みなさん、こんにちは。
MT4・MT5は世界中のFXトレーダーに使われていますが、国内のFX業者での取り扱いは一部に限られています。
そこで今回は、MT4・MT5でトレードができる主な国内FX会社8社の中からおすすめの業者を、実際にMT4・MT5を長年使っている専業FXトレーダーの筆者がシェアいたします。
FX会社選びのポイント

MT4・MT5が使えるFX会社を選ぶ際は、下記のポイントを確認しておきましょう。
MT4・MT5を使ってトレードができるか、自動売買の可否の確認をはじめ、スプレッドの狭さも重要ですが、MT4・MT5ではどのタイムゾーンを採用しているかも重要です。
FXではNYクローズが1日の区切りとなるため、NYクローズが0時となるGMT+2(夏時間は+3)をタイムゾーンに採用しているFX会社がおすすめです。
タイムゾーンが異なる場合、一週間の日足が5本ではなく6本となり、テクニカル分析に支障が出てくるので気を付けましょう。
また、MT4・MT5は全世界で使われているツールですが、資産保全や出金トラブル回避の観点から、国内FX会社であることが望ましいです。
MT4でトレードできるFX会社
MT4でトレードができる主なFX会社は、下記の4社があります。
楽天証券

楽天証券は、大手ネット証券会社で唯一、MT4でトレードができます。
楽天証券の特徴は、下記のとおりです。
通貨ペア | 最低取引単位 | 取引手数料 | 両建て | タイムゾーン |
---|---|---|---|---|
24ペア | 1,000通貨 | 無料 | 可能 | GMT+2 |
主要通貨のスプレッドは下記の通りです。
スプレッド | |
---|---|
ドル円 | 非公開 |
ユーロドル | 0.6pips 原則固定 |
ユーロ円 | 1.1銭 原則固定 |
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
StoneX証券

StoneX証券の特徴は、下記のとおりです。
通貨ペア | 最低取引単位 | スプレッド | 取引手数料 | 両建て | タイムゾーン |
---|---|---|---|---|---|
84ペア | 1,000通貨 | 非公開 | 無料 | 可能 | GMT+2 |
取り扱い通貨ペアは84ペアと、この記事で紹介するFX会社の中で最多となっています。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
FOREX EXCHANGE(フォレックスエクスチェンジ)

FOREX EXCHANGEの特徴は、下記のとおりです。
通貨ペア | 最低取引単位 | スプレッド | 取引手数料 | 両建て | タイムゾーン |
---|---|---|---|---|---|
25ペア | 1,000通貨 | 非公開 | 原則無料 | 可能 | GMT+2 |
取引手数料は原則無料ですが、取引手数料が発生するグループの口座を利用する場合は、別に定める取引手数料がかかります。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
ゴールデンウェイ・ジャパン

ゴールデンウェイ・ジャパンの特徴は、下記のとおりです。
通貨ペア | 最低取引単位 | 取引手数料 | 両建て | タイムゾーン |
---|---|---|---|---|
29ペア | 1,000通貨 | 無料 | 可能 | GMT+2 |
なお、EA(自動売買システム)/スクリプト使用時は、取引手数料がかかります。
主要通貨のスプレッドは下記の通りです。
スプレッド | |
---|---|
ドル円 | 0.2銭 原則固定 (8-29時) |
ユーロドル | 0.3pips 原則固定 (8-29時) |
ユーロ円 | 0.4銭 原則固定 (8-29時) |
ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4のスプレッドは、業界最狭水準になっています。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
MT5でトレードできるFX会社
MT5でトレードできるFX会社は1社になります。
フィリップ証券

フィリップ証券の特徴は、下記のとおりです。
通貨ペア | 最低取引単位 | スプレッド | 取引手数料 | 両建て | タイムゾーン |
---|---|---|---|---|---|
24ペア | 1,000通貨 | 非公開 | 無料 | 可能 | JST |
MT5のタイムゾーンはJST(日本時間)のため、1週間分の日足は6本となります。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
MT4・MT5の両方でトレードできるFX会社
MT4とMT5の両方でトレードできるFX会社は、下記の3社があります。
外為ファイネスト

外為ファイネストの特徴は、下記のとおりです。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
取扱通貨ペア | 29ペア | 28ペア |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
スプレッド | 非公開 | 非公開 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
両建て | 可能 | 可能 |
タイムゾーン | GMT+2 | GMT+2 |
MT4とMT5では、取扱通貨ペアが少しだけ異なりますが、条件はほぼ同じです。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
アヴァトレード・ジャパン

アヴァトレード・ジャパンには3つのコースがあり、コースによって取引プラットフォームは異なります。
アヴァトレード・ジャパンの特徴は、下記のとおりです。
プレミアムコース | プロフェッショナルコース | エキスパートコース | |
---|---|---|---|
取引プラットフォーム (MT4 or MT5) | MT5 | MT5 | MT4 |
スプレッド | エキスパートコースより 0.7銭(pip)狭い | エキスパートコースより 0.6銭(pip)狭い | リアルタイムフィード 参照 |
取扱通貨ペア | 55ペア | 55ペア | 55ペア |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
自動売買 | × | ○ | ○ |
両建て | 可能 | 可能 | 可能 |
タイムゾーン | GMT | GMT | GMT |
MT4を使いたい方は、エキスパートコースが良いでしょう。
MT5を使いたい方で、自動売買もしたい方はプロフェッショナルコース、自動売買をしない方はプレミアムコースが良いでしょう。
なお、タイムゾーンはGMT(グリニッジ標準時間)で、1週間分の日足は6本となります。
その他の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください。
OANDA証券(オアンダ証券)

OANDA証券には、大きく分けて東京サーバーとニューヨークサーバーの2つがありますが、MT4とMT5は東京サーバーコースで使用できます。
OANDA証券の東京サーバーの特徴は、下記のとおりです。
裁量プラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
取引プラットフォーム (MT4 or MT5) | MT5 | MT4・MT5 |
取扱通貨ペア | 37ペア | 40ペア |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
自動売買 | × | ○ |
両建て | 可能 | 可能 |
タイムゾーン | GMT+2 | GMT+2 |
東京サーバーには2つのプランがあり、裁量プランはMT4や自動売買を使わない方におすすめです。
スタンダードプランは、MT4・MT5の両方を使いたい方、自動売買(EA)をしたい方におすすめです。

僕は東京サーバーのスタンダードプランを使っています。
裁量プランとスタンダードプランの、主な通貨ペアのスプレッドは下記の通りです。
裁量プラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
ドル円 | 0.3銭 原則固定(例外あり) | 0.3~1銭 |
ユーロドル | 0.5~0.7pips | 0.5~0.6pips |
ユーロ円 | 0.4~1.5銭 | 0.4~1.4銭 |
ドル円を主にトレードする方は、スプレッドが0.3銭で原則固定の裁量プランが良いでしょう。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトをご参照ください。
おすすめFX会社 2選
どれか1社だけ選ぶのであれば、OANDA証券のスタンダードプランがおすすめで、実際に僕も利用しています。
OANDA証券のスタンダードプランであれば、MT4とMT5のどちらも使え、スプレッドも狭く、自動売買もでき、タイムゾーンもGMT+2なので使いやすいです。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
自動売買はせずに、MT4だけ使えればよく、スプレッドの狭さを重要視する方は、ゴールデンウェイ・ジャパンがおすすめです。
タイムゾーンもGMT+2なので問題ありません。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
MT4やMT5でトレードができる国内のFX会社は色々ありますが、この記事では主なFX会社8社をピックアップしました。
その結果、おすすめのFX会社はOANDA証券かゴールデンウェイ・ジャパンで、僕も実際にOANDA証券のスタンダードプランを使っています。
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