【英語】イギリス英語・オーストラリア英語の特徴

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みなさん、こんにちは。

英語は大きく分けて、イギリス英語とアメリカ英語の2つに分けられるということは周知のとおりですが、日本では戦後教育もあり、アメリカ英語が主流になっています。

映画や音楽などのエンターテイメントの類もアメリカ発のものが多いので、アメリカ英語が身近に感じるかもしれませんね。

ところで、本場の英語のイギリス英語はアメリカ英語と比べて何が違うと思いますか?英語を一から勉強しようとする方や、語学留学の留学先を検討している方にとっては気になるところでしょう。

そこで、今回はイギリス英語の特徴を、アメリカ英語と比較してみます。また、イギリス英語がベースとなっているオーストラリア英語の特徴も併せて少し触れていきます。

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British English(イギリス英語)

イギリス英語とアメリカ英語の代表的な大きな違いは以下の3つ。

  • Spelling(スペル)
  • Pronunciation(発音)
  • Vocabulary(語彙)

では、この3つの違いを具体的に見ていきましょう。

スペル

イギリス英語とアメリカ英語を比べると、以下のような違いがあります。

イギリス英語アメリカ英語
centrecenter
realiserealize
colourcolor
get, got, gotget, got, gotten

基本的に語尾は”re”,”se”,”our”と表記されます。PCなどでイギリス英語のスペルで入力すると、間違い扱いされてしまいます。

また、Past Participle(過去分詞)がPast Simple(過去形)と同じ表記になります(上記”get”を参照)。

発音

発音では、“a”の発音が違う時が多いです。

 イギリス英語アメリカ英語
tomato təmάːtəʊ  (トマート)təméɪṭoʊ (トメイトゥ)
can’t kάːnt (カーント)kˈæːnt (キャント)

※ 本来、英語の発音を日本語で表記するのは適切ではありませんが、イメージしやすいようにカタカナ表記も入れました。

語彙

語彙の違うものは、挙げるとキリがありませんが、いくつかpick upします。

 イギリス英語アメリカ英語
フライドポテトchipsfries
エレベーターliftelevator
薬局pharmacydrug store
スーパーマーケットsuperstoresupermarket
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Australian English(オーストラリア英語)

イギリス人のオーストラリアへの入植という歴史から、オーストラリア英語のベースはイギリス英語になります。そのため、基本的な文法やスペルはイギリス英語とほとんど同じです。

その昔、UKからオーストラリアに移住をした人たちが、ロンドンの下町なまりの英語を話していたものが、オーストラリア英語だと言われております(諸説あり)。

オーストラリア英語の特徴は、特有の”なまり”があることで知られていますが、そちらの詳細は下記の記事にまとめてありますので、是非ご参考ください。

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疑問 でも習得するならアメリカ英語の方がいいの?

日本教育ではアメリカ英語が使われていたり、今日現在世界の中心はUSAであることもあり、イギリス英語やオーストラリア英語に抵抗がある方もいらっしゃることでしょう。

実際のところどうでしょうか?

会話ができればどちらでもOK

結論から申しますと、コミュニケーションをとる相手と相互理解ができ、会話や文字のやり取りができれば問題ありません。

周知のとおり、英語は世界の共通言語なので世界中の人々によって使われます。中東系、インド系、スパニッシュ系、そして我々日本人など、話してそれぞれに独特のアクセントがあり、ネイティブスピーカーであっても、聞き取りづらいこともあるほどです。

となると、イギリス英語とアメリカ英語の細かな違いなどは、もはやどうでもよい次元になってしまいます。個人的なこれまでの経験からみても、ビジネスシーンでもプライベートでも特に不便さを感じることはありません。

といっても、どうせ習得するなら自分に合った英語を一から勉強したいという方もいらっしゃると思います。こちらに関しては、下記記事に詳細をまとめてありますので、よろしければ参考にしてみてください。

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Conclusion

いかがでしたでしょうか?

まとめますと、イギリス英語・オーストラリア英語は主に、

  • スペル
  • 発音
  • 語彙

がアメリカ英語と比べると異なります。

スペルでは、語尾がre, se, ourであったり、過去分詞の形が過去形と同様です。発音は”a”の発音が異なる場合が多く、語彙に関しては全く異るものが多々あります。

なお余談ですが、英文法の勉強に定評のあるGrammar in Useシリーズは、イギリスの名門University of Cambridge(ケンブリッジ大学)出版につき、標準仕様はイギリス英語。初級・中級のみになりますが、アメリカ英語版もラインアップされているので、これから英文法を勉強する方は、是非下記記事も参考にしてみてください。

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