みなさん、こんにちは。
語学留学する前に「英語力をこのくらいつける」といった目標を持つことは、非常に重要です。なぜならば、語学留学したはいいけれど、最終的に大した英語力も付かずに帰国という留学生が多いからです。
海外の友達もたくさんできて、英語で簡単なコミュニティがとれるようになって、「あー楽しかった」で終わってしまうのです。
世界を見る、異国文化に触れる、グローバルコミュニケーションを肌で学ぶということも重要ですし、海外留学の醍醐味でもあります。
しかし、折角海外留学という大きな決断をして時間とお金を使うのですから、使い物になる英語力を身につけなければもったいないですよね?
そこで今回は、海外留学時にどの程度の英語力をつけておくべきか、留学時の学校のレベルを基準にしてまとめます。
専門学校以上を目指せ
留学時に到達しておきたい英語力の目安としてあげられる1つが、専門学校以上卒です。
とくに、留学終了時点で英語を使った仕事をしたいという方は、このレベルに達していないと希望の職種に就くことは難しいと心得ておきましょう。
そもそも、専門学校以上に入学するには、公立、私立問わず入学基準があります。つまり、ある程度英語力がないと入学すらさせてもらえません。この時点でぐっとハードルが上がります。
そして、そこに通う生徒は入学基準をパスした英語力がある者、もしくは現地のネイティブスピーカーです。
つまり、自分の置かれる環境が、英語力の高い友人やクラスメイトに囲まれるということです。正直に申し上げて、語学を学ぶための語学学校とはまるで世界が違います。
英語ができる前提で各専門分野(ビジネス、マーケティング、国際貿易など)を学ぶため、新しい知識が身につくことはもちろんのこと、レポート、ディベート、プレゼンテーションなどを日々こなすことで、卒業する頃には英語力も自然と格段に上がります。
自分でも実感できる英語力が向上しますし、ハードだけれども充実した学校生活を送ることで、帰国時にはしっかり海外留学してきたと胸を張って言えることでしょう。
語学学校ならUpper Intermediate以上を目指せ
語学学校でもUpper Intermediate(上中級)以上になってくると周囲の環境が変わります。
このレベルは、語学学校の中でも高度なプログラム(IELTS, Cambridge, Businessなど)を選択できるようになります。また、語学学校が提携している現地専門学校や大学の、入学条件として求められるレベルがUpper Intermediateです。
なお、IELTSは欧米では専門学校や大学の入学基準として必要とされているため、多くのヨーロピアンがIELTSクラスを受講しています。
基本的に、母国語が英語と同じラテン語発祥のヨーロピアンがほとんどなので、英語レベルはアジア人と比べると比べ格段に高いです。彼らと肩を並べて上中級以上のプログラムに励むことは、英語力を大きく伸ばすことのできる良い環境といえるでしょう。
Conclusion
いかがでしたでしょうか?
目の前に具体的な目標があるかないかでは、通学にも勉強にも気合いの入り方が変わってきます。語学留学中に明確な目標がないと生活がダラダラしてしまい、SNSやYouTube三昧、母国語を多用など、海外まできて何やってるの?という状態に陥りがちです。
平日の通学時はこれでもかというくらい勉強に励み、休日はしっかり羽を伸ばして徹底的に遊ぶといったメリハリのある生活が、最終的な海外留学の成果を左右すると言っても過言ではありません。
実戦で使えるしっかりとした英語力を身に付けるのであれば、専門学校以上のレベル、または語学学校のupper intermediateレベル以上を目標に、自分に厳しくしっかり勉強しましょう。
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