【投資/投機】投資界に巣くう煽りや詐欺をまとめてみた

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投資・投機
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みなさん、儲かってますか?

投資・投機の運用成績は、良い時も悪い時もあるものですが、悪い時にネット上で儲かった話を見ると精神的に不安定になりますよね。

とくに初心者のうちは、なかなか利益を出すことができず、藁をもつかむ思いで儲かりそうなうまい話に手を出してしまいそうになるものです。

昨今はネットやSNS上の煽り(あおり)も多く、その情報に踊らされて痛い目に遭う人も多いです。

そこで今回は、投資界に巣くう煽りや詐欺について、株式投資・FXトレード歴10年超の専業トレーダーがまとめてみます。

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煽り

まずは、投資界隈に巣食う煽りを把握しておきましょう。

今はSNSやネット媒体を巧みに使いこなす人が儲ける時代です。もちろん、まっとうなビジネスで稼ぎながらSNSもうまく使いこなす人もいますが、大衆を煽って悪だくみをする輩もごまんといます。

また、全ての投資詐欺は煽りから始まると言っても過言ではありません。ですから、どんな煽りがあるかを頭の片隅に入れておくだけで、予防線を張ることができます。

下記のような煽りを見たら要注意!一旦冷静になりましょう。

収益金額のスクリーンショット

収益金額が記載された画像やスクリーンショットは、ネットやSNSでよく目にする手口です。

人は数字や画像などの証拠らしいものを見ると、その情報を信用してしまう傾向があります。しかし、こんなものは下記のようなことをすれば、いくらでもそれらしい画像を作れてしまいます。

  • デモ口座を使用
  • 画像修正
  • 勝ちトレードだけをピックアップ
  • 収益金額は事実だが、投資資金が大きい(1億円以上など)ので利益率は高くない。

なお、僕がこれまで見てきた限り、本当に投資やトレードが上手い(と見受けられる)投資家・投機家は、収益金額を露骨にネット上にあげることは少ないように思われます。

リア充画像

下記のようなリア充画像をネットやSNS上にアップし、いかにも投資で稼いでますという印象操作を図るのもよくある手口です。

  • 高級レストランで食事
  • 高級リゾートに宿泊
  • 高級住宅で生活
  • 高級車を所有

とりあえず、金持ってるアピールですね。

ちなみに、高級住宅や高級車などは、短期レンタルでいくらでも所有している風に装えます。

この先にはだいたい、高額オンラインサロンや高額情報商材の勧誘が待っています。つまり、リア充画像はカモを集めるための撒き餌のようなものです。十分に気をつけましょう。

なお、本当に稼いでいる投資家・投機家は、運用成績には波があり、毎回豪遊などしていられないことを肝に銘じているものです。

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ポンジ・スキーム

ポンジ・スキームとは、元本保証や高利回り配当を謳い出資金を募るが、実際には投資運用はせず、後から出資した出資者から集めたお金を、先に出資した人への配当に回すといった詐欺です。

ポンジ・スキームの「ポンジ」とは、この手法で悪名を残したチャールズ・ポンジ(上画像)という名詐欺師の名前に由来しています。

チャールズ・ポンジは1920年代に、この手法で大金を集め荒稼ぎをしましたが、それから100年経った今もポンジ・スキームはなくなっていません。

例えば近年は、株、FX、暗号資産(仮想通貨)を運用していると謳い、出資金を募るパターンが多いようで、たまにSNS上でお祭り騒ぎになっています。

ポンジ・スキームでは、月の利回り数十%などと謳われますが、本当にそんなに稼げるのであれば、詐欺行為を働くリスクは普通はとらないものです。

世の中楽して儲けられるという旨い話には、必ずウラがあるものなので肝に銘じておきましょう。

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高額情報商材

高額な情報商材は、今も昔も投資詐欺の代表格ですが、ネットやSNSの普及で詐欺の種類や被害者の年齢層も多岐にわたっています。

よくある怪しい情報商材は、(勝率○%、利益率○%などの)FX自動売買ツール、投資ノウハウ・トレードシグナル発信などが含まれた媒体などなど。

お値段は10~50万円などと高額なものも多く、もちろん利益保証などはありません。

稼げなければ全額返金などと謳われているものもありますが、なんやかんやで返金対応をしてくれない場合がほとんどのようです。

高額な情報商材に大事なお金を使うくらいなら、その資金を実際にマーケットで張ったほうが、よっぽど良い勉強になりますよ。

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海外FX口座開設

レバレッジ数百倍、ゼロカットシステムで追証なしなど、一見、国内FX業者と比べるとメリットが多いように思える海外FX業者ですが、安易に利用して痛い目をみたという話は後を絶ちません。

たいていの被害は、高レバレッジにつき大きく儲けられたものの、出金できなかったり、高額な出金手数料(10~30%)がかかり、結局大損をするといったものです。

オイシイ思いをするのは、海外FX業者と口座開設を斡旋した紹介者で、紹介者はIDやリンクなどを介して口座開設を促し、アフィリエイトで稼ぐ仕組みになっています。

なお、海外FX業者は日本国内での金融商品取引業の登録がなく、トラブルが生じても無登録業者への追及は極めて困難です。

以上の理由から、僕も海外FX業者を利用していませんし、利用の推奨もしておりませんので、くれぐれもご注意ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、スクリーンショットや画像などを使ったネット上でよくある煽り、詐欺の代表的なものであるポンジ・スキームや高額情報商材、海外FX口座開設を紹介しました。

今はネットやSNSで様々な情報を簡単に得られる時代ですが、あやしい情報もごまんとあり、投資・投機経験の浅い初級者には情報の判別が難しいものです。

ですから、事前に煽りや詐欺の手口を把握するとともに、投資・投機の勉強をして理論武装し、冷静に情報を見抜けるようになりましょう。

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