【英語】名作スラムダンクの名言を英語で勉強 メガネ君こと 小暮公延編

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英語
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みなさん、チュース!

「名作スラムダンクの名言を英語で学ぶシリーズ」第5弾は、メガネ君こと湘北高校副キャプテンの小暮公延編。

メガネ君は要所要所でいいことを言う隠れた名キャラクターですが、その中から名言を5つ厳選してお送りします。英語の解説が不要な方は、すっ飛ばして読んでくださいね。

※若干ネタバレするかもしれないので注意!

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大人になれよ、三井

大人になれよ三井

Isn’t it about time you grew up? Mitsui…

出典:Slam Dunk #8 P45

スラムダンクを一度でも読んだことがある方であれば、絶対に知っている名言中の名言。メガネ君がトレードマークのメガネを外すと、イケメンなことが判明した瞬間でもありますね。

また、”大人になれよ”は普段使いもできそうなフレーズなので、是非英語で覚えてしまいましょう。

Isn’t it~

isn’t, aren’t, won’tなどの否定分でありながら疑問文なものをnegative questions(否定疑問文)と言います。”~じゃないの?”と言いたいときに使えます。

“It’s about time you grow up.”で、”そろそろ大人になるときだ”という意味です。これが否定疑問文になると、このシーンの”Isn’t it about time you grew up?”になります。訳すと”そろそろ大人になる時じゃないのか?”ということになります。

negative questions(否定疑問文)に関しては、下記の安西先生編でも解説しているので、よろしければご参考ください。

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夢見させるようなことを言うな

You made promises and then you walked away!!

出典:Slam Dunk #8 P178

普段冷静で優しい小暮副キャプテンですが、作品上唯一感情をむき出しに怒った印象的なシーンですね。

ただし、この名言も英語版となると表現が変わります。英語版を直訳すると、”お前は約束したのに逃げ出したじゃないか!”といった感じです。

make a promise

約束をするという意味で、英会話でもよく使うフレーズです。

このシーンでは、promisesと約束が1つではなく複数です。これは、ミッチーが湘北を強くする、日本一にする(全国制覇)と、1つだけではなく複数言及していたからですね。

walk away

立ち去る逃げ出すという意味で、こちらも英会話でよく使うフレーズです。

このシーンのメガネ君のセリフが意味するのは、バスケ部から逃げ出したじゃないか!ということですね。

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泣かすなよ・・・問題児のクセに・・・

泣かすなよ・・・問題児のクセに・・・

Enough of that, this trouble maker here…
You don’t want to see me cry do you…

出典:Slam Dunk #21 P111

陵南高校との死闘を終えた後、Trouble maker(問題児)の桜木花道から言われたことに対して返したメガネ君の一言。自分自身3年間頑張ってきたこともあり、さすがの小暮副キャプテンも涙腺が緩んでしまう瞬間です。

don’t want to ○○

○○に動作(動詞)を入れることで、○○したくないと言うことができます。

例えば、”I don’t want to go to school.”で”学校に行きたくない”となります。

このシーンでは、”You don’t want to see me cry~”で、”お前は泣いている俺を見たくない~”となります。

反対の意味のwant toについては、下記の記事でも解説してますので、よろしければご参考ください。

~, do you?

上述の”You don’t want to see me cry~”のあとには、do you(?)と続きます。

これはquestion tags(付加疑問文)というもので、文末に”~, do you?”や”~, aren’t you?”と付けることで、“~でしょう?”とか“~だよね?”という意味を持たせることができます。

この際、メインとなる~の文が肯定文(are, do, does, did, will, canなど)であれば、文末は否定文になります。例えば、”You are a Japanese, aren’t you?”で、”あなたは日本人だよね?”となります。

反対に、メインの~の文が否定文(not, don’t, doesn’t, didn’t, won’t, can’tなど)であれば、文末は肯定文になります。このシーンは、まさにこれですね。

“You don’t want to see me cry, do you?”で、”俺が泣いているのなんて見たくないだろう?”と言った意味になります。

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後悔の念が強い分、あいつは過去を美化し今の自分を責める傾向がある

In his heart, he has an intense regret over it
That makes him blame himself and push himself even harder to make up for it.

出典:Slam Dunk #26 P21

山王戦序盤、ベンチにてメガネ君がミッチーの性格を解説するシーン。だてにメガネをかけてないメガネ君の明解な分析。チームメイトをよく理解している、優しい副キャプテンな一面もうかがえますね。

このフレーズは長いので、英会話でよく使う文法を1つだけピックアップします。

make ○○ □□ 

○○に□□させるという意味で、英会話でもよく使うフレーズです。○○には人やもの、□□には動作(動詞)が入ります。

このフレーズでは、makes him blame himselfの○○がhim、□□がblame(非難する)になります。

つまり、彼に非難させる+himself(彼自身)⇒ 彼に彼自身を責めさせる、転じて(後悔の念が強いから)彼は自分自身を責めるとなります。

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2年間も待たせやがって

2年間も待たせやがって

In these past 2 years…I have always been waiting for this day…

出典:Slam Dunk #28 P118

山王工業戦後半の苦しい場面で、ゴリが身体をはり(スクリーンをかけ)、ミッチーが得意の3Pを決めるというコンビプレー直後のメガネ君の名言。

このシーンのストーリー構成、画力、そして名脇役メガネ君の名言と、作者の井上先生へのリスペクトが止まらないシーンでもあります。

have been ○○ing

Present perfect continuous(現在完了進行形)というやつですね。Present perfect(現在完了形)+ present continuous(現在進行形)という文法で、過去から今現在も続いているということに使います。

メガネ君は高校1年の時から3年になる今の今まで、ゴリとミッチーが協力してプレーするのを首を長くして待っていました。まさにこんなシチュエーションに使える文法が、present perfect continuous(現在完了進行形)です。

首を長くして待っていたことがあった際には、このpresent perfect continuous(現在完了進行形)を使ってやりましょう。

なお、現在完了形や現在完了進行形は日本人にはわかりづらい文法ですが、下記の記事で紹介している名著English Grammar in Useで勉強するのがおすすめ。挿絵や図入りの解説で、ネイティブスピーカーのニュアンスが理解できるようになりますよ。

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Conclusion

いかがでしたでしょうか。

脇役ながら名言の多いメガネ君のセリフから5つ厳選して、英会話でも使用頻度が多い熟語や文法をお送りしました。

今回ピックアップした熟語や文法はそれほど難しいものではありませんが、普段使いできるとナチュラルな英語が話せるものです。メガネ君の名言と併せて、サクッと覚えて使えるようになってしまいましょう。

なお、下のリンクは英語版スラムダンクなので、スラムダンクを読んで英語の勉強をしたくなった方は、是非トライしてみてくださいね。

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