皆さん既にご存じのとおり、英語は大きく分けると、イギリス英語とアメリカ英語の2種類に大別することができます。
ここで英語学習者、とりわけ海外へ語学留学を検討する場合、大きな選択をする必要がでてきます。
勉強するならどちらがいいの?
結論から申し上げますと、どちらがいいのかといった明確な答えは正直ございません。好きな方を選べばいいじゃん、ということですね。両者に多少の違いはありますが、我々日本人にとって英語は英語、大きな問題や違いはありません。
しかしながら、できるだけ自分の趣味嗜好、目的に合った方を学習していきたいですよね。ということで、イギリス英語に向いている方、アメリカ英語に向いている方を、独断と偏見でまとめてみます。
イギリス英語向けの方
オーストラリアやニュージーランドなどイギリスと関係の強い国や、ヨーロッパを中心に活動を検討しているのであれば、イギリス英語がmatchするでしょう。また、UK rockやヨーロッパ文化が好きな方も、イギリス英語が合うでしょう。
Europeanの話す英語はイギリス英語がbaseとなっている場合が多いです。またフランス人の友人曰く、彼らが英語留学する際は、アメリカ英語圏ではなく、地理的にUKに行く人が多いようです。
発音に関しては、アメリカでイギリス英語を使うと馬鹿にされることがあります。映画Terminator(ターミネーター)でおなじみのArnold Schwarzenegger(アーノルド・シュワルツェネガー)もUSAに拠を移した際に、英語が伝わらずアメリカ英語に矯正したという逸話があります。

私も旅でUSに訪れた際に、英語が伝わらず軽くあしらわれたといったこともしょっちゅうです。まあ、海外あるあるですし、私の場合はAsia人に対する差別だったり、ただ単に発音が悪かっただけかもしれませんが(笑)
しかしながら、オーストラリア英語baseのイギリス英語であっても、旅の最中で会話に大きな支障をきたすことはありませんでした。

アメリカ英語向けの方
USAやカナダといった北米、またはアメリカの影響の強い地域で活動するのであれば、アメリカ英語が良いでしょう。また、映画や音楽などUSA entertainmentが好きな方、日本で英語をしっかり勉強されている方も、アメリカ英語の方が馴染みがあるので良いと思います。
発音に関してはイギリス英語と同じく、イギリスでアメリカ英語を使うと馬鹿にされることがあるといいます。両国ともそれぞれ自分たちのprideがおありのようです。

世界中を股にかけたい方
国、地域、人種を問わず世界中で活動をしたい方は、イギリス英語とアメリカ英語の両方の理解が必要でしょう。
英語はnative speakerだけではなく、世界共通言語として世界中で使用されています。世界中を活動拠点にするのであれば、イギリス訛りだからわかりづらい、アメリカ英語だから聞きやすいなど、このような言い訳は通用しません。
Privateな活動ならともかく、businessの世界では様々な国籍の人が話す英語を理解しなければいけません。ですから、イギリス英語やアメリカ英語といった違いにこだわってはいられません。
郷に入れば郷に従えというように、相手に対する敬意を持って世界共通画言語である英語を駆使しましょう。

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