【カナダ】バンクーバー発、長距離バスでアメリカ大陸横断のつづき
3日間の弾丸長距離バス移動は、想像以上にしんどい…
良い機会なので、このくだりを少しまとめておくので、無謀なことを企んでいる諸兄姉は参考いただきたい。
長距離バスの大陸横断、正直これがシンドイ

まずは、正直しんどいことを羅列しておく。
長距離バスでの大陸横断を計画している方は、これを見てビビらないように見ていただきたい。
シャワーなし
これが一番しんどい。
普通に考えれば当たり前の話ですが、ベッドでゆっくり眠れないのは当たり前、シャワーを浴びることも許されません。
お子様だろうがべっぴんなオネーチャンだろうが、もちろん例外はございません。さすがに、頭が異様にかゆくなってくるので覚悟されたし。
食事
大陸横断と言っても、各地方都市で何度か乗り降りがあったり、別のバスに乗り換えさせられることもあります。
その際に食事休憩や一服休憩に入るのですが、お食事処はDunkin’ Donuts, Burger King, Tim Hortons, 小さなレストランといったところ。
ほとんど、ジャンクフードじゃねーか!といったことになります(笑)
これらが3日も続くと、ボディーブローのように後からじわじわ効いてくるので、覚悟しておきましょう。
長距離バスを使った大陸横断の醍醐味
しかし、長距離バスでの大陸横断も、良いこともあります。それらも忘れずにシェアしておきましょう。
色々な街の景色が楽しめる
色々な街に立ち寄りながら進むので、各街での滞在時間は短くても様々な景色が見れます。
深夜に立ち寄ったカナディアンロッキーに囲まれた街のバンフでは、9月上旬だというのに雪がもう降っていました。
私が1年過ごしたバンクーバーでも、さすがにまだ雪は降らない時期なので、同じカナダでも気候がまるで違うので新鮮でした。
寒すぎて写真を撮っていなかったことは悔やまれますが。
ありあまる時間
バスにもよりますが、コンセントやwi-fiが完備されているので、暇つぶしがいくらでもできます。
旅の準備をするもよし、日頃寝不足の方はがっつり飽きるまで眠るもよし、ひたすら映画や動画を見るもよし、有限な時間を無限に楽しめます。
圧倒的アウェー感
そもそも、こんなことをする輩は極めてまれです。道中各都市でバスは停車しますが、みなどこかの街で降りていきます。
大陸の中央に入るほど乗客も少なくなり、外に見える景色も広大過ぎて何も変わらなくなります。バンクーバーやトロントなどで腐るほど見かける日本人も、もちろん皆無です。
また、移動費が安いからと言って、3日もかけてバス移動するほど現代人は暇ではありません。
つまり、こんな圧倒的アウェー感に浸れること自体が、長距離バスを使った大陸横断の醍醐味の1つなのです。
長距離バス移動時の、おすすめアイテム
長距離バスでの大陸横断のメリット・デメリットはいくらか想像できたかと思います。
次に、長距離バス移動を快適に過ごすための必須アイテムを、いくつかピックアップします。
アイマスク
アイマスクは旅人必須ですね。
長距離バスでの移動は、飛行機のようにブランケットやアイマスクなどの支給はないので、お気に入りの1つを携帯しておくと良質な睡眠をとれるでしょう。
長距離バス移動、フライト移動や、バックパッカー旅でドミトリーに泊まる際にも役に立ちますよ。
ワイヤレスイヤホン&モバイルバッテリー
長距離移動中の音楽・映画鑑賞は当たり前。
ということで、ワイヤレスイヤホンを準備しておきましょう。
デバイスの充電切れに備えて、モバイルバッテリーも忘れずに。
バスによってはコンセントがない場合があるので、モバイルバッテリーも持っていれば安心です。
こちらはAmazonでもベストセラーの、世界最小・最軽量クラスのモバイルバッテリー。
ということで、3日間シャワーを浴びてはいけないバスの旅はつづく。
