マガンダンアラウ(こんにちは)
マニラのニノイ・アキノ国際空港には4つのターミナルがありますが、日本人の利用頻度の高いターミナル3には、プライオリティ・パスで利用できるラウンジが3つあります。
そこで今回は、ターミナル3の3つのラウンジについて、実際に利用した筆者が解説およびレビューいたします。
そもそも、プライオリティ・パスって何?という方は、下記の記事で詳しく解説しているので、是非あわせてチェックしてみてください。
利用できるラウンジ・場所・アクセス方法
プライオリティパスで利用できる、ニノイ・アキノ国際空港ターミナル3のラウンジは、下記の3か所です。
これらのラウンジは、保安検査を通過した後(制限区域)の国際線出発エリアの4階にあります。

行き方はかんたんで、Airline Loungeの案内に沿って進むだけでOKです(上記画像)
ラウンジのある4階には、エレベーターか階段で行くことができますが、1つ上の階に移動するだけなので、大きな荷物やお子様連れでなければ、エレベーターよりも階段のほうが早いです。

4階のラウンジエリアは2手に分かれていて、A Loungeは左側、Marhaba LoungeとPAGSS Premium Loungeは右側にあります(上記画像)
ちなみに、キャセイパシフィック航空とシンガポール航空のラウンジも右手にあります。
なお、まだプライオリティ・パスを持っていない方は、以下の比較記事も是非チェックしてみてください。
A Lounge

ということで、まずはA Loungeに突撃。
A Loungeの概要は下記のとおり。
ラウンジにしては珍しく、最長4時間まで利用可能です。
また、シャワーも1つあるので、フライト前に汗を流してスッキリできます。
ラウンジ内観

こじんまりしていますが、空いていて静かで落ち着いた雰囲気の良いラウンジです。
ラウンジ内のWi-Fiも、ストレスなく快適に使えます。

僕は平日の午後3時前後に、1時間ほど滞在しました
フード

フードは、トースト、ソーセージ、マカロニ、おかゆなどの朝食っぽいラインナップで、種類はあまり多くありません。
がっつり食べたい方には物足りないと思われますが、僕は3つのラウンジをはしごするので、序盤の立ち上がりとしてはちょうど良い塩梅です。
ドリンク

ドリンクはコーラなどのソフトドリンク、フィリピンビールのサンミゲール(2種類)
コーヒーマシンもあるので、ブラックコーヒー、ラテ、カプチーノなどもいただけます。

料理の種類や量よりも、長い待ち時間を静かにまったり過ごしたい方、シャワーを浴びたい方におすすめです。
Marhaba Lounge

お次は、Marhaba Loungeに潜入。
Marhaba Loungeの概要は下記のとおり。
受付の左側がプライオリティ・パスで利用できるラウンジです。
右側はエミレーツ航空のビジネスクラス以上で利用できるラウンジで、間違えて入ってしまいましたが、広くて綺麗で静かで、食事の種類も豊富で居心地が良さそうでした(笑)
ということで、いざ出陣です。
ラウンジ内観

エミレーツグループのラウンジなので、匂いも利用客も中東っぽい雰囲気。
ラウンジ内はそれほど広くなく、3つのラウンジの中では最もコンパクトで、フライトのタイミングなのか入場時は混雑していました。
なお、Wi-Fiのスピードが激遅で、ブラウザすら開けなかったので、さくっと食事を済ませて約40分滞在して退出しました(笑)
フード

フードはパスタ、サンドイッチ、おかゆなどがあり、A Loungeよりは種類が多かったです。
たまごサンドイッチは驚くほど無味でしたが、ミートソーススパゲティは美味しかったです。
気づくのが遅く食べ損ねましたが、アイスクリームもありました。
ドリンク

ドリンクはコーラなどのソフトドリンク、お酒はサンミゲール(2種類)、ワイン、ウイスキー、ウォッカなど種類が豊富です。
コーヒーはありましたが、コーヒーマシンはないため、ラテやカプチーノはいただけません。

他のラウンジが使えないようなら利用するといった評価ですが、アイスクリームを食べたい方にはおすすめです(笑)
PAGSS Premium Lounge
最後に、ANAとの提携ラウンジでもある、PAGSS Premium Loungへ。
PAGSS Premium Loungeの概要は下記のとおり。
満席で45分待ちと言われ、受付表に名前を書いて待つも45分たってもお呼びがかからず、最終的には90分も待つ羽目に。
僕が待っている間も、中に入っていく方もいたので、ビジネスクラス以上の乗客や上級会員の方々だったのかと思われます。
ラウンジ混雑時の、プライオリティ・パス保持者あるあるなので、これは致し方ないですね。
ラウンジ内観

ということで、ようやく中に入れたと思ったら、特に混雑している様子もなく、席も半分くらいは空いていました。どうなってんねん。
ただし、ラウンジ内は3つのラウンジの中ではもっとも広く、快適に過ごせそうです。
なお、日が暮れてもラウンジの電気が一部しかつかず、スタッフが懐中電灯を使いながら食器を片していたので、時短営業をしていたのかもしれません。
というか、せめて照明くらいは点けてもらいたいものです。
フード

フードの種類は3つのラウンジの中でもっとも多く、パン系、おかゆ、グラタン、スープ、焼売のようなものが2種類、ハラルフードなどもありました。
ANAとの提携ラウンジでもあるためか、料理は日本語表記もされていました。
ただし、提供されている料理が明らかに少なくなっていて、グラタンとコーンスープはすでに無く補充もされず。どうなってんねん。
ドリンク

ドリンクは、ソフトドリンクやジュース各種、お酒はウイスキー、ワイン、ウォッカなど種類は豊富。
ただし、冷蔵庫の電源が切られていたようで、飲み物はあまり冷えていません。
コーヒーマシンもすべて止まっていて、コーヒー類はいただけず。どうなってんねん。
シャワー

シャワールームは2つありますが、この時はシャワールームも利用できず、いつ使えるようになるかはわからないとのこと。
この日は17:30には新規入場を打ち止めしていたようで、フード・ドリンク・シャワーに至るまで閉店するき満々でした。
どうなってんねん。

通常営業をしているようであれば、ラウンジも広く、料理やドリンクも種類があり、シャワーも浴びられるので良いかもしれません
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マニラのニノイ・アキノ空港のターミナル3には、プライオリティ・パスで利用できるラウンジが3つあるので、好みにあったラウンジを選ぶも良し、ラウンジはしごをするのも良しです。
ラウンジはしごをするにはプライオリティ・パス(プレステージ会員)が必須なので、この機会に是非プライオリティ・パス無料付帯のクレカを作ってしまいましょう。
なお、ラウンジはしごをしたのは平日(火)でしたが、PAGSS Premium Loungは17:30、Marhaba Loungeは19時には入場受付が終了、A Loungeは19時時点で料金を支払わないと入場できないように規制されていたので(欧米の方がご立腹でした)、夜便の方は気を付けましょう。
プライオリティ・パス無料付帯のクレカ比較記事や、フィリピン関連記事を下記にまとめてあるので、是非あわせて参考にしてみてください。

