みなさん、シンチャオ。
ベトナムといえば首都ハノイよりもホーチミンシティの方が知名度が高いですが、実はハノイは観光客におすすめの見どころがたくさんあります。
そこで今回は、ハノイの観光スポットや見どころを、元バックパッカー、現アドレスホッパーの筆者が厳選してシェアいたします。
首都ハノイと世界遺産
ハノイはベトナム社会主義共和国の首都で、ベトナムの北部に位置します。
2023年9月現在、ベトナムには合計8か所の世界遺産がありますが、そのうち下記の4か所がハノイ及びその近郊にあります。
ハノイおよびハノイ近郊の世界遺産
- ハノイ・タンロン王城遺跡中心地区(ハノイ市内)
- ハロン湾
- チャンアン複合景観(ニンビン)
- ホー王朝の城塞(タインホア)
上記の4つの世界遺産は、ハノイから日帰りで訪れることができます。
その他4か所の世界遺産はベトナム中部にあり、南部のホーチミンシティ周辺には世界遺産はありません。
ハノイ市内の観光スポット・見どころ
ハノイ旅行では、まずハノイ市内を遊びつくしましょう。
ハノイ市内のおすすめ観光スポット・見どころは下記の通り。
ホーチミン廟周辺
ベトナムの英雄・初代主席ホーチミンが眠るホーチミン廟の周辺には見どころがたくさんあります。
まず、ホーチミン廟のすぐ裏手(となり?)には、ホーおじさんとの愛称で今もベトナム国民に愛されるホーチミンの、晩年過ごした家や大統領府、実際に使用した愛車などを見て周れます。

また、ホーチミン廟から少し東に行くと世界遺産の1つになっているタンロン遺跡があります。

なお、炎天下のハノイの街歩きは体力を激しく消耗するので、帽子や水分補給は必須です。

ベトナムといえば、濃くて甘いベトナムコーヒーを飲まずして始まりません。
カフェでベトナムコーヒーでも飲みつつ、こまめに休憩を取りながら散策するとより楽しめますよ。
旧市街

汗ばむ陽気の中、旧市街散策はハノイのローカルを味わえて楽しいです。
気になる物品があれば買うも良し、ただただ街を徘徊し露店を見て周るのもよし。現地の人の会話する声、街の独特の匂い、五感をフルに使って練り歩きましょう。
ホアンキエム湖周辺

ホアンキエム湖の周辺は、レジャーシートを敷いてまったりする人や、散歩をする人たちが大勢おり、ローカルの人たちの憩いの場になっています。
僕がホアンキエム湖周辺を訪れたのは土曜日だったため、あたりは歩行者天国となっており、ハノイチルドレンが元気に遊んでいました。

なお、ホアンキエム湖のゴックソン祠では、巨大な亀様(剥製)を拝むことができます。
ベトナム飯巡り&街歩き

ベトナムといえば、本場のフォーを食べずにはいられません。
小腹が減ったら本場の旨いフォーの店にこまめに立ち寄ると、色んなフォーを満喫できます。

その他、街ではストリートバーバーを見かけたり、カフェも多いので飽きませんよ。
ハノイ近郊の観光スポット・見どころ
ハノイ市内を楽しんだら、是非ハノイ近郊にも足を運んでみましょう。
旅行者に人気の観光スポット・見どころは下記の通り。
ハロン湾

ハノイ近郊の人気No.1の観光地が、世界自然遺産のハロン湾です。
ハロン湾観光には、下記のような選択肢があります。
なおクルージングは、所要時間が4時間か6時間の2種類のコースがあります。
現地にて乗り合いクルーズ船に乗船
時間に余裕のあるバックパッカー向けの方法です。
僕は自力でハロン湾まで行き、現地にて乗り合いクルーズ船に乗船を選択しましたが、正直あまりおすすめしません。
理由は、混雑時は長時間順番待ちになることや、大雨に遭う可能性があり、自力での長距離バス移動やクルージングチケットの購入は、時間も手間もかかるためです。
ハノイ発・日帰りツアー
手軽にハロン湾クルーズを楽しみたい方は、ハノイ発の日帰りツアーがおすすめです。
自力で宿、交通手段、乗船チケットを手配する必要がないため、ハノイを拠点に最低限の荷物だけでハロン湾クルーズを楽しめます。
1泊2日クルーズ

ちょっとリッチな旅にしたい方は、クルーズ船1泊ツアーがおすすめです。
ハロン湾周辺は中国や韓国資本の参入でかなりリゾート化が進んでおり、現地で1泊しても風情も見どころもないというのが個人的な感想ですが、クルーズ船宿泊であれば良い旅の思い出になることでしょう。
ニンビン

ハノイから南へ約100kmにあるニンビンのチャンアン周辺一帯は世界複合遺産となっており、ハノイ観光の際には是非併せて訪れたいところです。
なお、手漕ぎボートで2~3時間かけて鍾乳洞や祠などの大自然を巡るボートツアーがおすすめです。
その他、ニンビンには古都ホアルーやムア洞窟などもあります。
チャンアンの関連記事を下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
サパ

サパはハノイから北西へ約300km離れた山間部にある、少数民族が暮らす町です。
欧米系バックパッカーに人気で、チャンアンのボートツアーで一緒なったスペイン人の兄ちゃんも行ってきたと言っていました。
ただし、ハノイから日帰り観光するには遠すぎるため、サパを訪れるのであれば数日確保する必要があります。
上述の彼も1か月に及びベトナム縦断旅の中で訪れているため、どちらかというと時間に余裕のあるバックパッカー向けの観光スポットといえます。
ホー王朝の城塞

既述の通り、タインホアにあるホー王朝の城塞はベトナムの世界遺産の1つです。
上の画像の城門以外の建造物は残ってなく、ハノイからは車で約3時間とハノイからニンビンよりもさらに遠いため、なかなか足を運ぶのはハードルが高いかもしれません。
猛烈な世界遺産マニアの方であれば、是非訪れてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハノイはベトナムの首都にもかかわらず、日本人にはそれほど知名度も人気もありませんが、ハノイやその近郊には観光スポットや見どころがたくさんあります。
ハノイ市内を観光しながら、ハロン湾やニンビンなどに日帰りツアーを利用して周遊すると、効率よく存分にハノイを楽しめます。
その他、ハノイ関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
