Good day mate!
オーストラリアに旅するのであれば、一度は訪れておきたい場所が、オーストラリアの代表的な観光地の1つウルル。日本では「エアーズロック」の名称で有名ですね。
そこで、今回はウルル周辺の遊び方をshareしたいと思います。
予習 正式名称はウルル
サンライズに照らされ、紅く染まるウルル
そもそも、「ウルル」とは古くから先住民アボリジニが呼んできた呼び名で、現在では正式名称もウルルとなっています。オージーとの会話の中でも「エアーズロック」より「ウルル」と呼ぶ方が一般的。私も先住民への尊敬の念を込めて、ウルルと呼ぶことにしています。
なお、エアーズロックの呼称は、1872年に西洋人に発見され、当時の南オーストラリア植民地総督Henry Ayersにちなんでエアーズロックと名付けられたのが名前の由来。

カタジュタにも行くべし
日没間近のカタジュタ
ウルル周辺にはカタジュタと呼ばれる、アボリジニの言葉で「たくさんの頭」を意味する巨岩群があります。このカタジュタとウルル一帯は、ウルル・カタジュタ国立公園とされていて、世界複合遺産になっているので、カタジュタにも是非足を運びましょう。
なお、カタジュタはあの宮崎駿監督の名作、「風の谷のナウシカ」のモデルになったとの、まことしやかな噂がありますが、公式発表はなく真相は不明です。
余談ですが、カタジュタはウルルと同じく1872年に発見され、当時のスペイン王妃Olgasにちなんでオルガ岩群という呼称もあります。

レンタカーまたはレンタルモーターサイクルで自ら周るべし
さて、このウルルとその周辺ですが、「地球のへそ」と言われオーストラリアのほぼ中央に位置するだけあり周囲は大自然。旅の拠点となるエアーズロック・リゾートと、そこから約300km離れた同じく人気の観光地キングスキャニオン以外は何もありません。
そんな場所だからこそ、レンタカーやレンタルバイクで自ら周ってみることをおすすめします。
複数人で行くならゼッタイレンタカー
Photo credit: www.theinlandsea.com.au
一人旅で車を借りるとなるとかなり割高になりますが、複数人で行くならレンタル代もガソリン代も仲間内でシェアできるので、レンタカーがゼッタイおすすめ。
海外での運転が不安な方もいらっしゃるかと思われますが心配無用。国立公園内はほぼ1本道のため迷うこともないですし、オーストラリアの道路は日本と同じ左側通行、車も右ハンドルなので、日本で運転するのと環境は同じです。
ただし、まわりは一面大自然。急な動物の飛び出しもあり得るので、その点は肝に銘じて安全運転を心がけましょう。
単車乗りは黙ってハーレーダビッドソン
Harley Davidsonでウルルを目指す
もしあなたが単車野郎なら、黙ってハーレーダビッドソンを借りて、地球のへそを駆け抜けてやりましょう。
レンタル費用やデポジットはべらぼうに高いですが、間違いなく良い思い出になります。また、単車を借りてまで遊ぶ人はオージーを含めても稀のため、話のネタになること間違いなしです。
レンタカー、レンタルモーターサイクルの予約方法
車も単車もレンタルショップは、旅の拠点となるエアーズロックリゾートにあるので、現地で借りることができます。ただし、ハイシーズンにウルルを訪れるのであれば、借りられないということもありえるので、事前にネット予約しておいた方が良いでしょう。
レンタルショップ
- Hertz : レンタカー会社。日本語対応。
- NAVITOUR Australia : 旅行代理店。日本語対応。
- Uluru Motorcycle Tours : Rental motorcycle shop. 英語のみ。
【参考】
2012年10月当時、レンタルショップで借りるのも旅行会社を通して借りるのも同じ価格だったため、ブリスベンのナビツアーさんを利用しました(2020年11月現在、ブリスベン支店は閉鎖)
※レンタルコストや旅の詳細は、別記事にて掲載予定。

ウルル登山は禁止になりました
登山禁止ですよのお知らせ。嗚呼、無念。
2019年10月26日よりウルルの登山が禁止されました。
そもそも、ウルルはアボリジニにとっては聖地であり、以前から禁止を望む声があり、登山するのであればその点を理解、念頭に置いて登山するようにと様々な媒体で言われていました。
ウルル登山は天候条件によって制限されており、気温36℃以上、強風、雨天時は登山が禁止とされていました。ウルル登山をしたいのであれば、夏を外した5~10月あたりがベストシーズンでした(私は10月下旬に訪れましたが、気温はギリギリOKでしたが強風のため登山できませんでした)。
また、アボリジニの儀式などがある場合も登山禁止となるため、事前の調査及び運の引きの強さが要求されました。
※ この記事を初めて書いた時は、まだウルル登山が禁止されていなかったため、内容を修正してここに残すこととします。
Conclusion
ウルルが位置する大陸中央部は乾燥した砂漠気候。11月~4月が夏にあたり、平均最高気温は30℃以上、過去の記録で50℃を記録したこともあるが、夜は気温が下がり過ごしやすくなります。6~9月の冬は最高気温20℃程度と昼は過ごしやすいですが、反対に夜は10℃以下まで冷え込みます。
ウルルのサンライズツアーを見に行く方も多いかと思われますが、現地での日の出待ち時間は長く、夏でもTシャツ1枚では少し寒いです。冬の明け方はかなり冷え込むと想定されるので、しっかりとした防寒具を持参しましょう
このようにウルル周辺は季節によって環境がかなり変わりますので、旅の時期設定と天候に合わせた適切な装備を心がけると良いでしょう。
