PayPay銀行のキャッシュカードを、「国内ATMのご利用」の向きでゆうちょATMに挿入
- ATMの「お預入れ」のボタンを押す
- 「提携金融機関カード」であるかの確認画面に進む
- お金(紙幣のみ)をいれる
- カードと明細表を受け取る
海外渡航前にPayPay銀行に充分な金額をプールしておけば、海外でもスマホでかんたんにPayPay銀行からWISEアカウントへ入金できるので安心です。
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カード決済で使う

WISEデビットカードは、一般的なデビットカードと同じように、WISEアカウントにお金が入っていれば、下記のような場面でカード決済できます。
従来のカード決済機にカードを差してPINコードを入力する支払いもできますが、タッチ決済も可能なので、スキミングされるリスクも低く安心です。
通常のカード決済と同じように使うだけで、もっともお得なミッドマーケットレートとわずかな両替手数料で支払いができるので非常に便利です。
カード決済時の注意点
海外ではクレジットカードやデビットカード払いをすると、別途1〜3%程度のカード手数料を取られることがあります。
この場合、ミッドマーケットレートとわずかな両替手数料で決済できても、カード手数料が高いのでお得感は少なめです。
カード手数料が発生する場合は、現金払いがもっともお得なので、WISEデビットカードを使ってATMで引き出した現金を使うのがおすすめです。
海外ATMで現金引き出し

WISEデビットカードは、海外のATMで現地通貨(現金)も引き出せます。
ATMからの現金引き出し時も、ミッドマーケットレートとわずかな両替手数料ですが、WISEにかかる海外ATM手数料も毎月2回まで3万円までは無料です(下図参照)
引き出し金額 (1カ月あたり) | 現金引き出し 2回まで | 現金引き出し 3回目以降 |
---|---|---|
3万円まで | 無料 | 1回70円 |
3万円超 | 3万円超過分×1.75% | 1回70円 + 3万円超過分×1.75% |
例えば、海外に到着後、空港のATMで3万円分の現地通貨を1回で引き出してしまえば、余計な手数料も手間もかかりません。
ただし、現地ATM利用手数料が、設置機関や場所によってかかる場合があります(詳細後述)

WISEデビットカードでの現金引き出しはキャッシングではないので、支払利息や繰り上げ返済の手間もなく非常に楽でお得です
現金引き出し時の注意点
便利でお得なWISEデビットカードの現金引き出しですが、下記の場合はおすすめしません。
1ヶ月あたり3万円以上の現金引き出しをすると、3万円超過分の金額には1.75%と高めの海外ATM手数料がかかります。
また、WISEの手数料は無料でも、国やATMによっては、現地ATM利用手数料がかかります。
例えば、タイのATMでは220バーツ(約970円)、フィリピンのATMだと250ペソ(約640円)の手数料が、1回の現金引き出しでかかります。
WISEデビットカードでの現金引き出しは1カ月3万円までにして、手数料が高い国では両替レートの良い現地の両替所で両替、ATMによって手数料が違う場合はATM手数料が無料か安いATMを使いましょう。
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海外ATMからの現金引き出し方法

海外ATMからの、現金引き出し手順は下記のとおりです。
- ATMにWISEデビットカードを挿入する
- 言語を選択
- 4桁のPINコード(暗証番号)を入力
- 取引内容の「Withdrawal(引き出し)」を選択
- 口座の種類の「Savings(預金口座)」を選択
- 金額を選択または入力
- 現金、WISEデビットカード、明細書を受け取る
言語はどの国でも英語を選択できますが、タイや台湾など日本人旅行者が多い国では、日本語も選択できることがあります。
国によっては6桁のPINコードを求められる場合がありますが、4桁のPINコードを入力すればOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
WISEデビットカードは、マスターカードが使える場所でのカード決済と、海外ATMから現金引き出しができます。
WISEデビットカードを使うには、WISEアカウントにお金を入れておく必要がありますが、振込手数料が無料で利便性のあるPayPay銀行から入金がおすすめです。
カード決済時は店舗によってカード手数料がかかったり、ATMで現金を引き出す際は現地ATMの利用手数料がかかる場合があるので、臨機応変にWISEデビットカードを使いましょう。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにて確認してみてください。
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