【アメリカ】ワシントンDC一の眺めをワシントン記念塔から望むのつづき
第二次世界大戦記念碑から、リフレクティングプールを横目に見ながら西へ足を運びます。
リンカーン記念堂
やって参りました、リンカーン記念堂。マーティン・ルーサー・キング Jr牧師が、ここであの有名な”I have a dream”の演説をしたのかと思うとコーフンしてきます。
なお、記念堂の周りの柱は計36本で、リンカーンが凶弾に倒れた1865年当時のアメリカ合衆国の州の数になっています。
そして、あの建物の中にあれがあるんですね。コーフンしますね。
第16代大統領エイブラハム・リンカーンの坐像。デ、デカイ!
足の先から頭のてっぺんまで19フィート(5.8m)、重さにして159tの大理石の彫像です。ちょっと遠いのでもう少し寄ってみましょう。
おおお!やはり貫禄が違います。当初の予定では10フィート(3m)の予定だったらしいっす。サイズアップで正解です。まるで威厳が違います。
記念堂の中の南側(入って左側)の壁には、有名なゲティスバーグ演説の内容が刻まれています。ちょっとわかりづらいですが、赤枠のとこに名言”GOVERNMENT OF THE PEOPLE BY THE PEOPLE FOR THE PEOPLE(人民の人民による人民のための政治)”も刻まれています。
リンカーン記念堂からの眺め。つまりリンカーンの視線。ワシントン記念塔まで真っすぐに伸びたモールにリフレクティングプール。人工的な景色ではあるけど、ここまで計算づくされているととても美しいです。
次は少し北に歩いてみます。
ベトナム戦争戦没者慰霊碑
リンカーン記念堂から少し北東方面に向かうと見えてくるのが、ベトナム戦争戦没者慰霊碑。およそ151mにも及ぶ黒の御影石の壁が続きます。
壁にはベトナム戦争で犠牲となった58,000名以上の人々の名前が刻まれていて、高いところでは10.1フィート(3.1 m) も。いかに多くの人が犠牲になったかが容易に想像できます。
ベトナム戦争戦没者慰霊碑を抜けて右に曲がって少し行くと、木々の間からひっそりと見えてくるのがVietnam Women’s Memorialの像。ベトナム戦争に従事した女性に捧げられた記念碑で、こちらもベトナム戦争戦没者慰霊碑の一部のようです。
戦争には男性兵士だけではなく、看護師などとして多くの女性も駆り出されたということを忘れてはいけないということですね。