【トルコ】トルコ世界文化遺産の1つ ネムルトダーゥ(ネムルト山)の頂へ

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World heritage Nemrut Dagi トルコ
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【トルコ】世界遺産ネムルトダーゥ(ネムルト山)への起点の街、アドゥヤマンへのつづき

AM 2:30 

明朝というよりは真夜中。ピックアップに来てくれたドライバーの車に乗り込む。

道中約1時間半、車内でうたた寝。

Nemrut Dagi

AM 4:00

ネムルトダーゥの麓に到着。あたりはまだ真っ暗。

いや、ここは自然のど真ん中。待機場所となる建物から僅かに漏れる灯り以外はもはや漆黒。

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極寒

ここから日の出時刻に合わせてネムルトダーゥ山頂を目指す。

出発時間まで少し時間があるので建物内で時間をつぶす。

しかし、激烈に寒い。

暖房は作動してないようだ。建物内には暖炉が1つのみ。

暖かいチャイを片手に暖炉を囲む。この場から少しでも離れたら凍死してしまいそうだ。

Fireplace Nemrut Dagi

5月1日(2019年)だというのに、まわりの旅人を見渡せば皆ダウンジャケットなど完全防備ではないか。

俺?着てますよ、ヒートテック上下にロンTとチェックシャツ。

まるで丸腰。殺されに行くようなものです(笑)

見かねたドライバーが着ていたダウンベストを脱ぎ、「これを着ていけ。山頂はもっと寒いぞ」と。

なんて優しいんだ!

たしかにこのまま長時間外にいては、読んで字のごく必死である。

お言葉に甘えてありがたく拝借することに。

否、まだ足りぬ。

だって両腕は丸出しだもの。

すると、建物内でブランケットを配ってるではないか。なんて気が利くんだ!

5トルコリラ。。。

まあ、そりゃタダでとはいかんわな。

たくさんストックあります。防寒対策が甘い私の様な人もなんとかなります。

そんなこんなで、山頂目指して出発。ここからシャトルバスで少し登るようです。

5トルコリラ。。。

勿論、有料です。

節約して自らの足で登りたい?オメェ殺されっぞ。

外は暗闇、極寒3℃です。登山目的でない限り、少なくともこの時期は素直にシャトルバスに乗りましょう。

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登山開始

大した距離でもなく、登山という程のものでもないが。

登山スタート地点までくると、あたりは多少明るくなってきて、灯りがなくても進める。

序盤は足元が整備されており、緩やかな上り階段。

そのうち、段々道幅が狭くなってきます。頂上に近づくほど足元に残る雪も多くなり、踏んで歩かなければ前に進めない程です。

気を付けてても何度も足を取られます。滑落注意、場所によっては滑落したら簡単に死ねそうです。

最終的には肩幅ほどの人一人しか通れない程の道幅に。もちろん足元は雪、もれなく氷の状態を保っております。

太いしめ縄みたいのが連なっています。伝っていかなければもれなく滑落死です。

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古代神々と御来光

山頂に到着。

到着すると我々を出迎えてくれるのが古代の神々。

画像左上にある胴体部から首が転げ落ちてこの位置にあるとか。

まあ、確実に人の手でうまいこと整列させたのだろうけど。

World heritage Nemrut Dagi

山頂まで登れる開山は例年5月頃かららしく、本日は5月1日ということもあり、人でごった返しております。

神々を美しく写真に収めるのは至難の業です。

Sunrise at peak of Nemrut Dagi

天候に恵まれてラッキーでした。

それはそれは綺麗な御来光でございます。

雪に覆われた山々も美しい。

World heritage Nemrut Dagi

御来光に照らされた神々(の首)もまさに神々しい。

tourrist at Nemrut Dagi

御来光の反対側の図。

まるで100人乗っても大丈夫、イ〇バ物置のようです。

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下山

各々満足したら下山です。

なお上述した通り、山頂付近は道幅狭く足元も悪いため自然渋滞発生、下山待ち。

足元にあるのが例のしめ縄、泥だらけです。

Nemrut Dagi1

見ての通り、登山道に手すりの類はございません。油断すると簡単に滑落可。

帰るまでがネムルトダーゥ。気を付けて下山しましょう。

Shuttle bus at Nemrut Dagi

登山スタート地点まで戻るとシャトルバスが待機しています。

列に並ぶとかそういうのはないので、テキトーに乗り込みます。

数台の車が最初の建物の場所までピストンで送迎しているようで、タイミングによってはしばらく待つことになります。

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教訓

ネムルトダーゥ(ネムルト山)への旅を検討している方に、格言を残しておくので参考にしてください。

  • 防寒着は持っていけ
  • 朝飯も持っていけ
  • 歩きやすい靴で

次回:【トルコ】ネムルトダーゥ(ネムルト山)周辺の遺跡を巡る

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