こんにちは、ノマドFXトレーダー(FP)のこういちです。
トライオートFXの自動売買「セレクト」に興味はあるものの、「本当に利益が出るのか?」「デメリットやリスクは大きくないのか?」と気になっている方もいることでしょう。
この記事では、セレクトのオートセレクトを6か月にわたって検証したFX歴16年の筆者が、実際の運用実績をもとにメリット・デメリットや運用のコツを徹底解説します。
6か月間の運用結果を公開するとともに、記事の後半では実際に使用した設定も紹介しているので、トライオートFXのセレクトが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
【結論】トライオートFXの「セレクト」は儲かるのか?

結論からいうと、セレクト(オートセレクト)を半年間運用した結果、100万円の証拠金で約9.5万円の確定利益(利益率9.48%)となりました。
ただし、半年間の検証と16年のFXトレード経験から考えると、完全にほったらかしでリスクなく稼げる自動売買は存在しないといえます。
そのため、セレクトのメリット・デメリットを理解し、相場環境に応じて運用することが大切です。
セレクトとは?

トライオートFXのセレクトは、あらかじめ用意されている通貨ペアを選び、セット数(取引数量)を調整して自動売買を稼働させます。
難しいロジックを設定する必要はないので、FXや自動売買の初心者から経験豊富な中級・上級者でも使いやすいです。
セレクトでは自動売買の通貨ペアが、以下のようにジャンル分けされています。
| 特徴 | 主な通貨ペア | |
|---|---|---|
| レンジ戦略 | 隣国同士の通貨ペアや資源国通貨ペアなどを、買いと売りでレンジトレード | ・米ドル/カナダドル ・豪ドル/カナダドル ・米ドル/スイスフラン など |
| スワップ戦略 | 高スワップ通貨でスワップを稼ぎながら稼働 | ・メキシコペソ/円 ・南アランド/円 ・トルコリラ/円 |
| トレンド戦略 | ドル円、クロス円などをトレンド方向(買い・売り)に自動売買 | ・米ドル/円 ・クロス円 (ユーロ円、ポンド円など) |
その他、収益率の高い通貨ペアを抜粋した「ピックアップ」などもあり、どの通貨ペアにしようか迷う方でも選びやすいです。
オートセレクトとは?
セレクトには「オートセレクト」という機能もあります。
運用金額・戦略(レンジ/スワップ/トレンド)・運用方針(収益性重視/安定性重視)の3つの質問に答えるだけで、自分に合った通貨ペアの組み合わせを自動で提示してくれます。
提示された通貨ペアやロット数(通貨数量)の組み合わせのまま、自動売買を稼働させても良いですし、自分で調整することもできます。

僕もオートセレクトでトライオートFXの自動売買を始めました
セレクト・オートセレクトの詳細は、下記の公式サイトでも確認できるのでチェックしてみてください。
オートセレクトの運用実績

実際に2026年1月~7月まで、セレクトの「オートセレクト」を以下の条件で運用しました。

オートセレクトで推奨された自動売買の組み合わせから、通貨ペア・ロット(通貨数量)・レンジ幅を少し調整して運用しました
6か月間の運用結果は、以下のようになりました。
半年にわたる運用の間、米国によるベネズエラへの軍事攻撃、日米レートチェック、衆院選、米イスラエル・イラン戦争、本邦当局の円買い介入、英政治の混乱、ドル円が約40年ぶり高値まで上昇など、色々なことが起きました。
ネット上でよく目にするような派手な収益ではないですが、このような環境下の中、リスクを抑えながら安定して収益が積み上がったと評価しています。
損益詳細(月次・週次)
トレード損益と利益率を、月次・週次で以下に記録しておきます。
各月の損益と利益率は以下のとおり。
| 期間 | 確定損益 | 月間利益率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 11,702円 | 1.17% | ・1/6~1/13は、1,000通貨で試運転 ・1/13 試運転を止めるため、1ポジションを手動で建値で手仕舞い ・再稼働後は、1ポジションあたり2,000通貨 |
| 2月 | 18,691円 | 1.84% | |
| 3月 | 33,188円 | 3.22% | |
| 4月 | 9,644円 | 0.91% | |
| 5月 | 16,101円 | 1.50% | |
| 6月 | 5,432円 | 0.50% | 6/3 16:00全てのポジションを決済後、16:30に同じ設定で再稼働 |
| 7月 | 0円 | 0% | 7/10で稼働停止。7/13より「ビルダー」に移行 |

自動売買を始めた初めの1週間は年初で、米国によるベネズエラ爆撃後でもあったため、1ポジションあたり1,000通貨で稼働状況を確認。リスク許容度は十分と判断し、その後は1ポジションあたり2,000通貨に引き上げました。
各週ごとのトレード詳細は以下のとおり。
| 期間 | 決済回数 | 通貨数量 | 確定損益 (スワップ込み) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1週目 (1/5~1/9) | 4回 | 4,000 | 937円 | 1/3(土)米国がベネズエラに軍事攻撃 |
| 2週目 (1/12~1/16) | 4回 | 5,000 | 1,014円 | |
| 3週目 (1/19~1/23) | 7回 | 14,000 | 4,245円 | 1/23(金)日米当局によるレートチェック |
| 4週目 (1/26~1/30) | 11回 | 22,000 | 5,556円 | |
| 5週目 (2/2~2/6) | 14回 | 28,000 | 7,833円 | |
| 6週目 (2/9~2/13) | 13回 | 26,000 | 6,868円 | 2/8(日)衆院選 |
| 7週目 (2/16~2/20) | 4回 | 8,000 | 2,220円 | |
| 8週目 (2/23~2/27) | 3回 | 6,000 | 1,770円 | |
| 9週目 (3/2~3/6) | 20回 | 40,000 | 11,943円 | 2/28(土)米・イスラエルがイランを軍事攻撃 |
| 10週目 (3/9~3/13) | 11回 | 22,000 | 6,695円 | |
| 11週目 (3/16~3/20) | 7回 | 14,000 | 3,710円 | |
| 12週目 (3/23~3/27) | 13回 | 26,000 | 9,549円 | |
| 13週目 (3/30~4/3) | 2回 | 4,000 | 1,282円 | |
| 14週目 (4/6~4/10) | 4回 | 8,000 | 2,149円 | 4/8(水)米イラン戦争の2週間停戦のヘッドライン |
| 15週目 (4/13~4/17) | 4回 | 8,000 | 2,077円 | 4/12(日)米イラン停戦協議決裂 4/17(金)ホルムズ海峡解放のヘッドライン |
| 16週目 (4/20~4/24) | 5回 | 10,000 | 3,402円 | |
| 17週目 (4/27~5/1) | 5回 | 10,000 | 3,659円 | 4/30(木)本邦当局による円買い介入観測で、ドル円は1日で約5円下落 5/1(金)15:35~15:55の約20分で、ドル円約1.7円下落 |
| 18週目 (5/4~5/8) | 4回 | 8,000 | 2,054円 | 5/4(月)12:45~12:55の約10分で、ドル円約1.5円下落 5/6(水)13:25~13:55の約30分で、ドル円約2.8円下落 |
| 19週目 (5/11~5/15) | 6回 | 12,000 | 3,663円 | |
| 20週目 (5/18~5/22) | 6回 | 14,000 | 5,003円 | |
| 21週目 (5/25~5/29) | 5回 | 10,000 | 3,747円 | |
| 22週目 (6/1~6/5) | 6回 | 12,000 | 2,021円 | |
| 23週目 (6/8~6/12) | 1回 | 2,000 | 728円 | |
| 24週目 (6/15~6/19) | 0回 | 0 | 0円 | 6/15(月)早朝、米イラン和平合意のヘッドライン |
| 25週目 (6/22~6/26) | 4回 | 8,000 | 2,683円 | |
| 26週目 (6/29~7/3) | 0回 | 0 | 0円 | |
| 27週目 (7/6~7/10) | 0回 | 0 | 0円 |
6月初頭までは自動売買の稼働状況は順調でしたが、新たな自動売買の検証をするため、6/3に一度ポジションを全てスクエアにし、同じ設定ですぐに再稼働させました。
最後の1カ月(23週目以降)は、設定通貨ペアのレンジアウト期間が多くなり、含み損を抱えたポジションはなかったものの、収益も止まりました。

半年にわたるオートセレクトの検証後は、設定の調整がより柔軟な「ビルダー」に移行しています。ビルダーの運用実績は、追って別記事にて公開予定です。
セレクト(オートセレクト)のメリット・デメリット

セレクト(オートセレクト)を6か月運用して感じた、メリット・デメリットは下記のとおり。
セレクト・オートセレクトは、通貨ペアやロット(通貨数量)を決めたり、運用金額・戦略・運用方針を決めるだけなので非常に簡単で、初心者でも自動売買を始めやすいです。
また、日本時間の深夜~早朝(NY時間の午後)に約定してることも多く、自分が寝ている間でもトレードチャンスを逃さないのも大きなメリットです。
一方で、ボラティリティが急激に高まった局面やトレンド発生時でも、トレンドに逆張りでナンピン注文が入り続けるため、短期トレーダーにとっては不安に感じる場面もあります。
さらに、自動売買は基本的に含み損のポジションを長期間抱え、損切りも行われないため、FXトレードの経験が長い人ほど少し怖く感じるかもしれません。
なお、設定レンジ幅を超えると自動売買の稼働が止まり収益も止まるので、戦略の再構築が必要になります。
セレクトが向いている人・向いてない人

トライオートFXのセレクトは選択型の自動売買なので、人によって向き不向きがあります。
セレクトが向いてる人、向いてない人は下記のとおり。
自動売買が初めての方、FX歴が短くトレードアイデアがない方、限られた時間の中でも相場・取引口座・自動売買の稼働状況を定期的にチェックできる方には、選択型のセレクトは向いています。
一方、独自のルールを作成して自動売買をしたい方は、選択型のセレクトではなく、トライオートFXの「ビルダー」がおすすめです。
なお、勉強せずに楽をして短期間で大きな収益を上げたいと考えている方や、自動売買を完全に放置して最低限のチェックすらしたくない方には、セレクトはもとより自動売買もおすすめしません。
選ぶだけで自動売買ができるセレクトでも、ほったらかしでリスクなく稼げるわけではないので、相場状況や口座の状態を確認しながら、適切に管理して運用していくことが大切です。
セレクトの運用のコツ

トライオートFXのセレクトなら簡単に自動売買を稼働させられますが、相場・ポジション・口座の状況に応じて、下記のような管理や調整が必要だと考えています。
通貨ペアを選ぶ際は、トレンドが明確ならトレンド系の通貨ペア、方向感のない横ばいの相場ならレンジ系の通貨ペアなど、相場に合った通貨ペアを選ぶと収益が安定します。
また、長期に渡り含み損ポジションを持ちながら、ナンピンをしていくという特性上、口座の証拠金維持率をチェックしながら、余裕のある安全マージンを確保することが重要です。
急激にボラティリティが高まったり、相場環境が変わったと判断した場合は、自動売買をオフにしたり、既存ポジションを整理する判断も必要になります。

ただし裁量を入れすぎると、自動売買のメリットも薄れてしまうので、対応は必要最低限にとどめましょう
自動売買に慣れないうちは、セレクトのデフォルト設定で稼働させるのがおすすめですが、慣れてきたら資金量やリスク許容度に合わせて、ロットや注文間隔を調整するのもアリ。
例えば、スワップポイントがプラスになる方向でのみポジションを持つと、含み損のポジションを長く保有しても精神的に楽です。
トライオートFXのセレクトをこれから始める方は、まずは少額でいいので実際に運用しながら感覚をつかんでみてください。
自動売買の設定詳細
僕が実際に「オートセレクト」運用時に調整した、以下の設定内容をまとめておきます。
FX歴16年の経験と、実際に自動売買を6か月間運用・検証した中で構築した設定や考え方になるため、詳細は限定公開とさせていただきます。
同じ設定にしても将来の収益を保証するものではありませんが、実際にどのような設定で運用しているのか知りたい方は、参考にしてみてください。
※ 本コンテンツは筆者の実際の運用事例および考え方をまとめたものであり、将来の利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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