みなさん、オラ!
南米ペルーのマチュピチュは、世界でもっとも人気の観光スポットといっても過言ではないですが、マチュピチュ観光の際はあわせてワイナピチュ登山もおすすめです。
そこでこの記事では、実際にマチュピチュとワイナピチュをくまなく散策した筆者が、ワイナピチュの魅力をシェアいたします。
ワイナピチュとは?
マチュピチュの眺め(上記画像)は非常に有名ですが、マチュピチュのうしろにそびえ立つ山がワイナピチュです。
ワイナピチュの意味は、13~16世紀に栄えたインカ帝国の公用語のケチュア語で「若い峰」を意味します。
ちなみに、マチュピチュは「老いた峰」という意味です。
ワイナピチュはインカ帝国の王の顔のように見えるといわれていて、山頂が鼻、左側の山があご、右側の部分がおでことみると、それっぽくも見えます(誰の顔にも見えなくもないがw)
このワイナピチュには、事前に予約した旅人だけが入山することができます。
ワイナピチュ登山 おすすめ理由
ワイナピチュ登山をおすすめする理由は3つあります。
山頂から見下ろすマチュピチュの絶景
ワイナピチュの山頂から見下ろすマチュピチュは、まさに絶景です。
とくに早朝にワイナピチュに登ると、マチュピチュは朝靄に覆われていてはじめは良く見えません。
時間が経つにつれ、流れる雲の隙間から少しずつ姿をあらわすマチュピチュは、なんとも神秘的です。
その情景は写真や動画からは100%伝えることができない、ワイナピチュの頂上に辿り着いた者にしか味わえない光景です。
ワイナピチュを登らなければ、ゼッタイに見られない場所がある
ワイナピチュには、くまなく周った者にしか辿り着けない場所がいくつかあります。
その場所の1つが、月の神殿です。
ワイナピチュ登山をするほとんどの旅人は、体力が尽きない限りその頂を目指しますが、頂上に登っただけでは月の神殿にたどり着けません。
月の神殿への道中は長く険しいため、足を運ばない旅人も多いですが、大勢の人で賑やかなワイナピチュ山頂とは違い、静寂に包まれた神秘的な雰囲気を味わうことができます。
限られたワイナピチュ登山者の中でも、さらに限られた者のみに与えられる、至極のご褒美といえます。
圧倒的達成感
ワイナピチュの道は非常に険しく、頭をかがめたり、手を使って登らなければいけないほど急こう配の階段もあります。
途中で体力を使い果たし、登頂を断念する方もチラホラいるほどです。
しかし、その険しい道のりを自分の足で歩き、ようやく辿り着いた先で眺める絶景を味わうと、最高の充実感と達成感を得られること間違いなしです。
僕はマチュピチュ村の宿で仲良くなったドイツの兄ちゃんと、マチュピチュとワイナピチュの両方をまわりましたが、2人ともワイナピチュに登って良かったと大満足しました。
ワイナピチュ登山の注意点
ワイナピチュ登山にあたり、以下の注意点があります。
ワイナピチュは遺跡保護のため、1日400名までと入山制限されています。
さらに、ワイナピチュ登山の予約は、日本語に対応していない公式サイトか旅行代理店を通して予約するしかありません。
また、ワイナピチュ登山は非常に人気が高いので、1カ月先であっても予約が埋まっていることもザラです。
僕も8月下旬に予約を試みたものの、9月下旬まで予約が埋まっていて、旅のスケジュールを大幅に変更するハメになりました(笑)
ちなみに、毎年1~3月はボリビアのウユニ塩湖の鏡張りが見ごろになり、あわせてマチュピチュを訪れる旅行者が多いので予約が殺到します。
よって、ワイナピチュ登山をしたい方は、1カ月以上前から予約するようにしましょう。
なお、ワイナピチュの予約方法を下記の記事で解説しているので、是非あわせて参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
世界的に人気の観光スポットであり世界遺産でもあるマチュピチュを訪れる旅人は多いですが、ワイナピチュを登山する方はあまり多くありません。
ワイナピチュ登山は予約もしづらく、充分な体力や時間が必要なのでなかなかハードルは高いですが、登ったものにしか味わえない絶景、達成感、一生の思い出を得られること間違いありません。
日本から地球の裏側のマチュピチュを訪れるのであれば、是非ともワイナピチュにも登ってみてはいかがでしょうか?
その他、ペルー関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。