みなさん、スラマッスィアン。
インドネシアの首都ジャカルタは、東南アジア最大都市とも言われる大都市ですが、空の玄関口となるのがスカルノ・ハッタ国際空港です。
そこで今回は、スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へのおすすめの行き方を、インドネシアのジャカルタでノマド生活中の筆者が徹底解説いたします。
なお、この記事の料金表示はインドネシア国内と同様に、1万ルピアであれば10k、1万5千ルピアであれば15kと記載します。
空港からジャカルタ市内への行き方
ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内への主な移動方法は、下記のとおりです。
- Grab、gojek(配車サービス)
- 空港鉄道(エアポートレール)
- エアポートバス
- タクシー
- ホテルや旅行会社の送迎サービス
送迎サービスは、事前に各ホテルや旅行会社に予約をするだけなので簡単です。
ということでこの記事では、Grab&gojek、空港鉄道、エアポートバス、タクシーについて、その特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
Grab、gojek(配車サービス)

空港からジャカルタ市内への移動は、東南アジアでお馴染みの配車サービス、Grabやgojekが便利です。
Grab・gojekのメリット・デメリットは下記の通りです。
空港からジャカルタ市内へは、grabやgojekがもっとも簡単で楽なので、長時間のフライト後で大きな荷物を持っている観光客にとっては、もっともおすすめな方法です。

ターミナル3の国際線到着ロビー2番出口から外に出て左の方に行くと、Grabとgojekの乗り場があるのでそちらでドライバーを待ちましょう。
空港でSIMカードを購入したい方は、出発前の購入を忘れずに。
SIMカードの購入方法の詳細は、下記の記事にまとめてありますので併せてご参考ください。
空港鉄道(エアポートレール)

空港からジャカルタ市内中心地までは、エアポートレールが運行しています。
空港の各ターミナルからスカイトレイン(無料)でエアポートレールのSoekarno-Hatta駅に移動し、そこから電車に乗る流れになります(詳細は後述)。
鉄道移動のメリット・デメリットは下記の通りです。
なお、スカイトレインやエアポートレールの運行時間が限られているため、夜到着のフライトの場合は利用することができません。
最終便に間に合わない場合は、その他の交通手段を利用しましょう。
詳細(路線図・運賃・運行時間など)

まず、上記画像の路線図を確認するとイメージしやすいです。
上部の黄色い枠内が、空港の各ターミナル間を運行するスカイトレインです。
SOEKARNO-HATTA駅から延びる黒いラインがエアポートレールで、MANGGARAI駅(路線図の右側)まで運行しています。
SOEKARNO-HATTA駅からエアポートレール各駅行きの、運賃と所要時間は下記の通り。
降車駅 | 運賃 | 所要時間 | |
Batu Ceper | 35kルピア (約350円弱) | 12分 | Tangerang Lineに乗り換えたい方 |
Duri | 70kルピア (約700円弱) | 31分 | ・Loop Line(Jatinegara方面)に乗り換えたい方 ・Rangkas Bitung Lineに乗り換えたい方 ラッシュ時間は駅構内が非常に混むので注意。 |
BNI City (Sudirman Baru) | 70kルピア (約700円弱) | 46分 | MRT Red Lineに乗り換え 日本人の滞在先で人気のBlok M行きはこちら |
Manggarai | 70kルピア (約700円弱) | 53分 | ・Loop Line(Bogor・Nambo方面)に乗り換えたい方 ・Central Lineに乗り換えたい方 ・Cikarang Lineに乗り換えたい方 |
エアポートレールの運行時間、運行頻度は下記の通りです。
なお、エアポートレールは混雑していないため、切符は現地で購入するのが良いかと思いますが、下記の公式サイトやスマホアプリからも事前に購入できます。
乗り方

ターミナル3の国際線到着ロビーを出たら、左の方向に向かうと上記画像のエレベーターがあるので、Skytrainの案内に従って進みます。

スカイトレインに乗ったら、Stasiun Kereta Bandara駅に移動します(上記画像参照)。
スカイトレインのStasiun Kereta Bandara駅とエアポートレールのSoekarno-Hatta駅は接続しているので、徒歩で迷わずに移動できます。

Soekarno-Hatta駅に到着したら、電車のチケットを購入します。
上記画像の券売機がありますが、駅スタッフもすぐ近くにいるので、購入方法がわからなくても安心です。行きたい駅名を伝えると、手際よく購入手続きを進めてくれます。
なお、決済方法はクレジットカードかデビットカードになり、現金支払いはできないので留意しておきましょう。

車内は綺麗で快適。自由席なので、適当に座りましょう。

エアポートレールにつき荷物置き場もあるので、大荷物の方も安心です。
なお、電車のスピードが激遅という情報も散見されますが、個人的にはそれほど遅くは感じません(下記動画参照 約1分)。
エアポートバス

ダムリ社やビッグバード社のエアポートバスが、空港からGambir(ガンビル)駅やブロックM間を運行しています。
バス移動のメリット・デメリットは下記の通り。
ダムリ社のエアポートバス詳細は下記の通りです。
到着は市内中心地にあるモナスのすぐ横にある、ガンビル駅になります(下記Googleマップ参照)。
タクシー

出典:Bluebird Group
外国人観光客にとっては、Grabなどの配車サービスの方が明朗会計なので安心して利用しやすいですが、タクシーも利用できます。
タクシー移動のメリット・デメリットは下記の通り。
タクシーには通常のメータータクシーや定額のリムジンタクシーなどがあります。
メータータクシーであればブルーバード、定額タクシーであればシルバーバードと、ブルーバードグループがサービスに定評がありおすすめです。

タクシーやバス乗り場は、gojekの乗り場から少し進むと横断歩道があるので、そちらを渡った道路の向こう側になります(上記画像参照)。
なお、到着ロビー周辺ではタクシーの客引きが大勢待ち構えているので、はっきりとNOと断るかシカトして相手にしないほうが得策です。
定額タクシーを利用する場合は、到着ロビーにあるシルバーバードなどのタクシーカウンターで手配しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内への一般的な行き方は、Grabなどの配車サービス、空港鉄道(エアポートレール)、エアポートバス、タクシーになります。
目的地まで最速最短で楽に移動したい方は、Grabやgojekがおすすめです。
コストを抑えたい方、渋滞に巻き込まれたくない方はエアポートレールが良いでしょう。
最安コストで市内中心地へ移動したい方は、エアポートバスがおすすめです。
渋滞のない時間帯、ジャカルタに慣れている方やインドネシア語を話せる方は、通常のタクシーも移動手段の1つになるでしょう。
その他、インドネシア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
