みなさん、こんにちは。
ロンドンやニューヨーク、シンガポール、などと並び世界有数の都市の1つとなった香港。
香港には親日家が多く、香港人の友人によると、何度も訪日している友人知人が多いようです。なお、2019年の香港人観光客は約229万人にのぼり(日本政府観光局調べ)、同年末時点の香港の人口約752万人(香港政府調べ)から単純計算をしても、3~4人に1人が訪日しているということになります。
そんな親日な香港ですが、逆に我々日本人が訪れるとしたら、どんな楽しみ方があるでしょうか?今回はその香港の遊び方を、私の実体験と現地に住む香港人の友人のオススメなども含めてシェアします。
これはおさえておきたい
飲茶(Yum Cha), 点心(dim sum)
香港旅行と言えばやはり「食」を外すことはできません。様々な料理を楽しむことができる香港ですが、中でも本場の飲茶や点心は是非味わっておきたいところ。
オススメの本場の香港料理店の紹介や、私個人のただの食い倒れ記などは別記事にまとめてあるので是非参考ください。
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Night Viewing(夜景)
香港の見どころの1つが夜景。香港では下記の2か所からの夜景が定番かつ鉄板です。
尖沙咀 (Tsim Sha Tsui)
こちらは現地香港人もオススメする、間違いのない夜景スポット。とくに毎日夜20時より行われるsymphony of lights(シンフォニー・オブ・ライツ)はおさえておきたいところ。
観光客だけではなく現地のcoupleも多く、香港人にとっても人気の場所。そのためshowの前後は非常に混むので、早めに現地に行ってbest positionを確保することをオススメします。
Victoria Peak(ビクトリアピーク)
夜景といえば、こちらのビクトリアピークもオススメ。ただし人気がある場所なので、行き帰りのpeak tram(ピークトラム)や山頂は激混みするので覚悟しておきましょう。
往路の片道分だけピークトラムチケットを購入して、帰りの復路はピークトラムの長蛇の列を避けて、taxiで下山するのもアリです。

Transportation(交通手段)
香港にはイギリス統治時代の名残で、2階建てバスが街中を巡るなど、様々な交通手段があっておもしろいです。便利で簡単なTaxiやMTRを利用するのもいいですが、香港ならではの移動手段を使って街歩きをしてみると、香港をもっと楽しめますよ。
Tram(トラム)
中環などがある香港島側での移動では、こちらのトラムに乗ってみてはいかがでしょうか?車内は混んでいることも多く、backpackなど大荷物での乗車は少々肩身が狭いので、軽めの荷物で乗車することをオススメします。
運賃も、一律大人HK$2.6(3-12歳のお子様はHK$1.3)と格安。(2020.9月現在)
Ferry(フェリー)
中環や湾仔などがありVictoria harbour(ビクトリアハーバー)の南に位置する香港島と、尖沙咀などがある北側の九龍半島間を運行するフェリー。一度はゆったりと、香港の景色を楽しみながらビクトリアハーバーを渡ってみるのも悪くないでしょう。
路線は、中環⇔尖沙咀、湾仔⇔尖沙咀の2つで、ともに大人は平日はone way HK$2.2~2.7、土日祝はHK$3.1~3.7となっています。(2020.9月現在)

ここは行っておきたい 香港島篇
既に上述した通り、香港は北側大陸部に位置する九龍半島と、南側の香港島と大きく2つに分けることができます。
そこでまず、香港島で訪れておきたい場所をいくつかpick upしてみましょう。
中環(Central)
香港はアジアの中だけではなく、世界的に見ても重要なbusiness都市の1つとなっていますが、中環はその香港の金融の中心地です。日本で言えば東京証券取引所のある日本橋の兜町、USAで言えばNYSE(ニューヨーク証券取引所)のあるWall street(ウォールストリート)と言えます。
Mid- Levels escalator
全長約800mあるエスカレーター。出発点であるこの場所は、cameraに1枚収めんと観光客が群がります。800mと言っても断続的に繋がっているため、途中下車可能。
少し昇った中腹あたりのエスカレーターの側道にはお洒落なバーなどもあるので、夕方以降の店が賑わい始めた頃合いに立ち寄ってみても良いでしょう。
Victoria Peak(ビクトリアピーク)
上述の”Night viewing(夜景)”でも紹介したVictoria Peak(ビクトリアピーク)ですが、エリア的には中環に位置します。画像のpeak tram(ピークトラム)で頂上を目指すのが一般的です。
HKEX(香港証券取引所)
以前は証券所内を見学できていたようですが、もう見学ツアーは行われていないとのこと。個人的には、香港での一番の楽しみにしていたのだが、誠に遺憾でありました。
なお、外からの写真撮影の許可は頂いたので、何枚か写真を撮らせていただきました。対応頂いたstaffのおばちゃんは良い人でした。
つまるところ、私のような変態を除き、こちらに行っても何ができるということではありませんのであしからず。
HSBC Main building (香港上海銀行本社ビル)
金融業界や投資に関わる人にはお馴染みのHSBCの本社building. 建物前両側に鎮座する2頭の獅子。余談ですが、画像には映ってない反対側の1頭は口を閉じています。

ここは行っておきたい 九龍半島篇
次に北側半島部、九龍半島のオススメをpick upしてみましょう。
尖沙咀(Tsim Sha Tsui)
Niceなレストランや夜景スポットのある尖沙咀。中環がオフィス街ならば、尖沙咀は香港一の繁華街です。
Garden of Stars(ガーデン・オブ・スターズ)
香港一の英雄、李小龍(ブルース・リー)像
“Don’t think, feel!”
老若男女問わず、皆阿呆になって彼を真似て写真を撮る画は微笑ましい。彼の周りには観光客が絶えません。
成龍(ジャッキー・チェン)と洪金寶(サモ・ハン・キンポー)の手形は仲良く隣同士。
旺角(Mongkok)
尖沙咀駅から北へ3駅にあるのが旺角。香港の若者が集まる賑やかな場所で、東京で例えるならば渋谷と秋葉原を併せてギュッとした感じ。香港のローカルフードや流行の最先端を垣間見ることができます。
人でごった返す風景
繁華街に所狭しと並ぶ店で香港B級フードを味わえる。
Conclusion
香港はそこまで大きな都市ではないので、滞在期間を2~3日と設定する方が多いかと思われますが、くまなく香港巡りをすると2日では正直物足りないでしょう。HKの友人も「3日間は滞在しないと」と言っておりますし、私自身の経験からゆっくりたっぷり香港を堪能するのであれば滞在日数3日以上をオススメします。
また旅の予算は、香港の物価の高さを鑑みる必要がありますし、折角だから高級料理を沢山楽しみたいということであれば、充分な旅の資金を用意しておいた方が良いでしょう。