みなさん、シンチャオ。
ベトナムのダナンは、観光スポットやビーチなどの自然も豊富で、ホイアンやフエなどの近郊の街への拠点にもなる、ベトナム中部の最大都市です。
そこで今回は、ベトナム・ダナンの観光スポットや見どころを、ダナンでノマド生活&実際に旅した筆者がシェアいたします。
ダナン旅行のベストシーズン
ダナン観光のベストシーズンは乾季の3~8月頃で、乾季初期の3月頃だと気温もそれほど高くないのでおすすめです。
雨季(9~12月頃)の前半は台風が上陸しやすいので、できれば避けた方が良いでしょう。

僕は2月~3月に滞在しましたが、晴れの日が多く気温もそれほど暑くなかったので毎日過ごしやすかったです。
おすすめ観光日数
ダナンの滞在日数は旅行プランによりますが、ざっくり3~5泊くらいはみておくと良いでしょう。
ダナン市内・近郊の観光に必要な、日数の目安は下記の通りです。
観光スポット・アクティビティ | 日数 |
---|---|
五行山(マーブルマウンテン) | 半日(日中) |
バーナーヒルズ(バナヒルズ) | 1日 |
ダナン市内観光 | 半日~1日 |
ビーチでまったり | 半日~1日 |
ミーソン聖域(遺跡) | 半日~1日 |
フエ観光 | 1~3日 |
ホイアン観光 | 1~3日 |
例えば、できるだけ観光スポットをまわりたい方であれば、午前中に五行山(マーブルマウンテン)、昼過ぎから夜にかけてダナン市内観光も可能です。
あちこち観光せずに、ゆっくりまったりしたい方であれば、ビーチやホテルのプールでリラックスしつつ、1日1か所程度ダナンの見どころを訪れてみるといったプランもアリでしょう。
ダナン近郊のフエやホイアンは、ともに世界遺産があるベトナムを代表する街ですが、ダナンから日帰りで旅行することもできます。
ただし、日帰りだと移動時間も考えると忙しなく、フエやホイアンを満喫するには時間が足りないので、最低でも1泊して丸1日観光できる時間をとるのがおすすめです。
ダナンのおすすめ滞在エリア
ダナン旅行時のおすすめ滞在エリアは、旅行プランによります。
ビーチアクティビティをメインにする方、五行山(マーブルマウンテン)観光を予定している方であれば、ハン川の東側エリアでビーチが徒歩圏内にあるホテル滞在がおすすめです(上記マップ参照)。
ビーチエリアは南北に長いですが、人が少なく落ち着いた雰囲気が良い方は北側エリア、観光客向けのレストランやホテルが多く、賑やかな場所が良い方は南側のエリアが良いでしょう。

僕はビーチから徒歩圏内の北側エリアのホテルに滞在しましたが、アクセスも良く騒々しくもなかったので毎日穏やかに過ごせました。
ダナン市内の観光や鉄道でフエに旅行を考えている方は、ハン川の西側エリアのダナン大聖堂周辺エリアが便利で動きやすいでしょう。
ちなみに、下記の記事で紹介しているジムはダナン大聖堂から徒歩圏内にあるので、ダナンでも欠かさずにトレーニングしたい方は参考にしてみてください。
ダナン市内のまわり方
ダナン市内の移動は、旅行プランにあったエリアに滞在すれば、ある程度は徒歩で移動できます。
数km移動する場合は、GrabバイクやGrabカーが安い・早い・楽・安心なのでおすすめです。
なお、レンタルスクーターは、1日15万ドン程度(約890円)でホテルなどで借りられますが、ベトナム国内での運転は、日本の運転免許からベトナム運転免許への切替が必要です。
日本で発行できる国際免許証では、ベトナム国内で運転できないので留意しておきましょう。
Grabの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
アオザイレンタル

女子旅、カップル、ご夫婦でホイアンに旅行するのであれば、ベトナムの伝統衣装のアオザイレンタルがおすすめ。
アオザイを着て街歩きをするも良し、プロカメラマンを付けて観光スポットで記念写真をたくさん撮ってもらうのもアリです。
アオザイのレンタルは、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookで、事前に日本語でオンライン予約できるので安心です。
アオザイのみのレンタルをはじめ、観光スポットまでの移動が含まれたプランなど、オプションも色々選べてお値段も格安なので非常におすすめです。
さらに、klookアプリ初回予約限定で、5%OFFクーポンがもらえ、即使えるのでお得に予約できます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
ダナンの観光スポット&見どころ
ダナンは観光スポットや見どころが豊富なので、どのような旅行者にとっても楽しめる街です。
ダナンの主な見どころを、下記にピックアップします。
ダナン大聖堂

ダナン大聖堂はフランス統治時代の1923年に建てられた、ピンク色の外観が特徴のゴシック様式のカトリック教会です。
ハン川西側のレストランやマッサージスパなどが集まるエリアにあるので、アクセスも良く観光しやすいです(下記マップ参照)。
なお、ダナン大聖堂の敷地内に入れるのは下記の時間のみで、日曜は入れないので注意しましょう。

ホーチミンやホイアンにもピンク色の教会がありますが、なぜベトナムにピンク教会が多いのかはよくわかりません(汗)
ハン市場

ハン市場はハン川の西岸、ダナン大聖堂からも徒歩数分の場所にある、ローカルなマーケットです(下記マップ参照)。
生鮮食品、衣類、お土産品など様々なものが売られていて、ローカルな雰囲気を味わえるだけでなく、観光客も多いのでお土産を買うにもおすすめです。
ベトナムお土産で人気のある、ドライフルーツ、ベトナムコーヒー、お菓子、雑貨などがたくさんあるので、お土産の調達はハン市場が良いでしょう。

同じような商品がどの店にも並んでいますが、値札はついていないことが多いので、値段交渉も楽しんでショッピングしましょう。
また、ダナンでベトナムドンへ両替する際は、ハン市場の隣にあるゴールドショップがおすすめです。
両替方法の詳細は下記の記事にまとめてあるので、是非あわせて参考にしてみてください。
ドラゴンブリッジ(ロン橋)

ドラゴンブリッジ(ロン橋)は、ダナン中心地を南北に流れるハン川にかかる、全長666メートルの龍の形をしたユニークなデザインの橋です(下記マップ参照)。
夜は赤や青などにライトアップされるダナンのランドマーク的な橋で、週末の金~日曜と祝日の夜9時から約15分間、龍の口から炎や水が出るパフォーマンスが見られます。
ドラゴンブリッジ周辺は治安も良く、ダナン大聖堂やハン市場からも徒歩圏内なので、観光や夕食後に夜の散歩をしながらライトアップを見に行くのがおすすめ。
ドラゴンブリッジ東側のたもとにはソンチャー・ナイトマーケットもあるので、屋台で腹ごしらえをしながら散策するのもアリです。
ミーケービーチ(ミーケビーチ)
ミーケービーチはダナンを代表する白砂が綺麗なビーチです。
景色や海も美しく、人は少なめなので、ビーチではゆっくりまったりしたい派の方に非常におすすめです(上記ショート動画参照)。
海岸沿いの通りにはシーフードレストランやリゾートホテルも多く、治安も良いので滞在先にもおすすめです。
ミーケービーチはドラゴンブリッジから東に真っすぐ約1.8km、Grabカーやバイクで約5分、徒歩で30分弱とアクセスも良好です(下記マップ参照)。
五行山(マーブルマウンテン)

五行山(マーブルマウンテン)は、ダナン市内中心地から南へ約10km、Grabカーやバイクで約15~20分の場所にある大理石(marble)でできた山で、ダナンのパワースポットとしても有名です(下記マップ参照)。
また、五行山は西遊記の孫悟空(≠カカロット)が、お釈迦様によって500年間閉じ込められていた場所でもあります。
五行山はその名の通り、金水木火土の五行にちなんで名付けられた5つの山で、その中でも旅行者が多く訪れるのがトゥイーソンです。
五行山には6つの洞窟や寺院がありますが、頂上からの眺めがダナン市内を見渡せるのでおすすめ(上記ショート動画参照)。
なお、五行山には急斜面、段差の大きい階段、天然の大理石で滑りやすい場所、手を使わないと登れない場所もあるので、歩きやすい靴や服装が良いです。
気温も暑くなり汗もかくので、帽子・水・タオルは必須、女性はスカートは避けて、日焼け止めも塗っておくと安心です。

山頂までの登山や洞窟・寺院をくまなく回ると、所要時間は約2時間。はしょってザックリ回るのであれば、もう少し短時間ですみます。
五行山へのアクセス方法は、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
サンワールド・バーナーヒルズ(バナヒルズ)

バーナーヒルズ(バナヒルズ)は、ダナンの市内中心地から西へ約25km、車で約40分ほどの標高約1487kmの山の上にあるアミューズメントパークです(下記マップ参照)。

通称「神の手」で有名なゴールデンブリッジをはじめ、ヨーロッパ風の建物が並ぶフランス村、大仏やお寺があるエリアなど、コンセプトが良くわからない世界観が見どころです(笑)
なお、バーナーヒルズは山の上にあるため、気温は日中でも20℃前後と涼しいので、寒がりな方は羽織るものがあると安心です。
バーナーヒルズの詳細、チケットの買い方、アクセス方法などは下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
ダナン近郊の観光スポット
ダナン近郊にも観光スポットや見どころがたくさんあるので、長期滞在するほどベトナム中部地方をより満喫できます。
おすすめの見どころは下記のとおりです。
ホイアン

ホイアンはダナンから南東に約30kmにあり、古都ホイアンとして世界遺産にも登録されている、ノスタルジックな雰囲気が魅力の街です。
ホイアン旧市街には、ベトナム・中国・日本の建築様式が融合した伝統的な家屋が並んでいるので、街歩きが楽しいです。
夜は伝統文化のランタン流しの光景が美しく、ナイトマーケットも賑わっているので、ホイアン旅行は昼夜を問わず楽しめます。
また、毎月旧暦の14日の夜は、街中の電気が消されてランタンだけが灯される「ランタン祭り」が開催されるので、タイミングの合う方は是非ホイアンに足を運んでみましょう
ホイアンへのアクセス方法や観光スポットなどの詳細は、下記にまとめてありますので是非あわせて参考にしてみてください。
フエ

フエはダナンから北西に約100km、1802年~1945年にかけてグエン朝の首都として栄えた歴史的な街です。
フエの建造物群や雅楽は世界遺産にも登録されていますが、なかでもグエン朝時代の王宮が一番の見どころです。
また、フエ料理は皇帝や皇族のために作られた宮廷料理が庶民にも広まったものといわれていて、その他ベトナム料理と違った美味しさがあるので、グルメな方にも非常におすすめです。
フエへのアクセス方法や観光スポットなどの詳細は、下記にまとめてありますので是非あわせて参考にしてみてください。
ミーソン聖域(ミーソン遺跡)

ミーソン聖域はダナンから南に約40kmの場所にある、4~13世紀の約900年の間に作られたチャンパ王国の聖地です。
チャンパ王国の王と一体化したヒンドゥー教のシヴァ神を祀るために建造されたミーソン聖域は、世界遺産にも登録されていて、歴史的価値の高い建造物や石像などが残されています。
ミーソン聖域はダナンやホイアンからもアクセスできますが、公共交通機関はなく距離もあるので、乗り合いバスやツアーに参加がおすすめです。
入場チケット・乗り合いバス・日帰りツアーの手配は、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるklookだと、事前に日本語で予約できます。
klookアプリを使えば、初回予約限定で5%OFFクーポンも使えるのでさらにお得です。
詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベトナム中部の最大都市ダナンは、自然・モダン・歴史的な観光スポットや見どころがたくさんあり、近郊にはホイアン・フエ・ミーソン聖域といった世界遺産もある、ベトナムを代表する観光都市の一つです。
ダナンだけであれば3泊程度の旅行でも満喫できますが、長く滞在するとよりベトナム中部の文化や歴史を体験できるのでおすすめです。
その他、ダナンやベトナム関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。

