マガンダンアラウ(こんにちは)、海外ノマドのこういちです。
海外旅行でなくてはならないのがスマホのインターネット接続ですが、一般的な手段の1つが海外で使えるプリペイドSIMカード・eSIMです。
そこで今回は、フィリピンのマニラへ旅行・留学・出張時におすすめのSIMカード購入方法を、フィリピンでたびたびノマド生活する筆者が徹底解説します。
事前準備

2021年10月1日以降に発売されたスマホはSIMフリーですが、それ以前のスマホはSIMロックがかかっていることがあるので、SIMロック解除をしましょう。
SIMロックの解除は、各キャリアの公式サイトやアプリから、無料でかんたんに解除できます。
※楽天モバイルで発売されているスマホは、全てSIMフリーなので手続き不要です
なお、デュアルSIM(2枚のSIMが使えるもの)・eSIM対応のスマホだと、日本と海外のSIMを常時利用できるので便利です。

僕は楽天モバイルのeSIMと、必要に応じて海外のSIMカードを、スマホ1台で使用しています
SIMカード・eSIMの購入方法
短期旅行者におすすめのSIMカード・eSIMの購入方法は、空港か日本で購入のどちらかです。
空港で購入

マニラに到着後、空港でSIMカード・eSIMを購入できます。
空港で買うメリット・デメリットは以下のとおり。
空港でのSIMカード購入は、面倒な事前準備や設定が不要なので楽ですが、料金プラン(プロモ)が過剰スペックなものしかなく非常に割高です。
なお、現地到着のタイミングによっては、SIMカード販売ブースが非常に混雑し、時間がかかることがあるので留意しておきましょう。

空港で購入がおすすめの方
- 事前準備や設定が面倒な方
- コストは気にしない方
- データ通信をたくさん使う方
- フィリピンの電話番号が必要な方
マニラのニノイ・アキノ国際空港では、フィリピンの二大通信キャリアのSmartとGlobeのSIMカードを購入できます。

Smartの最安料金プラン(プロモ)は、データ容量72GB、通話&テキスト無制限で1600ペソ(約4,300円)です。
そんなに必要かと思うほどの十分な内容ですが、昨今の円安も相まってかなり割高ですし、去年にフィリピンに来た時よりも500ペソ以上値上がりしています(笑)

Globeの最安料金プラン(プロモ)は、データ容量137GB、通話&テキスト無制限で2,000ペソ(約5,360円)です。
Globeのプロモも去年と比べ500ペソも値上がりしていますが、データ容量も37GB増えてます。
いうてもこんなにデータ容量いらないと思いますが(笑)
空港でSIMカードを買う場合、データ容量が72GB以内で収まる方であれば、Smartの方がお得です。
なお、物理SIMとeSIMの2種類があり、クレジットカードでの支払い決済も可能です。
日本で購入
日本にいながらインターネット経由で、SIMカード・eSIMが事前に購入できます。
日本で買うメリット・デメリットは以下のとおり。
日本で購入すると、空港よりも格段に安く買え、フィリピンの通信キャリア(GlobeやSmart社など)のSIMカード・eSIMでなければ、面倒なユーザー登録も不要です。
ただし、フィリピンの電話番号は付かないので、フィリピンで電話や電子決済のGキャッシュは使えません。

日本で購入がおすすめの方
- できるだけコストを抑えたい方
- フィリピンの電話番号が不要の方
- 短期滞在の方(1週間程度)
- フィリピン以外にも周遊する方
eSIMが良い方は、下記の記事におすすめのeSIMの詳細をまとめてあるので、是非あわせてチェックしてみてください。
差し替えが必要な物理SIMが良い方は、下記のようなものをAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できます。
このSIMカードは、その他アジア諸国でも使えるアジア周遊用です。
アジア周遊用のeSIMが良い方は、下記の記事で詳細を解説しているので、是非あわせてチェックしてみてください。
なお、市内では現地のSIMカード・eSIMを格安で買えますが、時間がかかり設定も面倒で短期滞在の旅行者には向かないので解説を割愛しました。
フィリピンで格安SIMを買いたい方は、以前書いた下記の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
SIMカードの購入が不要な方法

楽天モバイルとahamoユーザーなら、事前申し込み、事前設定、追加料金などの面倒な手続きなしで、日本と同じようにフィリピンでスマホが使えます。
楽天モバイルなら、毎月データ量2GBまで無料で、フィリピン用のSIMカードやユーザー登録は不要です。
データ容量が足りなくなっても、スマホでかんたんに1GBずつ追加できるので安心です。

僕も楽天モバイルのeSIMを使っていますが、余計な手間やコストがかからず、フィリピン到着後にすぐにネット接続ができるので非常に便利です
また、楽天モバイルは大手国内キャリアの中では、料金プランが条件無しで最安料金なので、月々のスマホ代を節約したい方にもおすすめです。
その他の詳細は、下記の楽天モバイル公式サイトを参照ください。

ahamoなら、滞在期間15日以内、データ容量30GB以下まで使え、フィリピン用のSIMカードやユーザー登録も不要です。
ahamoの場合、海外で使える期間が限られますが、短期の海外旅行であれば十分な場合が多く、データ容量も30GBまで使えるので、データ容量を気にせずにネット接続できます。
その他の詳細は、下記のahamo公式サイトを参照ください。
海外旅行が好きで他社キャリアを使っている方は、これを機に楽天モバイルやahamoの新規契約や乗り換えの検討もしてみるのもアリでしょう。
ahamoや楽天モバイルの詳細は、下記の記事にもまとめてあるので、是非あわせてチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
フィリピンで使えるSIMカード・eSIMのおすすめの購入方法は、マニラの空港で買うか、事前に日本で買うかのどちらかです。
空港での購入は、手間なく現地ですぐにインターネット接続したい方、割高なコストでも気にしない方、大容量のデータ通信やフィリピンの電話番号が必要な方におすすめ。
日本での購入は、コストを抑えたい方、フィリピンの電話番号が不要な方、短期滞在の方やフィリピン以外にも旅行する方におすすめ。
楽天モバイルやahamoだと、手間や余計なコストを一切かけずにフィリピンでスマホが使えるので非常におすすめで、実際に僕も楽天モバイルを使っています。
その他、マニラやフィリピン関連記事も下記にまとめてあるので、是非あわせてチェックしてみてください。












