みなさん、こんにちは。
英語文法の最も効果的な勉強方法は、名著Grammar in Useシリーズを使って勉強すること、と別記事「つまらん英語文法の勉強に絶対オススメのGrammar in Use」で書かせて頂きました。
そこで今回は、実際に僕が実践したGrammar in Useシリーズの使い方と勉強法をシェアします。
直接書き込まない
まずは、基本のキの字。
Grammar in Useに直接書き込まないことで、何回も繰り返し勉強することが可能です。
充分に英語力がついて復習が不要になったら、ヤフオクやメルカリなどで売却もできますよね。
ルーティン化する
Grammar in Useで勉強することを、毎日のルーティーンワークにまで意識的に落とし込んでしまいましょう。
これは英語の勉強だけでなく、ワークアウトやダイエットでも同じで、物事を毎日継続して行う上でのコツです。
精神やカラダに負荷をかけ続けるのは、非常にストレスがかかるものです。
しかし、毎日歯を磨いたり、シャワーを浴びるのが当たり前であるように、Grammar in Useで勉強することも毎日の日課にすると、逆に勉強しないと不安に感じるようになり、気合いを入れなくても勉強できるようになります。
具体的な方法を下記しますので、参考にしてみてください。
- 初めは少しずつ。毎日Grammar in Useを開く
- とりあえず、3日坊主にならないようにする
- つぎは、なんとか1週間つづける
- 10日、2週間と、低いターゲットを設定して、少しずつ達成するようにする
無理のない目標を毎日少しずつ達成することで、Grammar in Useで勉強することをルーティン化しましょう。
1日最低1ユニット
1日に最低限勉強する量を決めておきましょう。
少なくとも、1日1ユニットは勉強するようにします。1ユニットは、左側の解説+右側の問題の計2ページのみです。
既にGrammar in Useを手に取っている方なら、これがさほど大きな負荷にならないことがわかるはずです。
1ユニット当たりの勉強内容は、下記のみです。
- 解説を読む
- 問題を解く
- 答え合わせをする
- なにを理解して、なにを理解していないのか確認する。
- 理解していない部分を付箋などでメモする。
これだけなら、英語の勉強が億劫な方でもイージーですよね?
苦手なものは、付箋を貼って毎回復習する
勉強を進めていくと、どうしてもしっくりこない苦手な箇所が出てきます。そんな時は付箋を貼って、毎回くり返し復習しましょう。
1回で理解できなければ2回、2回で理解できなければ3回と、感覚で理解できるようになるまで落とし込みます。
ただし、理解できないからと前に進まずに止まってしまうのはよくありません。考えすぎると全然面白くないですし、嫌になって投げ出してしまう恐れがあります。
少し考えてみて難しいようであれば、とりあえず次のユニットに進んでしまいましょう。時間を置くと、ふと感覚で理解できることもよくあるものですよ。
前日分の復習を、サラッとする
当日分のユニットに手を付ける前に、前日分の復習をサラッとやりましょう。ここではサラッとがコツです。
どんなに優れた人間でも、たかだか1度何かをやった程度でしっかり記憶するというのは至難の業です。僕のようなくそったれは、翌朝目覚めれば忘れている始末です。
しかし、しっかり読み込んで、がっつり別紙に解答を書き出す必要はありません。
「昨日はこんなことをやったな」と、脳みそにもう一度叩き込むことが目的なので、当日分にかける時間よりも短い時間でサラッと流しでやりましょう。
当日分の勉強ができない場合は、翌日分を1ユニット増やす
1日最低1ユニット勉強すると決めても、どうしても勉強ができないことも時にはあるはずです。そんな時は、翌日にまわして後日しっかり挽回することを義務付けましょう。
たまには遊びに出かけたり泊りで出かけたりと、一旦勉強のことを忘れしっかり羽を伸ばしてリフレッシュするのも大事です。仕事も遊びも勉強もメリハリですね。
しかし、「また明日でいいや」と怠け癖が付く可能性があるので注意が必要です。
実際、1日当たりの勉強量がたった1ユニット増えただけでも、ペースの挽回がしんどくなるので、よほどのことがない限り、1日最低1ユニットは勉強するように自然となってくるはずです。
時間は有限ですので、勉強と息抜きとうまくバランスを取ってスケジュール管理しましょう。
調子が良い時は、やれるところまでとことんやる
何事にも、気分が乗っている時、夢中になっている時、集中している時は、物事が効率良く順調に進むものです。
それこそ、時間を忘れて、寝ることも食事も忘れて物事に没頭することも少なくありません。こんな時は、やれるところまでとことん勉強してしまいましょう。
気分が乗らない時はやらない
気分が乗っている時とは反対に、気分が乗らない時はいくら量をこなしても物事はかどらないものです。こんな時は、必ず翌日に休んだ分を挽回すると決め、あえてやらないというのも手です。
学習時間に比例してインプットする情報量は増えますが、集中していなければ情報の質はよろしくありません。
大事なことは、「何時間勉強した」「○ユニット終わらせた」ではなく、「質の良い情報を、どれだけ理解して頭の中にインプットしたか」ということです。
ただし、割とすぐ投げ出しがちな方は、この作戦はうまくいかない恐れがあるので、十分に注意しましょう。
理屈ではなく、肌感覚で英語をとらえる
外国語の学習には理論的な考え方は必要ですが、英語を肌感覚でとらえることも重要です。
文法は言語を論理的に考えたものですが、理屈っぽく考えすぎても面白くありません。日本のお堅い参考書や教科書が良い例ですね。
Grammar in Useは、英語の国イギリスの名門University of Cambridgeが出版している教材なので、ネイティブスピーカーの感覚で英語をとらえることができます。
日本の義務教育で英語の勉強をしてきた方は、理屈っぽい日本式の英語の解釈を一度忘れて、感覚で英語をとらえるようにしてみましょう。
反対に、英語の勉強をしてこなかった方は、理屈っぽく考えずに感覚を大事にしてGrammar in Useに取り組んでみてください。
Don’t think, feel!(考えるな、感じろ!)
次のレベルのGrammar in Useにステップアップする
長い道のりですが、初めに手に取ったGrammar in Useを完了する時がいずれやってきます。そしてその時には、1冊やり切ったという達成感と自信が付いているはずです。
では、その次はどうしたら良いでしょうか?
気合を入れて2周目に突入するのもアリですが、1度済んだものにまた手を出すのは少々退屈ですし、忙しい現代人には勉強時間も限られています。
そこで、1つ上のレベルのGrammar in Useにステップアップすることをおすすめします。
中級のEnglish Grammar in Useには、初級のEssential Grammar in Useの内容も含まれているので、上のレベルのGrammar in Useにステップアップしても、しっかり復習することができます。
1冊目のGrammar in Useを終えた達成感とともに2冊目に挑戦することで、もう一度やる気を起こさせましょう。
Conclusion
いかがでしたでしょうか?
勉強方法に正解はありませんし、これをやれば完璧などの勉強法はありません。
あなた自身の性格を把握したうえで、いつまでにどの程度のレベルまで、いかに楽しみながら効率良く勉強するかを、創意工夫することが大事です。
ここでシェアした10個の方法は、あくまで僕が実践してきたものです。
これらを参考にしてみるのも良いですし、ご自身のアイデアを加えて自分に合った勉強方法を確立するも良しです。
あまり肩肘を張り過ぎずに、気楽に楽しんでGrammar in Useの勉強に励んでくださいね。
その他、英語の関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
【Grammar in Use 関連記事】