みなさま、ボンジュール。
11月も半ばを過ぎ、だんだんと肌寒く、そしてクリスマスの雰囲気が醸し出されてきました。
By the way, クリスマスツリーはフランス北東部のアルザス地方が発祥地ってご存知でしたか?(諸説あり)
今回はラッキーなことに、海外出張中にこのアルザス地方の一都市、ドイツとの国境近くに位置するストラスブールに立ち寄る機会がありました。しかも、現地フランス人同僚の案内付き。
ということで、今回はフランスのストラスブールネタを少々お届けいたします。
【世界遺産】ストラスブールのグラン・ディル
ストラスブールは長い歴史上、ドイツ・フランス間で幾度も互いの占領下に置かれ、支配国が変わり続けた街。
そんなこともあり、今では欧州のいくつかの重要機関の本部が置かれている街でもあります。
そのストラスブールの中心地でイル川に囲まれた島状の区域があり、グラン・ディルと言われ世界文化遺産に指定されています。

フランス人の同僚が、ストラスブールの歴史を街の模型を使って説明してくれている図。
寒空の中だが、一同真剣に聞き入る。

街の中をぞろぞろ練り歩く。
既に結構寒いが、街の雰囲気が素敵で楽しい。

普通の街並みなのに、ただただ美しい。
ノートルダム大聖堂

1439年に建設された高さ142mのノートルダム大聖堂は、ストラスブールのシンボル。
自身初のヨーロッパだっただけに、欧風建築物にやや興奮。
外観は威風堂々たる佇まい。
それにしてもデカイ!
展望台にも登れるらしいが、訪れた時は残念ながら時間的に既に遅し。
出張の合間に訪れたので仕方あるまい。諦めて聖堂内に入ってみる。

へたくそ写真からでさえ伝わる(そんなにわからんかも汗)、荘厳さと静寂。
オーストラリアやマカオ、そして長崎などで教会を訪れたことはあるが、このノートルダム大聖堂はちょっと別格。
私史上最も印象に残るthe best of church.

それはそれは立派な天文時計。
からくり人形が仕込まれているらしい。

街中からのノートルダム大聖堂。
画になる。
腕の悪さ上、写真の軸が若干曲がってるが。
クリスマスツリー発祥の地
「この辺はクリスマスツリーの発祥地で、ここにも巨大なクリスマスツリーが立つんだ。」
とフランス人同僚。
が、11月初旬はストラスブールを訪れるには少々早すぎたようだ。

何もねぇ。。。
もう少しするとこのクレベール広場には、巨大なクリスマスツリーが出現しワイワイするらしいが、この時は残念ながらこの状態。

似たような角度からの画像を拝借。
実際は絶対楽しいやつじゃん!絶対美しいやつじゃん!
そういや、ニューヨークのロックフェラーセンターも時季外れに訪れて何もなかったじゃん。
無念であります。

しかしながら、街角のお店も少しずつクリスマス支度。
流石本場のクリスマスデコレーション、風情があります。
夕飯
そそくさと街歩きをした後は、予約されているレストランで夕飯。
実はそれなりに評判がいいとこのようで、Le Clouという素敵な雰囲気のレストラン。

総勢約30名でワイワイ

フランス人同僚のオススメ、オレンジ風味のビール、ピコンがうまい。
乾杯は一同こいつで。

アルザス料理のタルト・フランベをいただく。最初から最後のデザートまで全部このタルト・フランベだったことにはちょっと笑えたが。
美味しいので全然構わんですけどね。
なお、デザートのアップルパイ的タルト・フランベには、ブランデーをかけてフランベしておいしくいただきました。
レビュー
ストラスブールはとっても良いとこ(語彙力)。
時間の余裕さえあれば、もっとゆっくり街歩きをしたり、イル川を遊覧船で廻ってみたいところ。
また、12月のクリスマスマーケットで賑わう頃にも是非一度は訪れたいですね。
自身初フランス訪問でしたが、観光だけではなく、食べ物飲み物も非常に美味しく、さすがの御フランスでございました。
出張中はドイツ飯ばかりだったので、余計に美味しく感じたのかもしれませんが。
ストラスブールはこじんまりとした街なので、丸一日あれば十分楽しめるかと思われます。
また、首都パリからもTGVで1時間50分とアクセス良きなので、お近くにお越しの際は是非足を運んでみると良いでしょう。
私もいつかまたストラスブールへ戻ってきたいと思います。
では、Au voir!