みなさん、マガンダンアラウ。
フィリピン・マニラのニノイ・アキノ空港(NAIA)には、4つのターミナルがありますが、ターミナルによってマニラ市内へのアクセス方法が少々異なります。
そこで今回は、ニノイ・アキノ空港のターミナル3からマニラ市内へのおすすめの行き方を、たびたびフィリピンでノマド生活する筆者がシェアいたします。
ニノイ・アキノ空港 ターミナル3発着の航空会社
日本~マニラ間のほとんどのフライトは、ニノイ・アキノ空港のターミナル1かターミナル3発着になります。
ターミナル3発着の航空会社は下記の通りです。
JALやZIPAIR(ジップエア)はターミナル1の発着になりますが、詳細は下記の記事にまとめてありますので、そちらをご参考ください。
空港からマニラ市内への行き方
ニノイ・アキノ空港・第3ターミナルからマニラ市内への主な移動方法は、下記のとおりです。
移動手段 | 料金 | 快適さ・安心さ | 所要時間 |
---|---|---|---|
Grab (配車サービス) | ○(ぼちぼち) | ◎(快適で安心) | ◎(短い) |
クーポンタクシー | ○(ぼちぼち) | ◎(快適で安心) | ◎(短い) |
メータータクシー | ○(ぼちぼち) | △(ぼったくられる可能性あり) | ◎(短い) |
エアポートバス (UBE Express) | ◎(安い) | △(利便性は低い) | △(長い) |
空港送迎サービス | 手配方法による | ◎(快適) | ◎(短い) |
この記事では、旅行者におすすめのGrab(グラブ)、エアポートバス(UBE Express)、空港送迎サービスについて、その特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
Grab(グラブ)
ニノイ・アキノ空港からマニラ市内への移動は、配車サービスのGrab(グラブ)がもっともおすすめです。
Grabのメリット・デメリットは下記の通りです。
Grabであれば目的地まで、最速最短で楽に移動できます。
料金は事前にアプリ内で提示され、支払い決済も通常はアプリ内で完結するため、ぼったくりの心配もなく安心です。
Grabがおすすめの方
- 最速最短で楽に移動したい方
- 明朗会計が良い方
- 複数人で旅行する方
- 荷物の多い方
- 深夜到着便の方
公共交通機関のインフラがいまいちのマニラでは、利便性や安全面からGrabが必須なので、利用したことがない方はこれを機に使ってみましょう。
Grabの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
料金の目安・所要時間など
ニノイアキノ空港からマニラ市内までの、料金と所要時間の目安は下記のとおりです。
Grabの料金は、目的地までの距離や時間帯で異なりますが、日本人に人気のマカティ周辺であれば、だいたい1,000円前後です。
なお、高速道路のSkyway(スカイウェイ)を使用する場合は別途料金がかかりますが、ぼったくりではないので安心してください。
ドライバーにスカイウェイを使うかどうか確認されることが多いですが、マニラは渋滞が激しいので、スカイウェイを使うのがおすすめです。
なお、Grabの決済方法は、もっともお得なミッドマーケットレートと僅かな手数料で決済ができるWISEデビットカードがお得なのでおすすめです。
実際に僕もWISEデビットカードを決済方法に設定していますが、通常のショッピングやATMからの現金引き出しも同条件で使えるので、海外旅行が好きな方には非常におすすめです。
WISEデビットカードの詳細につきましては、下記の記事にまとめてありますので、是非あわせて参考にしてみてください。
Grab乗り場
ターミナル3のGrab乗り場は、到着ロビーを出てBay4の柱の道路を渡ったところにあります(上記画像)。
緑色のGrabスタンドがあり、旅行者もたくさんいるので、迷うこともないでしょう。
Grabスタンドにはスタッフの方が何人かいるので、Grabアプリに慣れていなくても配車予約をサポートしてくれるので安心です。
時間帯によっては、渋滞でドライバーの到着が遅れたり、空港の外に出るのに時間がかかる場合があるので、時間に余裕を持っておきましょう。
エアポートバス(プレミアムバス)
第3ターミナルからは、UBE Expressというエアポートバス(プレミアムバス)も運行しています。
エアポートバスのメリット・デメリットは下記の通りです。
エアポートバスは、Grabと比べると利便性は劣りますが、最安の移動方法なので、マニラに慣れている方や時間に余裕のある方には、選択肢の1つになります。
エアポートバスがおすすめの方
- マニラに慣れている方
- 最安料金で移動したい方
- 時間がある方
料金・路線・運行本数など
エアポートバスの料金やルートは下記のとおりです。
行き先 | 1日の運行便数 または 運行時間 | 運賃 | |
---|---|---|---|
1 | Robinsons Sta. Rosa, Laguna | 16便 | 300ペソ(約770円) |
2 | Araneta City, Cubao | 9便 | 200ペソ(約520円) |
3 | Ayala Malls South Park | 6便 | 200ペソ(約520円) |
4 | Robinsons Place Manila | 6便 | 150ペソ(約390円) |
5 | Robinsons Galleria, Ortigas | 6便 | 150ペソ(約390円) |
6 | Victory Liner – Pasay | AM4時〜PM8時 | 150ペソ(約390円) |
7 | PITX, Parañaque | 12便 | 150ペソ(約390円) |
マニラ空港の第3ターミナルからは7つの路線があり、料金は150~300ペソ(約390~770円)です。
一般的な旅行者にとっては、4のエルミタのロビンソンズ・プレイス・マニラ行き、6のパサイ・ビクトリーライナーターミナル行きが使いやすいでしょう。※数字は記事の便宜上のもので、実際には路線に番号はありません。
チケット購入方法
バスチケットは、バス乗り場、UBE Express公式サイト(英語)、オンライン旅行会社で購入できます。
オンライン旅行会社のklookであれば、事前に日本語でチケットが買えるので便利です。
その他の詳細につきましては、下記公式サイトにてご確認ください。
空港送迎サービス
現地で交通手段の手配をするのは面倒・不安という方、とにかく快適に移動したい方には、空港送迎サービスがおすすめです。
空港送迎サービスのメリット・デメリットは下記の通りです。
空港送迎サービスは事前に手配をしておけば、現地でドライバーと合流するだけで目的地に移動できるので、もっとも楽で快適な方法です。
ただし、有料手配の場合は、料金は割高になります。
空港送迎サービスがおすすめの方
- 最速最短で快適に移動したい方
- カップルやご夫婦
- 複数人で旅行する方
- 荷物の多い方
- 深夜到着便の方
手配の方法
空港送迎サービスの手配は、滞在先のホテルやオンライン旅行会社で事前に予約できます。
オンライン旅行会社であれば、リーズナブルな価格でサービスに定評のあるkkdayだと、事前に日本語で予約できるので簡単で安心です。
さらに、kkdayアプリ初回購入限定で、500円OFFクーポンがもらえ、即使えるのでお得に予約できます。
その他の詳細につきましては、下記の公式サイトにてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マニラのニノイ・アキノ空港のターミナル3から、マニラ市内への旅行者におすすめの行き方は、Grab、エアポートバス(プレミアムバス)、空港送迎サービスの3つになります。
Grabは、目的地に最短最速で楽に移動でき、明朗会計でぼったくりなどのトラブルにあう可能性がほとんどないのでおすすめです。
エアポートバス(プレミアムバス)は、行き先や運行時間が限定的ですが、最安の移動手段なので、マニラに慣れている方や移動費を節約したい方におすすめです。
空港送迎サービスは、目的地まで最速最短で快適に移動したい方や、現地での移動手段の手配が面倒・不安な方におすすめです。
その他、フィリピン関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。