オラ、アミーゴ!
ラパ・ヌイ(通称イースター島)に何体のモアイが存在しているか、みなさんはご存知ですか?
なんと、その数およそ900体といわれており、島のあちらこちらに点在していますが、さすがに全てのモアイを見て周るのは困難です。
そこで今回は、これだけはおさえておきたいイースター島の5か所のモアイを、厳選してシェアいたします。
なお、イースター島の拠点となるハンガ・ロア村から、反時計回りにイースター島を周遊するプランでお届けします。
タハイ儀式村(Sector Tahai)
まず、ハンガ・ロア村から徒歩圏内にあるモアイスポットがタハイ儀式村エリアです。
ここには、下記3種のモアイがあり、腰を下ろしてサンセットを見ながらまったりするのがおすすめです。
アフ・バイ・ウリ(Ahu Vai Uri)
ハンガロア村から足を延ばして最初に現れる5体のモアイ。
アフ・タハイ(Ahu Tahai)
アフ・バイ・ウリの少し先に立つモアイ。
このエリアにあるモアイ像の中では、残念ながら一番パンチがない。
アフ・コテリク(Ahu Ko Te Riku)
アフ・タハイの少し奥にそびえ立つプカオを頭にのせた堂々たるモアイ。
なお、プカオは髷(まげ)を表しているとのこと(諸説あり)。
島内約900体存在するモアイの中で、唯一目がはめ込まれたモアイです。
ここで見るサンセットとモアイは、ただただ美しい。
ラノ・ララク(Rano Raraku)
ラノ・ララクはモアイの製作地と言われている場所です。
製作途中のもの、倒れているもの、顔から下が地面に埋まっているものなど、イースター島内の半分弱にあたる約400体のモアイが、ここラノ・ララクにあります。
切り出し途中で放置された巨大な仕掛モアイ。
その佇まいは人造人間16号、もしくはラピュタのロボット兵を彷彿させます。
モアイ・トゥク・トゥリ(Moai Tuku Turi)
ラノ・ララク東側の離れた場所で1体ぽつんと律儀に正座をしているモアイ。
また、島内で唯一座っているモアイで、何とも言えない哀愁を漂わせています。
アフ・トンガリキ(Ahu Tongariki)
イースター島のモアイと言えば、アフ・トンガリキの15体があまりにも有名ですね。
イースター島の広告などでも頻繁に使用され、チリに入国の際にも真っ先に目に飛び込んでくる写真がアフ・トンガリキのモアイです。
アフ・トンガリキのモアイは、1995年ごろまではばらばらに砕けて倒れていましたが、日本企業の援助のもと復活し、同年ラパ・ヌイ国立公園として世界文化遺産に登録されたという歴史があります。
早起きしてサンライズとともに見るモアイも美しいです。
1995年、日本企業の協力の元、復活を遂げたアフ・トンガリキの入口にあるプレート。
日本から遥か遠く離れた、絶海の孤島で見る日本語入りプレートには、日本人として誇りに思わずにはいられません。
アフ・ナウナウ(Ahu Naunau)
イースター島唯一のビーチ、アナケナ・ビーチを背にして立つモアイ。
プカオを頭の上にのせているのが特徴です。
アフ・アキビ(Ahu Akivi)
通常モアイは内陸部を見るように立てられていますが、唯一アフ・アキビの7体は海を眺めるように海側を向いて立っています。夕暮れ時が訪れ時です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イースター島の数あるモアイの中から特徴的なモアイを、エリアごとに分けて紹介しました。
上述のとおり、各モアイの周遊にはおすすめの時間帯があるので、イースター島の大自然も味わいながら、ゆっくり周遊するとイースター島をより満喫できます。
また、一見同じように見えるモアイですが、現在では製作された年代などが科学的に解明されていて、初期のものから割と新しいものなど、色々なモアイが存在しています。
何気なく周遊していると見落としがちになってしまいますが、事前に予習をしておくとよりイースター島を楽しむことができるのでおすすめです。
そのほか、イースター島関連の記事を下記の通りまとめてありますので、是非参考にしてみてください。