みなさん、スラマッスィアン。
インドネシアの首都ジャカルタは、東南アジア最大都市とも言われる大都市ですが、空の玄関口となるのがスカルノ・ハッタ国際空港です。
そこで今回は、スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へのおすすめの行き方を、インドネシアのジャカルタでノマド生活中の筆者が徹底解説いたします。
空港からジャカルタ市内への行き方
ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内への、主な移動方法は下記のとおりです。
- Grab、gojek(配車サービス)
- 空港鉄道(エアポートレール)
- エアポートシャトル
- タクシー
- 送迎サービス
ということでこの記事では、上記5つの移動方法について、その特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
Grab、gojek(配車サービス)
スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への移動で、旅行者にポピュラーな手段の1つは、Grab(グラブ)やgojek(ゴジェック)などの配車サービスです。
Grab・gojekのメリット・デメリットは下記の通りです。
Grabやgojekを使い慣れた方であれば、スカルノハッタ空港から目的地までもっとも簡単に最短で楽に移動できます。
空港鉄道やエアポートシャトルと料金を比較するとコスト高ですが、長時間のフライト後で大きな荷物を持っている旅行者にとっては、乗り換えがなく目的地まで移動できるのでおすすめです。
Grab・Gojek乗り場
ターミナル3の国際線到着ロビー2番出口から外に出て、左の方に行くとGrabとgojekの乗り場があります(上記画像)。
緑色のGrabとgojekのスタンドがあるので、迷うことはないでしょう。
スタンドにはスタッフがいるので、Grabやgojekのアプリに慣れていなくても配車予約をサポートしてくれるので安心です。
Grabの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
空港鉄道(エアポートレール)
スカルノハッタ空港からジャカルタ市内中心地までは、エアポートレールが運行しています。
鉄道移動のメリット・デメリットは下記の通りです。
空港鉄道(エアポートレール)は、最安水準の料金で市内中心地まで移動でき、道路状況に左右されないので到着時間が読みやすいです。
ただし、運行時間が限られているため、夜到着のフライトの場合は利用することができません。
路線図
スカルノハッタ空港の各ターミナルとSOEKARNO-HATTA(スカルノハッタ)駅間をスカイトレインが運行しています(上記画像の黄色の枠内)。
エアポートレールは、スカルノハッタ駅からMANGGARAI(マンガライ)駅までを運行しています(上記画像の黒線)。
エアポートレール以外の路線につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
運賃・運行時間など
スカルノハッタ駅からエアポートレール各駅行きの、運賃と所要時間は下記の通りです。
降車駅 | 運賃 | 所要時間 | |
---|---|---|---|
Batu Ceper | 3.5万ルピア (約350円弱) | 12分 | Tangerang Lineに乗り換えたい方 |
Duri | 7万ルピア (約700円弱) | 31分 | ・Loop Line(Jatinegara方面)に乗り換えたい方 ・Rangkas Bitung Lineに乗り換えたい方 ラッシュ時間は駅構内が非常に混むので注意。 |
BNI City (Sudirman Baru) | 7万ルピア (約700円弱) | 46分 | MRT Red Lineに乗り換え 日本人の滞在先で人気のBlok M行きはこちら |
Manggarai | 7万ルピア (約700円弱) | 53分 | ・Loop Line(Bogor・Nambo方面)に乗り換えたい方 ・Central Lineに乗り換えたい方 ・Cikarang Lineに乗り換えたい方 |
日本人旅行者の滞在先として人気のブロックMであれば、BNIシティ駅で乗り換えとなり、運賃は7万ルピア(約700円弱)になります。
エアポートレールの運行時間、運行頻度は下記の通りです。
チケット購入方法
エアポートレールのチケットは、スカルノハッタ駅、スマホアプリから購入できます。
エアポートレールは混雑していないため、スカルノハッタ駅で購入すれば良いかと思いますが、事前に購入しておきたい方は、スマホアプリから購入しましょう。
駅での購入方法の詳細は後述します。
スカルノハッタ駅からジャカルタ市内中心地への行き方
スカルノハッタ空港の各ターミナルからエアポートレールのSoekarno-Hatta(スカルノハッタ)駅へは、無料のエアポートレールで移動します。
ターミナル3の国際線到着ロビーを出たら、左の方向に向かうとエレベーター(上記画像)があるので、Skytrainの案内に従って進みます。
スカイトレインに乗ったら、エアポートレールのSoekarno-Hatta駅に接続しているStasiun Kereta Bandara駅に移動します(上記画像)。
事前にエアポートレールのチケットを購入していない場合は、スカルノハッタ駅にある販売機で購入しましょう(上記画像)。
券売機の付近にはスタッフの方もいて、購入方法がわからなくてもサポートしてくれるので安心です。行きたい駅名を伝えると手際よく進めてくれます。
なお、決済はクレジットカードかデビットカード払いになり、現金払いはできないので留意しておきましょう。
車両内の雰囲気
車内は綺麗で快適。自由席なので、適当に座りましょう。
エアポートレールにつき荷物置き場もあるので、大荷物の方も安心です。
なお、電車のスピードが激遅という情報も散見されますが、個人的にはそれほど遅くは感じません(下記動画参照 約1分)。
エアポートシャトル
スカルノハッタ空港から市内のGambir(ガンビル)駅やブロックM間などを、ダムリ社やビッグバード社のエアポートシャトルが運行しています。
エアポートシャトルのメリット・デメリットは下記の通りです。
エアポートシャトルは、Grabやタクシーと比べるとリーズナブルな料金でスカルノハッタ空港からジャカルタ市内まで移動できるので、滞在先がガンビル駅やブロックM周辺であれば、非常に便利で快適に移動できます。
運賃・運行時間など
エアポートシャトルの詳細は下記の通りです。
到着地の1つのガンビル駅は、市内中心地にあるモナスのすぐ横にあります(下記マップ参照)。
チケット購入方法
エアポートシャトルのチケットは、Traveloka(トラベロカ)でオンライン購入できます。
Travelocaは2012年にインドネシアで創業された、旅行プラットフォームを展開する企業です。
残念ながらTravelokaの検索サイトに日本語表記はなく、英語やインドネシア語になりますが、ダムリ社とビッグバード社の両社のバスを検索できるので便利です。
タクシー
外国人旅行者にとっては、Grabやgojekの方が明朗会計なので安心して利用しやすいですが、タクシーも利用できます。
タクシー移動のメリット・デメリットは下記の通り。
特徴やメリットはGrabやgojekと同じですが、ぼったくられる可能性もあるので注意が必要です。
タクシーには、通常のメータータクシー、定額のリムジンタクシーなどがあります。
タクシー会社はブルーバードグループがサービスに定評があり、メータータクシーならブルーバード、定額タクシーならシルバーバードがおすすめです。
定額タクシーは、到着ロビーにあるタクシーカウンターで手配できます。
タクシー乗り場
タクシーやバス乗り場は、gojek乗り場の少し先にある横断歩道を渡った道路の向こう側になります(上記画像)。
なお、到着ロビー周辺ではタクシーの客引きが大勢待ち構えているので、はっきりとNOと断るかシカトして相手にしないほうが得策です。
送迎サービス
とにかく快適にスムーズに空港からジャカルタ市内まで移動したい方は、ホテルや旅行会社の送迎サービスを利用すると良いでしょう。
送迎サービスのメリット・デメリットは下記の通りです。
送迎サービスは事前に手配をしておけば、現地でドライバーと合流するだけで目的地に移動できるため、もっとも楽な方法といえます。
また、人数や荷物が多くても、送迎サービスであれば適切な車両を事前に手配できるので安心です。
手配の方法
送迎サービスの手配は、滞在先のホテルやオンライン旅行会社で事前に予約できます。
オンライン旅行会社であれば、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookだと、日本語でオンラインで事前予約ができるので安心です。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内への一般的な行き方は、Grabやgojek、空港鉄道(エアポートレール)、エアポートシャトル、タクシー、送迎サービスになります。
Grab・gojekや送迎サービスは、目的地まで最速最短で楽に移動したい方におすすめです。
空港鉄道(エアポートレール)は、コストをなるべく抑えたい方、渋滞に巻き込まれたくない方におすすめです。
エアポートシャトルは、最安コストで市内中心地へ移動したい方におすすめです。
タクシーは、ジャカルタに慣れている方やインドネシア語を話せる方には選択肢の1つになるでしょう。
その他、ジャカルタやインドネシア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。