みなさん、オラ!
謎多き世界遺産の1つとして有名なナスカの地上絵ですが、実は旅人にはそれほど人気がありません。
南米を周遊しているバックパッカーの中でも、行きたい・行って良かったという肯定派と、行かないといった否定派と評価は2つに分かれます。
ということで今回は、実際にナスカの地上絵を堪能した筆者が、ナスカの地上絵の魅力をシェアいたします。
なぜ人気がないのか
誰もが知っているナスカの地上絵ですが、そもそも何故それほど人気がないのでしょうか?
旅先でよく聞いた声は、下記のようなものです。
たしかに、地上絵はTVなどの映像で見るよりもわかりづらいですし、セスナ酔いもします(笑)
結果、ナスカを訪れない日本人は多いのが現状です。
旅人に人気のマチュピチュやボリビアのウユニ塩湖の方が道中大変ですが、アクセスの良いナスカの地上絵の人気がいまいちなのは残念でなりません。
しかし、個人的にはナスカの地上絵は一見に値すると思います。
ナスカの地上絵への旅 おすすめの3つの理由
ナスカの地上絵を見ておいた方が良いといえる、3つの理由があります。
費用はそれほどかからない
ナスカの地上絵はセスナに乗って観覧するため、コストがかかると思われがちです。
しかし、金銭感覚は人によって異なりますが、費用はそれほど高くはありません。
参考までに、僕の場合はリマからナスカでの1泊2日の旅程で、だいたい140ドルくらいで済みました。
内訳は下記の通りです。
長期旅をしているバックパッカーの方にとっては高く感じるかもしれませんが、1ドル110円計算で15,455円です。
セスナに乗ってナスカに一泊して1万円台なら、全然安いのではないでしょうか?
お金は後からいくらでも稼げますが、日本人にとっては南米ペルーを旅する時間を作る方が大変です。
セスナを体験できる

セスナに乗ったことがあるという方は、あまり多くはないのではないでしょうか?
僕にとってはナスカでのセスナ搭乗が初体験だったのですが、これだけでも良い経験と思い出をつくることができました。
セスナ飛行の際は、初めて飛行機に乗った時のような高揚感があったことを覚えています。
また、セスナ遊覧は他の旅人とたいてい同乗になりますが、一緒に盛り上がれること間違いなしです。
僕はアイルランドのお兄ちゃん4人組と同乗になりましたが、大の大人5人が子どものようにテンションが上がり大盛り上がりでした。
話のネタになる

誰もが知っている世界遺産のナスカの地上絵を、セスナに乗って見たというのは話のネタにもなります。
南米や世界一周をした旅人でも、ナスカの地上絵をスルーすることが多いのでなおさらです。
たしかに、ナスカの地上絵はセスナから見ると、思ったより小さく線も薄いのでわかりづらいですが、見つけづらいからこそ「どこだ、どこだ?」「あそこだ、あそこ!」と盛り上がることができ、良い思い出になります。
また、地上絵を見つけることができたら写真を撮りたいのが人のサガで、これがセスナ酔いを増長させるのですが、これもこれで良い思い出になります(笑)
離陸直後はみんな興奮を抑えきれず盛り上がるものの、セスナ酔いで大の大人がグッタリして帰還するのも、なんとも滑稽で乙です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
費用が高かったり、地上絵が見えづらかったり、セスナ酔いをするなどの理由から、ナスカの地上絵はマチュピチュやウユニ塩湖と比べると人気がやや劣りますが、旅好きであれば是非訪れておきたい観光スポットです。
せっかく日本から地球の反対側のペルーに旅行するのであれば、1~2万円を節約するために貴重な体験を逃す方がもったいないのではないでしょうか?
もし、ナスカの地上絵に行こうか迷っているのであれば、是非足を運んで実際に自分の目で地上絵を見てみることをおすすめします。
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