みなさん、シンチャオ。
ベトナムのハノイへ旅行の際には、世界複合遺産に登録されているチャンアンにも是非併せて旅しておきたいところです。
そこで今回は、首都ハノイからチャンアンがあるニンビンへの3つのおすすめの行き方を、ベトナムでノマド生活&実際にチャンアンへ旅した筆者がシェアいたします。
ハノイからニンビンの行き方
ハノイからニンビンまでは、南に約100km弱、所要時間は車で約2時間ほどの距離になります。
旅行者におすすめのハノイからニンビンの行き方は下記のとおりです。
この記事では、上記3つの移動手段について解説していきます。
ベトナム統一鉄道

ハノイからニンビンの行き方で、旅人に人気のある移動手段の1つが、ベトナムを南北に運行するベトナム統一鉄道です。
鉄道のメリット・デメリットは下記の通りです。
昔ながらのベトナム統一鉄道での旅は風情があり、とくに欧米の旅行者に人気があります。
ただし、運行便数が少なく時間もややかかり、ニンビン駅からチャンアンやホテルまでは、さらに自力で移動が必要になります。
料金・所要時間・運行頻度
ハノイ~ニンビン間を運行する列車の、詳細は下記の通りです。
運賃は車両や座席の種類によって異なります。
尻が痛くなる木製のハードシートは安く、尻の痛くならないソフトシートは少し割高です。

僕はハノイからニンビン行きの始発列車(ソフトシート)のチケットを、ハノイ出発の前夜に駅で購入しました
ハノイ・ニンビン駅

ハノイ駅は旧市街の西にあります(下記マップ参照)
ハノイ駅には、ハノイ市内〜ノイバイ国際空港を運行する86番バスも発着するので、アクセスも良いです。

ニンビン駅はチャンアンから東に約7kmの、市内中心地にあります(下記マップ参照)
ニンビン駅はわりと新しく、駅の西側にはきれいに整備された広々としたロータリーになっています。
ニンビン駅は北のハノイや南のダナン・ホーチミン行きの列車も発着する、ニンビンの旅の拠点となっているので、ベトナムを鉄道で旅している方は参考にしてみてください。
チケット予約方法
乗車券は各駅構内、ベトナム統一鉄道の公式サイト(英語)、オンライン旅行会社などで購入できます。
オンライン旅行会社であれば、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookだと、事前に日本語で予約できるので簡単で安心です。
さらに、klookアプリ初回予約限定で、5%OFFクーポンがもらえ、即使えるのでお得に予約できます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
長距離バス

ハノイからニンビンは、長距離バスで移動することもできます。
長距離バスのメリット・デメリットは下記の通りです。
長距離バスは鉄道よりも運行頻度が多いので、スケジュールを柔軟に組めます。
ただし、ハノイやニンビンのバスターミナルまでは自力で移動が必要で、その際の費用を含めると鉄道よりもコスト高となります。
料金・所要時間・運行頻度
ハノイ~ニンビン間を運行する長距離バスの、詳細は下記の通りです。
乗車券は各バスターミナルで購入できます。

僕はニンビンからハノイに戻る際に乗り合いバスを利用し、運賃は7万ドンでした
ハノイ・ニンビンのバスターミナル
ハノイのバスターミナルは、ハノイ駅から南に約5km地点にあるザップバットバスターミナルになります(上記マップ参照)
ハノイ駅や旧市街などのハノイ中心地からは遠いので、Grabやタクシーなどで移動が必要です。

1人旅であれば渋滞の影響が少ないGrabバイク、複数人で移動であればGrabカーやタクシーが良いでしょう。
バイクだとザップバットバスターミナルから旧市街近くにある聖ヨセフ大聖堂(ハノイ大教会)までは約20分、価格は5万ドン程度です。
Grabの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。

ニンビンバスターミナルは大通り沿いにあり、旧ニンビン駅からも近いので、周辺には宿やレストランが多くにぎわっています。
僕はタイミング的に乗り合いバスに乗りましたが、出発後に街中でバス待ちの人々に次々と声をかけ、満員になるまで乗客を集めながら運行していました。
そのため、街を出るまでに相当時間がかかり、外から見えないようにカーテンを閉めて定員オーバーになるほど乗客を乗せていたため、車内は窮屈でした。
ミニバス(リムジンバス)

ミニバス(リムジンバス)を利用すると、ニンビンの見どころでもあるチャンアンやムア洞窟へ直接行くことができます。
ミニバスのメリット・デメリットは下記の通りです。
ミニバスはハノイからチャンアンまでダイレクトに移動できるので、最速最短で快適に移動でき、日帰りでチャンアンに行きたい方におすすめです。
料金は鉄道や長距離バスと比べるとやや割高ですが、駅やバスターミナルからの移動費用を考えると、トータルコストは高くなく時間の節約もできます。
料金・所要時間の目安
料金や所要時間の目安は、下記の通りです(klook手配の場合)
予約方法
ミニバスの予約もオンライン旅行会社のklookで事前予約ができるほか、検索サイトの12GOなどでも予約できます。
klookの方が12GOなどの予約サイトよりも料金が安いのでおすすめです。
出発時刻やピックアップ場所は色々あるので、詳細は下記の公式サイトにてご確認ください。
ハロン湾からニンビンのアクセス
ハノイ近郊の観光スポットのハロン湾(ニンビンからハノイ)からニンビンまで、移動を検討している方はシャトルバスを利用できます。
ただし、現地の方曰く、道中は悪路が続くようでおすすめされませんでした。

僕もニンビンからハロン湾への移動を計画していましたが、現地の方のアドバイスに従い、ハノイに戻ってからハロン湾に向かいました
シャトルバスもklookで予約できるので、詳細は下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハノイからニンビンへのおすすめの行き方は、鉄道、長距離バス、ミニバス(リムジンバス)の3つの方法があります。
鉄道はできるだけリーズナブルに移動したい方、鉄道の旅をしたい方におすすめです。
長距離バスもリーズナブルな運賃ですが、ハノイ市内中心地とザップバットバスターミナル間の移動の手間やコストを考えると、鉄道移動の方がおすすめです。
ミニバス(リムジンバス)は、料金は少々割高ですが、チャンアンやムア洞窟までダイレクトにアクセスできるので、ハノイから日帰りでニンビンを訪れたい方、最速最短で快適に移動したい方におすすめです。
その他、ハノイやベトナム関連記事も下記にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。

