みなさん、スラマッスィアン。
今や海外旅行でなくてはならないのがスマホを使ったインターネット接続ですが、一般的な手段の1つが海外で利用できるプリペイドSIMカード・eSIMの使用です。
そこで今回は、インドネシア・バリ旅行でおすすめのSIMカード・eSIMの購入方法を、バリでノマド生活中の筆者がシェアさせていただきます。
インドネシアの携帯事情
インドネシアでは、テレコムセル、XLアシアタ、インドサットといった三大通信キャリアが市場シェアの約95%を占めています(総務省調べ)。
現地の方によると、通信速度や安定度は、テレコムセル→XLアシアタ→インドサットの順で良いようです。
なお、インドネシアでは下記に当てはまる場合、IMEI登録といったスマホやタブレット端末の登録が義務となっています。
- インドネシア滞在が90日を超える場合
- 現地のSIMカードを購入する場合
ただし、一般的なインドネシア観光や出張(滞在期間1~2週間程度)の方であれば、ご自身でのIMEI登録は不要です。
SIMカードの購入方法
一般的なSIMカードの購入方法は、空港、市内、日本で購入の3つになります。
空港で購入
もっとも簡単で楽な方法は、バリ到着後に空港でプリペイドSIMカードを購入する方法です。
空港でSIMカードを購入するメリット・デメリットは以下のとおりです。
渡航前の事前準備が不要で、SIMカードの差し替え、スマホの設定、IMEI登録など、必要な手続きは販売スタッフが全て行ってくれるので非常に楽です。
バリのングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)では、税関を抜けると25mくらいの間に、SIM販売店が5件(そのうち3件は、テレコムセルのブース)、さらに先に2件ほどあります。
販売店によって料金プランは若干異なりますが、ほとんどが使用期間1ヶ月プランで、一部ショップが1週間プランを扱っています。
各ショップの最安料金プランは、おおむね25万ルピア(約2,430円)、データ容量は18〜36GBで、どのショップもクレジットカード払いが可能でした。
空港SIMあるあるですが、あまりデータ容量を使わない方にとっては、やや過剰スペックといえます。
なお、最安値を提示していたショップは、スマートフレン・テレコムのSIMを扱っていたショップ(上記画像)で、データ容量25GB・20万ルピア(約1,940円)でした。
空港でSIMカード・eSIMを購入する場合は、価格重視なら上述のスマートフレン・テレコム、キャリア重視であればテレコムセルかXLアシアタがおすすめです。
テレコムセルは販売店がいくつもありデータ容量も異なるので、各店舗の料金プランを比較すると良いでしょう。
市内で購入
バリではショッピングセンター内やビーチ沿いにも、観光客向けのSIMカードの販売店があるので、市内でも購入可能です。
市内でSIMカードを購入するメリット・デメリットは以下のとおり。
市内でSIMカード・eSIMを購入する最大のメリットは、空港よりも割安で購入でき、必要な設定も全てスタッフにお任せできる点です。
例えば、クタビーチにあるビーチウォーク・ショッピングセンター内のSIM販売店(テレコムセル)の最安料金プランは、データ容量18GB・使用期間1ヶ月で18万ルピア(約1,750円)でした。
デンパサール空港のテレコムセルSIMの最安価格は25万ルピアなので、7万ルピア(約680円)安く購入できます。
ただし、空港から市内までは、Wi-Fiスポット以外でネット接続ができないということを考えると、市内でのSIMカードの購入は、旅慣れた方やバリ滞在中に新しいSIMカードが必要になった方向けの方法といえるでしょう。
日本で購入
日本にいながらAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでも、インドネシアで使えるプリペイドSIMカードを事前に購入することができます。
日本でSIMカードを購入する際の、メリット・デメリットは以下のとおり。
日本でSIMカードを購入すると、自分で事前に購入したり設定したりと若干手間がかかりますが、現地で購入するよりも安い価格でSIMカードを購入できることが多いです。
また、現地のスタッフと会話をする必要がないため、言葉が通じない現地での会話のやり取りが不安という方にもおすすめです。
通常の物理SIMカードが良い方は、差し替えが必要になりますが、使用期間30日でデータ容量も15GBまで使える、上記のようなものがあります。
eSIMが良い方は、インドネシアで使えるおすすめのeSIMについて、下記の記事にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
また、下記のようなアジア周遊用のプリペイドSIMカードもあるので、インドネシアと併せてマレーシアやオーストラリアなどを周遊予定の方には便利でお得です。
アジア周遊用のeSIMが良い方は、下記の記事に詳細をまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
SIMカードの購入が不要な方法
ahamoや楽天モバイルユーザーであれば、SIMカードの準備、事前申し込み、事前設定、追加料金なしで、日本と同じようにインドネシアでスマホを使うことができます。
ahamoであれば、滞在期間15日以内、データ容量30GB以下まで使え、インドネシア国内用のSIMカードやIMEI登録も不要です。
ahamoの場合、海外で使用できる期間が限られていますが、短期の海外旅行であれば十分な場合が多く、データ容量も30GBまで使えるので、データ容量を気にせずにネット接続できます。
その他の詳細につきましては、ahamo公式サイトを参照ください。
楽天モバイルであれば、毎月データ量2GBまで無料で高速データ通信が可能で、インドネシア国内用のSIMカードやIMEI登録も不要です。
僕は年の半分くらいを海外ノマド生活しているため、海外でも期限なしで使用できる楽天モバイルのeSIMを使用しています。
余計な手間やコストがかからず、現地到着後にすぐにネット接続ができるので非常に便利です。
その他の詳細につきましては、楽天モバイル公式サイトを参照ください。
海外旅行が好きで他のキャリアを使っている方は、これを機にahamoや楽天モバイルの新規契約や乗り換えの検討をしてみるのもアリでしょう。
ahamoや楽天モバイルの詳細は、下記の記事にもまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
空港でのSIMカード購入は、手間なく現地ですぐにインターネット接続したい方、若干コストが高くても気にしない方、無制限のデータ通信やインドネシアの電話番号が必要な方におすすめです。
市内でのSIMカード購入は、空港よりも割安な価格でSIMカード・eSIMを購入したい方、空港から市内までネット接続ができなくても問題ない方におすすめです。
日本でのSIMカード購入は、多少手間をかけてもできるだけコストを抑えたい方、インドネシアの電話番号が不要な方におすすめです。
楽天モバイルやahamoであれば、SIMカードの購入が不要で、手間や余計なコストを一切かけずにインドネシアでスマホが使えるので非常におすすめで、実際に僕も楽天モバイルを使用しています。
その他、バリやインドネシア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。