みなさん、こんにちは。
海外旅行好きにとって、無料で空港のラウンジやレストランが利用できるプライオリティ・パスは必需品といえますが、プライオリティパス無料付帯のクレジットカードはたくさんあります。
そこで今回は、JCBプラチナの特徴やメリット・デメリットを、海外ノマド&プライオリティパスを使い倒している筆者が徹底解説いたします。
JCBプラチナの特徴

JCBプラチナは、ハイクオリティでプレミアムな特典が多い、JCBで最高クラスのプラチナカードです。
主な特徴は下記の通り。
年会費 | 27,500円 |
国際ブランド | JCB |
旅行傷害保険 | 海外:利用付帯 国内:利用付帯 |
ポイント還元率 | 0.5~10.00% |
プライオリティパス | 無料付帯 |
家族カード | 1枚目:無料 2枚目~:1枚3,300円 プライオリティパス発行不可 |
ETCカード | 無料 |
受け取りまでの日数 | 約1週間 |
ポイント還元は、Oki Dokiポイントが1,000円につき1ポイント、スターバックスなどの優待店では最大20ポイント、海外ショッピングでは2ポイント貯まります。
ポイントの有効期限は獲得月より5年間(60月)で、貯まったポイントはキャッシュバック、さまざまな商品、JCBギフトカードやマイル等へ交換ができます。
家族カードは、1枚まで無料で発行でき、2枚目以降は1枚3,300円(税込)で発行できますが、プライオリティパスは付帯になりません。
プライオリティパスの詳細は下記の記事にまとめてあるので、是非あわせて参考にしてみてください。
JCBプラチナのメリット・デメリット
JCBプラチナのメリットとデメリットは、ざっくりと下記の通りです。
JCBプラチナはプライオリティパスや海外旅行保険(家族特約付き)が無料付帯のほか、グルメやレジャーなど幅広いジャンルのラグジュアリーな特典が魅力です。
ただし、プライオリティパスは国内空港のレストランやリフレッシュ施設は無料で利用できず、家族カードにもプライオリティパスは付帯しません。
次に、JCBプラチナの数ある特典の中から、普段使い&旅行好きに魅力の高い特典をピックアップして解説していきます。
旅行系の特典
国内・海外空港ラウンジサービス

世界中の空港ラウンジや空港施設を利用できるプライオリティパスが無料付帯のほか、国内の空港ラウンジも利用できます。
プライオリティパスの、サービス内容は下記の通りです。
ラウンジ | ○ |
レストラン リフレッシュ施設 | 海外:○ 国内:× |
同伴者の利用料 | 2,200円/回 |
JCBプラチナに付帯のプライオリティパスでは、世界各国のラウンジと海外空港のレストランやリフレッシュ施設を回数に制限なく利用できます。
国内空港のレストランやリフレッシュ施設は、無料で利用できないので留意しておきましょう。
同伴者が海外のラウンジやレストランを利用する際は、1人あたり1回2,200円の利用料がかかりますが、通常の同伴者料金35米ドル(約5,000円)と比べると半額以下なので非常にお得です。
世界各国のラウンジにつきましては、下記にレビューをまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
付帯保険
JCBプラチナには、海外・国内旅行傷害保険、JCBスマートフォン保険、ショッピングガード保険の3つが備わっています。
海外・国内旅行傷害保険
航空券、旅行ツアー代金、自宅から空港までの公共交通機関などの費用を、JCBプラチナで支払った場合、下記の補償がつきます。
保険金額 (本会員・家族会員) | 保険金額 (家族特約対象者※) | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
疾病治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
賠償責任 | 1億円限度 | 2,000万円限度 |
携行品損害 (免責3,000円) | 100万円限度 | 50万円限度 |
救援者費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
出発・乗継遅延費用 | 2万円限度 | なし |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円限度 | なし |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円限度 | なし |
海外旅行保険は、本会員・家族会員のほか、生計を共にする19歳未満の子ども補償される家族特約が付いています。
海外では高額になる疾病治療や傷害治療も、本会員・家族会員は補償金額が1,000万円と高く、フライトや手荷物が遅延した際の補償もしっかりカバーされているので安心です。
国内旅行保険の補償内容は、下記のとおりです。
保険金額 (本会員・家族会員) | |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院日額 | 5,000円 |
手術保険金 | 5,000円×倍率 |
通院日額 | 2,000円 |
国内旅行傷害保険は、本会員と家族会員が補償対象になります。
JCBスマートフォン保険
携帯電話(スマホ)の通信料を、直近3カ月以上連続でJCBプラチナで支払っている場合、スマートフォンのディスプレイ破損時の修理費用が補償されます。
毎年4月1日から1年間で5万円を限度とし、自己負担額は1万円となります。
ショッピングガード保険
JCBプラチナで購入した物の破損や盗難があった場合、購入日から90日間、毎年4月1日から1年間500万円までのショッピング補償がつきます。
その他
その他、下記のような会員限定の優待サービスがあります。
さらなる詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
グルメ系の特典

グルメ・ベネフィット
グルメ・ベネフィットは、さまざまな国内レストランの所定コースを2名以上で予約すると、なんと1名分のコース料理が無料になります。
料理のジャンルは、和洋中・フレンチ・イタリアンなど幅広く、全国に対象のレストランがあります。
記念日や誕生日などの特別な日や、大切な方との食事や接待など様々なシーンで利用できるので、非常に評判の高い特典です。
JCB スター・ダイニング by OMAKASE
ミシュランガイド掲載店や予約困難店など、厳選された約1,000店の飲食店の検索や予約ができ、割引キャンペーンや特別価格などでお得に食事できます。
また、JCB スター・ダイニング by OMAKASEに会員登録すると、数年先まで予約が埋まっているような名店の予約チャンスが広がる「OMAKASEプレミアムプログラム(グリーン機能)」が、月額4,980円~のところ無料で利用できるようになります。
ホテル系の特典

海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
世界各地のラグジュアリーなホテルに、部屋のアップグレードや朝食無料などのさまざまな特典付きで宿泊できます。
JCBプラチナの本会員・家族会員を1名以上含むグループが、サービス対象になります。
JCBプレミアムステイ・プラン
日本各地の上質で人気の高いホテルや旅館を、豊富なプラン・特別価格で利用できます。
優待特典には、無料朝食サービス、レイトチェックアウト、館内クーポンなどが用意されています。
JCBプラチナの本会員・家族会員を1名以上含む宿泊が対象になります。
エンターテインメント・レジャー系の特典
東京ディズニーリゾート(R)・バケーションパッケージ

ディズニーホテルでの宿泊のほか、下記のようなチケットがパッケージになった、JCBプレミアム会員限定の宿泊プランを利用できます。
バケーションパッケージ限定の限定グッズが盛りだくさんの、ディズニー好きにはたまらない特典といえます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン特典

JCBプレミアムカード会員限定のUSJ貸切イベント、「JCBプレミアムナイト2025」に参加できます。
その他、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ザ・フライング・ダイナソー」内に設置されたJCBラウンジが利用でき、ドリンク無料で休憩できたり、「ザ・フライング・ダイナソー」の優先搭乗も可能です。
また、JCBプラチナ以上のカード会員でカード年間利用額500万円(税込)以上であれば、招待制のパートナーラウンジも利用できます。
その他
その他、下記のような会員限定の優待サービスがあります。
さらなる詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
プラチナ・コンシェルジュデスク

旅行の相談、ホテルや航空券の手配、レストラン予約、ハイヤー送迎サービスの申し込み、フラワーギフト手配など、専任のスタッフが24時間365日サポートしてくれます。
JCBプラチナがおすすめな方・向かない方
JCBプラチナは、以下のような方におすすめです。
海外旅行保険の家族特約、ディズニーやUSJの会員限定特典など、子どもがいる方にうれしい特典が多いので、国内外を問わず家族旅行が多い方におすすめです。
また、グルメ・ホテル系の特典も幅広くあるので、ラグジュアリーな特典を味わいたい方にもピッタリです。
反対に以下のような方には、あまりおすすめではありません。
付帯のプライオリティパスでは、無料で国内空港のレストランやスパなどを利用できないので、プライオリティパスを制限なく使い倒したい方には向きません。
ポイント還元はスタバなどの優待店では還元率が高いですが、基本は0.5%~とそれほど高くないので、ポイント還元を重視する方にもあまり向かないでしょう。
その他のプライオリティパス無料付帯のクレジットカード

プライオリティパス無料付帯のクレジットカードを作る際は、特典・年会費・ポイント還元率などが、自分の好みに合うものを選ぶのがおすすめです。
例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードであれば、カード年会費が初年度無料で、プライオリティパスも施設に制限なく無料で利用でき、グルメ、ホテル・レジャーなどの特典も豊富です。
その他、家族カードにもプライオリティパスが無料付帯のクレカや、ポイント還元率が高めのクレカもあります。
プライオリティパス無料付帯のおすすめクレジットカードにつきましては、下記の記事に詳細をまとめてあるので、是非あわせて参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
JCBプラチナは、プライオリティパスや手厚い旅行保険が付帯のほか、ディズニーやUSJの会員限定の特典など、ラグジュアリーでお得な特典が多いプラチナカードです。
国内外を問わず家族旅行が多い方や、プラチナカードらしい特典を味わいたい方におすすめですが、ご自身の旅行スタイルや好みに合っているかを確認すると良いでしょう。
なお、JCBプラチナの申し込みは公式サイトでも可能ですが、有名ポイントサイトのハピタス経由で申し込むと1,800円相当のポイントがもらえるので非常にお得です。
ポイントは1P=1円で、現金、電子マネー、ギフト券、マイルなどに交換できます。
ハピタス経由で作成するには、ハピタスに登録(無料)が必要ですが、初回登録特典でさらに最大1,900ポイント貰えるので、保有を検討している方は下記ハピタスサイトにて詳細を確認してみてください。
