みなさん、シンチャオ。
ベトナムには全部で8つの世界遺産がありますが、その中の1つがベトナム中部にある古都ホイアンです。
そこで今回は、世界遺産の街・ホイアンの観光スポットや見どころを、ホイアンでノマド生活&実際に旅した筆者がシェアいたします。
ホイアン旅行のベストシーズン&滞在日数
ホイアンはダナンから南東に約30km、車で約1時間の場所にある街で、旧市街はベトナム・中国・日本の建築様式が融合した建物が並ぶ、ノスタルジックな雰囲気が魅力の街です。
ホイアン観光のベストシーズンは乾季の3~8月頃で、乾季初期の3月頃だと気温もそれほど高くないのでおすすめ。
雨季(9~12月頃)の前半は台風が上陸しやすく、過去にはたびたび街中で床下・床上浸水になっているので、避けた方が良いでしょう。

僕は3月下旬に滞在しましたが、気温はそれなりに暑かったですが、天気にも恵まれて街歩きに最適でした。
ホイアンはダナンから日帰りで観光もできますが、昼と夜で街並みの景色が変わるので、両方を満喫できるよう最低1泊2日、できれば2泊3日以上だとゆっくりできるのでおすすめです。
なお、毎月旧暦の14日の夜は街中の電気が消され、軒下のランタンだけが灯されるランタン祭りが行われるので、タイミングを合わせられるとより良いでしょう。
ホイアン旧市街のまわり方
おもな見どころとなるホイアン旧市街は、こぢんまりとした町なので徒歩で充分まわれます。
日本橋(来遠橋)を起点としたチャンフー通り周辺に観光スポットが集まっていて、レストラン、カフェ、お土産屋さんもたくさん並んでいます。
ご飯を食べたりカフェで一服しながら、古い町並みが並ぶホイアン旧市街を散策すると良いでしょう。
アオザイレンタル

女子旅、カップル、ご夫婦でホイアンに旅行するのであれば、ベトナムの伝統衣装のアオザイレンタルがおすすめ。
お値段もリーズナブルで、ホイアン旧市街には映えスポットもたくさんあるので、一生の思い出になること間違いなしです。
アオザイのレンタルは、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるkkdayで、事前に日本語でオンライン予約できるので安心です。
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観光チケットの買い方・料金

ホイアン旧市街の主な建物内を見学するには、5枚綴りになったチケットを買う必要があります。
料金は12万ドン(約715円)で、旧市街に10か所ほどあるチケット売り場で買うことができます(下記マップ参照)。

チケット売り場は、日本橋(来遠橋)のすぐ隣(東側)にある売り場がわかりやすくアクセスも良いです。
旧市街の西側に滞在する方は、朱印船付近にある売り場も利用しやすいでしょう。
チケットがなくても旧市街の散歩はできますが、せっかくなので歴史的な建物内も見学するのがおすすめです。
ホイアン旧市街の観光スポット&見どころ

ホイアン旧市街には、上述のチケットで観光できる場所が20か所以上あります。
観光チケットで見学できる場所をはじめ、いくつかの見どころを、散策しやすい順番で下記にピックアップします。
日本橋(来遠橋)

ホイアンを代表する歴史的建造物といえば、1593年に日本人によって架けられたといわれている日本橋(来遠橋)です。
ホイアンだけでなくベトナムを代表する観光スポットとなっていて、2万ドン札にも印刷されています。
僕がホイアンに滞在した時は、日本橋はまだ修復工事中でしたが、2024年10月に改修完了したようです。
なお、日本橋を渡るだけなら、観光チケットを使う必要はありません。
フーンフンの家

日本橋のすぐ西側にあるのが、約200年前にシルクや漢方薬の貿易で財を成したフーンフン氏の家です。
ベトナム・日本・中国の建築様式がミックスされた旧家で、洪水時に1階の荷物を2階に上げられるような造りになっているなど、随所に工夫が見られる家屋です。
廣肇会館

日本橋から少し東に歩いた左手にあるのが、1786年に建てられた廣肇会館です。
中国の広州と肇慶の出身者によって建てられた集会所で、三国志で有名な関羽が祀られています。
タンキーの家

約200年前に香料やお茶の貿易で財を成した、広東省出身のタンキー氏の家。
日本と中国の建築様式がミックスされたホイアンの伝統家屋で、当時の家具も残っているなど保存状態もよく、国の重要文化財にもなっています。
福建会館

日本橋からチャンフー通りを東へ約6分歩き左側に見えてくるのが、17世紀に建てられた福建会館です。
その名の通り、中国福建省の出身者によって建てられた集会所で、航海安全の守り神・天后聖母が祀られています。
ホイアン市場

福建会館から少し東に行くと、右手にホイアン市場があります。
農産物、衣料、お土産屋や屋台が並ぶ、ホイアンで最大のマーケットで、ローカルの方々の生活が垣間見えたり、外国人観光客もぼちぼち散策しています。
海南会館(瓊府会館)

ホイアン市場から少し東に行くと見えてくるのが、1851年に建てられた海南会館(瓊府会館)。
ホイアン近海で殺害された、中国の海南島出身の108人の商人を鎮魂するために建てられた会館です。
潮州会館

海南会館からさらに東へ歩くと、1845年に建てられた潮州会館があります。
その名の通り、中国潮州省の出身者によって建てられた集会所で、武帝・伏波将軍が祀られています。
ホイアン・ナイトマーケット

旧市街からアンホイ橋を渡って右手の方にあるグエンホアン通りは、夜になると屋台が立ち並ぶナイトマーケットになり、観光客や地元の人たちでにぎわいます。
屋台で食べ歩き、マッサージ屋や、お土産なども買えるので、日が暮れたらナイトマーケットに足を運んでみましょう。
グエンホアン通りの入口には、綺麗なランタンが並ぶ映えスポットもあるので、SNS好きな方にもおすすめです。
伝統文化・ランタン流し
ホイアンの伝統文化・ランタン流しは、川岸から眺めるのも綺麗で良いですが、実際にボートに乗って体験するのもアリです。
お値段も格安で、とくに女子旅、カップル、ご夫婦の方であれば、アオザイを着てランタン流しをすれば、映える写真はもちろん、最高の思い出になること間違いなしです。
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ランタン流し体験の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
ホイアン近郊の観光スポット
ミーソン聖域(ミーソン遺跡)

ミーソン聖域はホイアンから南西に約40kmの場所にある、4~13世紀の約900年の間に作られたチャンパ王国の聖地です。
チャンパ王国の王と一体化したヒンドゥー教のシヴァ神を祀るために建造されたミーソン聖域は、世界遺産にも登録されていて、歴史的価値の高い建造物や石像などが残されています。
ミーソン聖域はホイアンやダナンからもアクセスできますが、公共交通機関はなく距離もあるので、乗り合いバスやツアーに参加がおすすめです。
入場チケット・乗り合いバス・日帰りツアーなどの手配は、同じくklookだとリーズナブルな料金で事前に日本語で予約ができるので安心です。
詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
ホイアン料理

ホイアン旅行の際には、是非ホイアン料理を堪能しましょう。
例えば、ホイアン風鶏飯のコムガーホイアンは、ホイアンを代表する料理の1つです。
中国の海南島がルーツといわれるコムガーホイアンは、鶏だしで炊いたご飯の上に茹で鶏肉が載ったもので、タイのカオマンガイに似ています。

ホワイトローズは、ワンタンのような米粉で作られた皮に、エビのすり身を詰めて蒸したもので、白いバラのように見える見た目から名付けられた、なんともお洒落なホイアン飯です。
その他、汁なし麺のカオラウや揚げワンタンもホイアン名物なので、グルメな方もそうでない方も是非ホイアンに足を運んで、ホイアン料理に舌鼓といきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ノスタルジックな雰囲気の古都ホイアンでは、街の散策や伝統文化体験など、ダナンやホーチミンなどの大都市にはない一味違った旅を満喫できます。
ホイアンへはダナンから日帰りで訪れる方も多いですが、1~2泊するとよりホイアンの魅力をより味わえるのでおすすめです。
時間に余裕のある方は、ホイアン郊外にあるタンハー陶芸村、世界遺産のミーソン聖域、チャム諸島などに足を運んでみるのも良いでしょう。
その他、ホイアンやダナン関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。

