みなさん、スラマッスィアン。
インドネシア最大の観光都市といえばバリですが、バリの空の玄関口となるのがングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)です。
そこで今回は、ングラ・ライ国際空港から市内主要エリアへのおすすめの3つの行き方を、インドネシアのバリでノマド生活中の筆者が徹底解説いたします。
空港から市内主要エリアへの行き方
ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)から市内主要エリアへの、旅行者向けの移動方法は下記のとおりです。
- Grab・gojek(配車サービス)
- 空港タクシー
- 空港送迎サービス
残念ながら、バリには鉄道網がないため電車はなく、空港から市内までを快適に移動できるエアポートバスもありません。
また、国内線ターミナルからは路線バスも運行していますが、観光エリアを通る路線ではなく、支払い決済も現金やクレジットカード払いは不可なので、旅行者向けではありません。
ということでこの記事では、上記3つの移動方法について、特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
Grab・gojek(配車サービス)
デンパサール空港から市内の主要エリアへの移動で、旅行者にポピュラーな手段の1つは、Grab(グラブ)やgojek(ゴジェック)などの配車サービスです。
Grab・gojekのメリット・デメリットは下記の通りです。
Grabやgojekを使い慣れた方であれば、デンパサール空港から目的地までもっとも簡単に最短で楽に移動できます。
ただし、到着便が多い時間帯や夜間だと、配車予約から乗車までに時間がかかる場合があります。
ちなみに僕がGrabを利用した際は、夜間で非常に混雑していた時間帯でもあったためか、Grabドライバーから4回も予約拒否され、予約から乗車するまでに30分くらいかかりました(笑)
運賃の目安
デンパサール国際空港からクタビーチ周辺のホテルまでの、運賃や所要時間は下記のとおりです。
なお、配車予約時に提示された価格に、別途1万ルピア(約97円)の空港利用料がかかります。
ラッシュアワーや天候が悪い場合は、さらに所要時間や料金がかかることもあるので留意しておきましょう。
ちなみに、Grabの決済方法は、もっともお得なミッドマーケットレートと僅かな手数料で決済ができるWISEデビットカードがお得なのでおすすめです。
実際に僕もWISEデビットカードを決済方法に設定していますが、通常のショッピングやATMからの現金引き出しも同条件で使えるので、海外旅行が好きな方には非常におすすめです。
WISEデビットカードの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
Grab・Gojek乗り場
到着ロビーから外に出て、Arrival Pick-Upの案内の方へ進むと、タクシー乗り場がありますが、Grabとgojekの乗り場はその道路をもう一本渡った場所になります(上記画像)。
緑色のGrabとgojekのラウンジが見えるので、迷うことはないでしょう。
ラウンジの前にはスタッフの方が何人かいるので、Grabやgojekのアプリに慣れていなくても配車予約をサポートしてくれるので安心です。
Grabラウンジ内はエアコンも効いていて、待ち時間が長くなっても快適にゆっくり待てます。
また、Grabラウンジのすぐ近くにコンビニのサークルKもあるので、待ち時間に食べ物や飲み物を調達することも可能です。
混雑時はドライバーが到着するまで時間がかかりますが、のんびり待ちましょう。
空港タクシー(定額タクシー)
デンパサール空港から市内の主要エリアへの移動は、空港タクシーも選択肢の1つになります。
空港タクシーのメリット・デメリットは下記の通りです。
空港タクシーは行き先によって料金があらかじめ決まっているので、明朗会計で安心です。
タクシーはメータータクシーなども利用できますが、ぼったくられる可能性もあるため、旅行者にとっては空港タクシーの方が、手配もしやすく安心でしょう。
手配の方法
空港タクシーは、到着ロビーかタクシー乗り場のどちらかの受付カウンターで、手配することができます。
到着ロビー内の受付カウンターは、エスカレーターの下にあります(上記画像、右のブース)。
ちなみに隣には、到着ロビー内で最安のSIMカードを販売しているショップがあります。
デンパサール国際空港で購入できるSIMカードにつきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
もう1つの受付カウンターは、タクシー乗り場にあります(上記画像)。
どちらの受付カウンターでも、ホテル名などの行き先を伝えれば、車両を手配してくれます。
なお、タクシー乗り場の方の受付で支払方法を確認したところ、現金払いのみでドライバーに直接支払うとのことでした。
料金表
デンパサール空港から旅行者の利用度が高そうなエリアと運賃を下記に抜粋しましたので、参考にしてみてください。
目的地 | 運賃 |
---|---|
トゥバン(空港周辺) | 12.5万ルピア(約1,215円) |
クタⅠ(カルティカプラザ、バクンサリなど) | 16万ルピア(約1,555円) |
クタⅡ(パンタイクタ、ラヤクタなど) | 18万ルピア(約1,750円) |
レギャン、サンセットロードⅡ | 21.5万ルピア(約2,090円) |
スミニャクⅠ、ダブルシックス、ナクラなど | 21.5万ルピア(約2,090円) |
スミニャクⅡ、プティティンゲット、ポテトヘッドなど | 25.5万ルピア(約2,480円) |
ウブドⅠ(モンキーフォレスト、サヤン、プンゴセカンなど) | 44.5万ルピア(約4,325円) |
ウブドⅡ(クデワタン、マヤウブド、ゴアガジャなど) | 50万ルピア(約4,860円) |
ウブドⅢ(テガララン、パヤンガン、パドマリゾートなど) | 61万ルピア(約5,930円) |
上記の料金には空港利用料も含まれていますが、高速道路代は含まれていないため、高速道路を利用する場合は別途高速代がかかります。
なお、僕が滞在したホテルはクタⅡエリアでしたが、Grab料金は約12万ルピアだったため、空港タクシーのほうが割高となります。
ただし、空港タクシーの料金は、Grabのように時間帯や天候によって変動しないため、条件次第では空港タクシーの方が割安なこともありそうです。
デンパサール空港からウブドまでの行き方は、下記の記事で詳細を解説していますので、ウブドに行かれる方は是非あわせてご参考ください。
空港送迎サービス
現地でGrabやgojek、空港タクシーの手配をするのは面倒・不安という方、とにかく快適に移動したい方には、空港送迎サービスがおすすめです。
空港送迎サービスのメリット・デメリットは下記の通り。
空港送迎サービスは事前に手配をしておけば、現地でドライバーと合流するだけで目的地に移動できるため、もっとも楽な方法といえます。
また、ゴルフバッグやサーフボードなどの大きな荷物がある場合も、荷物量に適した車両を事前に手配できるので安心です。
手配の方法
空港送迎サービスの手配は、滞在先のホテルやオンライン旅行会社で事前に予約できます。
オンライン旅行会社であれば、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookだと、下記の条件で予約ができるのでおすすめです。
日本語でオンラインで事前予約でき、車種やドライバーの言語も選べるので安心です。
また、サービス料金もGrabとほぼ同じですが、時間帯や天候によって価格が変動しないため、旅慣れた方にとってもお得な方法なのでおすすめです。
なお、klookアプリ初回予約限定で、5%OFFクーポンも使えるのでお得に予約できます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
旅行者におすすめのデンパサール国際空港から市内の行き方は、Grab・gojek、空港タクシー、空港送迎サービスの3つの方法になります。
Grab・gojek移動は、明朗会計で最短で目的地まで移動できるので、Grabやgojekのアプリに慣れている方にとっては、もっとも簡単で楽な移動手段です。
空港タクシー移動は、行き先によって既に料金が決まっているので、ぼったくりの心配もなく、ラッシュアワーや天候の悪いときにはGrabよりも割安な運賃の可能性があるので、選択肢の1つになる移動手段です。
空港送迎サービスは、旅慣れていない方や大きな荷物がある方でも、もっとも楽に最速最短で目的地に移動でき、サービス料金も一定でGrab運賃と同水準のため、旅慣れた方にもおすすめです。
その他、バリやインドネシア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。