みなさん、スラマッスィアン。
インドネシアのバリといえば、南国のリゾート地といったイメージを持つ方も多いかと思われますが、バリ特有の文化やバリ島の世界遺産を見て回るのであれば、バリ島中部のウブドという街が拠点となります。
そこで今回は、ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)からウブドへのおすすめの3つの行き方と1つの裏ワザを、インドネシアのバリでノマド生活中の筆者が徹底解説いたします。
空港からウブドへの行き方
ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)からウブドへの、旅行者向けの移動方法は下記のとおりです。
- 空港タクシー
- 送迎サービス
- Grab・gojek(配車サービス)
残念ながら、バリには鉄道網がないため電車はなく、空港からウブドまでを快適に移動できるエアポートバスもありません。
また、国内線ターミナルからは路線バスも運行していますが、ウブドまでは路線バスを乗り継がなければならず、支払い決済も現金やクレジットカード払いは不可なので、旅行者向けとはいえません。
ということでこの記事では、上記3つの移動方法についての解説と、無料でウブドまで移動する裏ワザもシェアいたします。
空港タクシー(定額タクシー)

デンパサール空港からウブドへの移動は、空港タクシーがシンプルで楽です。
空港タクシーのメリット・デメリットは下記の通りです。
空港タクシーは行き先によって料金があらかじめ決まっているので、明朗会計で安心です。
タクシーはメータータクシーなども利用できますが、ぼったくられる可能性もあるため、旅行者にとっては空港タクシーの方が、手配もしやすく安心でしょう。
空港タクシー料金

デンパサール空港からウブドへの料金は下記のとおりです。
目的地 | 運賃 |
---|---|
ウブドⅠ(モンキーフォレスト、サヤン、プンゴセカンなど) | 44.5万ルピア(約4,325円) |
ウブドⅡ(クデワタン、マヤウブド、ゴアガジャなど) | 50万ルピア(約4,860円) |
ウブドⅢ(テガララン、パヤンガン、パドマリゾートなど) | 61万ルピア(約5,930円) |
ウブドエリアは3つに区分されていて、それぞれ料金が異なります。
宿泊先のホテルによりますが、旅行者が拠点にするウブド中心地であれば、だいたい50万ルピア、日本円で5千円前後みておけば良いでしょう。
なお、上記の料金には空港利用料も含まれていますが、高速道路代は含まれていないため、高速道路を利用する場合は別途高速代がかかります。
手配の方法
空港タクシーは、到着ロビーかタクシー乗り場のどちらかの受付カウンターで、手配することができます。

到着ロビー内の受付カウンターは、エスカレーターの下にあります(上記画像、右のブース)。
受付カウンターの隣には、到着ロビー内で最安のSIMカードを販売しているショップもあります。
デンパサール国際空港で購入できるSIMカードにつきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。

もう1つのの受付カウンターは、タクシー乗り場にあります(上記画像)。
タクシー乗り場は、到着ロビーから外に出て、Arrival Pick-Upの案内の方に進むとあります。
どちらの受付カウンターでも、ホテル名や行き先の住所を伝えて車両を手配してもらいましょう。
なお、料金の支払方法をタクシー乗り場の方の受付で確認したところ、現金払いのみでドライバーに直接支払うとのことでした。
送迎サービス

現地でGrabやgojek、空港タクシーの手配をするのは面倒・不安という方は、ホテルや旅行会社の送迎サービスもおすすめです。
送迎サービスのメリット・デメリットは下記の通りです。
送迎サービスは事前に手配をしておけば、現地でドライバーと合流するだけで目的地に移動できるため、もっとも楽な方法といえます。
また、ゴルフバッグやサーフボードなどの大きな荷物がある場合も、荷物量に適した車両を事前に手配できるので安心です。
手配の方法
送迎サービスの手配は、宿泊先のホテルやオンライン旅行会社で事前に予約できます。
オンライン旅行会社であれば、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookだと、下記の条件で予約ができるのでおすすめです。
サービス料金は意外に安く、エコノミーの5人乗りセダンであれば約2,800円と、空港タクシーと比べるとおおよそ半額程度なので、旅慣れた方にとってもお得な移動方法です。
また、日本語でオンラインで事前予約でき、車種やドライバーの言語も選べるので安心です。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
Grab・gojek(配車サービス)

デンパサール空港からウブドへの移動は、Grab(グラブ)やgojek(ゴジェック)などの配車サービスでも可能です。
Grab・gojekのメリット・デメリットは下記の通りです。
Grabやgojekを使い慣れた方であれば、デンパサール空港から目的地までもっとも簡単に最短で楽に移動できます。
ただし、到着便が多い時間帯や夜間だと、配車予約から乗車までに時間がかかる場合があります。
また、デンパサール空港からウブドまでの距離は約40km弱と長距離なので、時間帯やドライバーによっては乗車拒否に合う可能性もあります。
ドライバーが見つからなかった場合も想定し、念の為代案も考えておいたほうが安心でしょう。

僕が空港からクタエリアまでGrabを利用した際は、夜間で非常に混雑していた時間帯でもあったためか、Grabドライバーから4回も予約拒否されました(笑)
運賃・所要時間の目安
デンパサール国際空港からウブドまでの、運賃や所要時間は下記のとおりです。
Grabの料金は時間帯や天候などによって変動しますが、空港タクシーとだいたい同じような価格設定になっています。
Grabと空港タクシーの料金を比較して、臨機応変に安い料金の方を利用するのもアリでしょう。
なお、Grabの決済方法は、もっともお得なミッドマーケットレートと僅かな手数料で決済ができるWISEデビットカードがお得なのでおすすめです。
実際に僕もWISEデビットカードを決済方法に設定していますが、通常のショッピングやATMからの現金引き出しも同条件で使えるので、海外旅行が好きな方には非常におすすめです。
WISEデビットカードの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
Grab・Gojek乗り場

Grabとgojek乗り場は、タクシー乗り場の道路をもう一本渡った場所になります(上記画像)。
緑色のGrabとgojekのラウンジが見えるので、迷うことはないでしょう。
ラウンジの前にはスタッフの方が何人かいるので、Grabやgojekのアプリに慣れていなくても配車予約をサポートしてくれるので安心です。

Grabラウンジ内はエアコンも効いていて、待ち時間が長くなっても快適にゆっくり待てます。
また、Grabラウンジのすぐ近くにコンビニのサークルKもあるので、待ち時間に食べ物や飲み物を調達することも可能です。
混雑時はドライバーが到着するまで時間がかかりますが、のんびり待ちましょう。
【裏ワザ】空港からウブドまでタダで行く方法
Booking.comでは無料タクシーキャンペーンを実施しているので、ウブドの宿泊先をBooking.comで予約すると、デンパサール空港からウブドまでの送迎サービスをタダにできる可能性があります。
無料タクシーキャンペーンは、予約条件(公式非公開)を満たすことで適用されますが、長期で宿泊する方やお高めの宿に泊まる方であれば、適用される可能性が高そうです。
僕の場合は、宿泊費の合計が約35,000円でしたが、無料の送迎サービスを受けることができました。
ホテルと宿泊日程を設定して検索すれば、予約をする前に無料タクシーの有無がわかる(有りの場合はメッセージが出る)ので、一度Booking.comでチェックしてみると良いでしょう。
\ 公式サイトで詳細を見てみる /
まとめ
いかがでしたでしょうか?
旅行者におすすめのデンパサール国際空港からウブドの行き方は、空港タクシー、送迎サービス、Grab・gojekの3つの方法になります。
空港タクシー移動は、行き先によって既に料金が決まっているので、ぼったくりの心配もなく、ラッシュアワーや天候の悪いときにはGrabよりも割安な運賃の可能性があるので、選択肢の1つになる移動手段です。
送迎サービスは、旅慣れていない方や大きな荷物がある方でも、もっとも楽に最速最短で目的地に移動でき、送迎料金もklookであれば空港タクシーやGrabよりも安いので、旅慣れた方にもおすすめです。
Grab・gojek移動は、明朗会計で最短で目的地まで移動できるので、Grabやgojekのアプリに慣れている方にとっては、もっとも簡単で楽な移動手段です。
また、Booking.comで予約条件を満たした宿泊予約をすることで、デンパサール空港からウブドのホテルまで無料のタクシーサービスを受けられるので、チェックしてみるとよいでしょう。
その他、バリやインドネシア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。

