みなさん、スォスダイ。
カンボジアには4つの世界遺産がありますが、もっとも有名で人気な世界遺産は、アンコールワットをはじめとしたアンコール遺跡群です。
そこで今回は、アンコール遺跡群への行き方・見どころ・まわり方まで、海外ノマド&実際に旅した筆者がシェアいたします。
カンボジアの世界遺産
カンボジアには以下4つの世界遺産が登録されています。
どの世界遺産も、カンボジア北西部にあるシェムリアップという街が拠点になりますが、アンコール遺跡群はシェムリアップ市内にあります(以下マップ参照)。
カンボジア旅行のベストシーズン&滞在日数
カンボジア観光のベストシーズンは、乾季の11~5月頃です。
なかでも、雨が少なく気温も落ち着く11月~2月だと、遺跡巡りに最適です。
アンコールワット観光のおすすめ滞在日数は、最低でも2泊3日で、丸1日は自由に観光できる日を確保しておきましょう。
アンコール遺跡群をくまなくまわりたい方は丸2日、シェムリアップ近郊の世界遺産にも足を運びたい方は、さらに1~2日追加すると良いでしょう。

僕は5月(GW)にタイと併せて旅し、シェムリアップには2泊3日で滞在しました。
アンコールワットの行き方
アンコールワット観光の際は、シェムリアップの中心地に滞在することになります。
シェムリアップまでの行き方は、空路であればシェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)が玄関口になります(下記マップ参照)。
空港から市内までのアクセスは、エアポートバス・エアポートタクシー・乗り合い送迎バスがあります。
乗り合い送迎バスであれば、オンライン旅行会社のkkdayで事前に日本語でチケットが買えるので便利です。
さらに、kkdayアプリ初回購入限定で、500円OFFクーポンがもらえ、即使えるのでお得に予約できます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
アンコールワット周辺のまわり方

アンコール遺跡群のまわり方には、下記のような方法があります。
一般的には、トゥクトゥクやバイクタクシーをチャーターして周ることが多いです。
自力で周りたい方は、レンタルバイクやレンタルサイクルもありですが、レンタルバイクは国際免許証が必要です。
自転車の場合は、強い日差しと気温の中、主要の観光スポットをまわるだけでも20~30kmは漕ぐことになるので、体力に自信があり安く周遊したい方向けです。

僕はトゥクトゥク(バイク型)をチャーターしました。
手配の方法
どの移動手段も、ホテルや街中のレンタルショップなどで手配できます。
周遊ツアーであれば、オンライン旅行会社で事前に日本語で簡単に手配できるので安心です。
リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookであれば、ホテルから主要観光スポットをまわるサンライズツアーやサンセットツアーが、1人2000円程度とお手頃な価格で手間なく手配できるのでおすすめです。
klookアプリを使えば、初回予約限定で5%OFFクーポンも使えるのでさらにお得です。
周遊ツアーの詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
カンボジアのシェムリアップでは、配車アプリのGrabでも車やトゥクトゥクを利用できます。
Grabの詳細や使い方につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
チケット料金(アンコールパス)
アンコール遺跡群の見学には、アンコールパスという入場チケットが必要です。
アンコールパスには、以下の3種類があります。
1Day | 3Days | 7Days |
---|---|---|
37ドル(約5,400円) | 62ドル(約9,000円) | 72ドル(約10,600円) |
アンコール遺跡の主要スポットだけを周るなら1日券、くまなく周りたい方は3日券、どっぷり遺跡研究したい方は7日券が良いでしょう。

僕は1日券で主要スポットをサクッとまわりました。
アンコールパスは公式サイト(日本語)で事前に購入するか、下記のチケット販売所で買えます。
トゥクトゥクをチャーターしたり周遊ツアーの場合は、アンコールワットに行く前にチケット販売所に立ち寄ってくれます。
レンタルバイクや自転車で自力でまわる場合は、事前にチケット購入するのを忘れないようにしましょう。
なお、公式サイト・チケット販売所とも、クレジットカード払いが可能ですが、もっともお得なミッドマーケットレートと僅かな手数料で決済ができるWISEデビットカードがお得で、実際に僕も使っているのでおすすめです。
WISEデビットカードの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
アンコール遺跡群の見どころ
アンコール遺跡群は、主要な遺跡だけでも26か所以上におよぶ、世界的にみても大きな遺跡群のため、旅行スケジュールや好みにあわせて訪れる場所を選ぶのがポイントです。
代表的な見どころを、下記にピックアップします。
アンコールワット

アンコールワットは、1113年から約30年の年月をかけて、クメール王朝のスーリヤヴァルマン2世によって建てられたヒンドゥー教の寺院で、世界最大宗教遺跡の1つです。
敷地面積は約1.6k㎡、アンコールワットの中央にある祠堂は高さ65mと、クメール建築の最高峰といわれ、カンボジア国旗にも描かれるカンボジアの象徴となっています。

アンコールワットは下記の通り、夜明け前の時間帯から訪れることができるので、日の出か日の入りに合わせて観光するのがおすすめです。
なお、アンコールワットを熱気球から見下ろすといったゴージャスな方法もあります。
日の出・日の入りの時間帯は非常に混雑するアンコールワットですが、上空からであれば静寂の中で荘厳な景色を堪能できるでしょう。
熱気球もklookで予約できるので、詳細は下記の公式サイトにてご確認ください。
アンコールトム
アンコールトムは、アンコールワットが建てられた約半世紀後に造られた、クメール王朝の首都です。
「大きな都」という意味のアンコールトムは、城壁と堀で囲まれた約9㎢の城郭都市で、下記の寺院などが見どころになっています。
バイヨン

バイヨンはアンコールトムの中央部にある寺院で、観世音菩薩の四面塔が有名です。
全部で54もある四面塔や、当時の生活が伺える回廊に施されたレリーフ(浮き彫り)が見どころです。
アンコールワットで御来光と遺跡内を見学した後に訪れると、午前中で比較的涼しいのでおすすめです。
バプーオン

バプーオンは三層構造のピラミッド型の、ヒンドゥー教寺院です。
11世紀中ごろに建てられたバプーオンは、当時は高さ50mほどの塔が中央にあり、バイヨンよりも高かったといわれています。
バイヨン見学後、徒歩でバプーオンに向かうのが一般的です。
ピミアナカス

ピミアナカスはアンコールトムの王宮の敷地内にあった、三層構造のピラミッド型ヒンドゥー教寺院です。
正式名称は「天空の宮殿」という意味のピミアン・アカーハといい、王のみが入ることができたといわれています。
中央には黄金の塔があったとされ、王は美しい蛇の女神ナーギーと毎晩ともに過ごさなければならなかった、という伝説があります。
象のテラス・ライ王のテラス

象のテラスとライ王のテラスは、12世紀末に王宮の前に造られたものです。
象のテラスは、王が凱旋する軍隊の眺望や王室の儀式にも使用したといわれ、像のレリーフが特徴的な全長約350mのテラスです。

ライ王のテラスは、象のテラスの北側に隣接する、1辺約25m・高さ約6mのテラスで、神々や阿修羅のレリーフやテラス上のライ王の像が特徴の遺跡です。
タ・プローム

タ・プロームは1186年に建てられた、東西約1000m・南北約700mの広大な敷地にある仏教寺院です。
当時は5000人以上の僧侶と、600人以上の踊り子が住んでいたといわれています。
樹齢300~400年にもなるガジュマルが、遺跡に絡みつく光景は圧巻で、映画「トゥームレイダー」のロケも行われたことで有名です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カンボジアでもっとも有名で人気のある世界遺産のアンコール遺跡群は、主要遺跡のアンコールワット、アンコールトム、タ・プロームをまわると、所要時間はだいたい半日~1日程度です。
アンコールワットは日の出や日の入り時の見学がおすすめなので、スケジュールをうまく調整して効率よく遺跡をまわりましょう。
その他、カンボジア関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
