【最新版】クスコからマチュピチュへの行き方 ペルーレイル(鉄道)編

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みなさん、オラ!

ペルーのマチュピチュの行き方は、拠点となるクスコという街からマチュピチュの麓にあるマチュピチュ村に行くのが一般的ですが、移動方法は何通りもあります。

そこで今回は、クスコからマチュピチュ村までの定番の行き方の1つ、ペルーレイル(鉄道)を使った方法を、実際に旅した筆者がシェアいたします。

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ペルーレイルのルート

ペルーレイルの路線図 出典:PERURAIL

ペルーレイルは、マチュピチュ観光の拠点となるクスコから、オリャンタイタンボを経由しマチュピチュの麓にあるマチュピチュ村の区間を主に運行しています。

その他、ウルバンバという街からオリャンタイタンボの区間も運行しています(上記画像)。

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クスコからマチュピチュの行き方

ペルーレイルでクスコからマチュピチュ村へ行く方法は、下記の2つの方法があります。

ポロイ駅から出発

Poroy station
ポロイ駅の入口

ペルーレイルでマチュピチュを目指すもっとも一般的な方法は、クスコの街はずれにあるポロイ駅から出発する方法です。

クスコ市内中心地からポロイ駅までの移動手段は、タクシー移動が手っ取り早いです。

クスコ市街の中心地のアルマス広場からポロイ駅までは、タクシーで約22分(約11km)で運賃は約30ソルです。

なお、ポロイ出発の場合、オリャンタイタンボで降車し、徒歩(スタンド・バイ・ミーやインカトレイル・トレッキング)でマチュピチュを目指すこともできます。

スタンド・バイ・ミーやインカトレイル・トレッキングの詳細につきましては、下記の記事で解説をしているので、是非あわせて参考にしてみてください

オリャンタイタンボ駅から出発

オリャンタイタンボ駅
オリャンタイタンボ駅

オリャンタイタンボ駅は、ポロイ駅とマチュピチュ駅の中間にあります。

クスコ市内からオリャンタイタンボ駅に行くには、コレクティーボ(乗合バス)移動になります。

クスコのコレクティーボ乗り場からオリャンタイタンボ駅までは、約2時間弱(約71km)で運賃は約10ソルです。

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列車の種類・運賃など

ペルーレイルには、3つのグレードがあります。

運賃は季節や時間帯によって変動しますが、旅の予算やスケジュールに合ったものを選びましょう。

ハイラム・ビンガム

ハイラム・ビンガム
出典:PERURAIL

ハイラム・ビンガムは、最上級クラスの豪華列車になります。

ハイラム・ビンガムの詳細は下記のとおりです。

  • 運行区間: ポロイ~マチュピチュ
  • 運行頻度:1日1本(AM7:20ポロイ発)
  • 運賃(片道):$540
  • 食事:【往路】ランチ 【復路】ディナー

下記サービス込み(抜粋)

  • マチュピチュの入場券
  • マチュピチュ村~マチュピチュ遺跡のシャトルバス乗車券
  • ツアーガイド(英語・スペイン語)
  • マチュピチュ遺跡入口にあるホテルでティータイム

なお、シャトルバス乗車券は、ペルーレイルを往路だけで利用の場合は、シャトルバスも往路のみのチケット付き。往復で利用する場合は、シャトルバスも往復分のチケットが付きます。

参考:ペルーレイル公式サイト(英語)

ビスタドーム

VISTA DOME
ビスタドーム車内の雰囲気

ビスタドームはもっとも一般的な中級クラスの列車です。

車両天井部と側面に大きく窓を取り、外の景色を存分に味わえる設計になっています。

ペルーレイル 軽食

また、ビスタドームでは軽食(上記画像)が付いています。※インカコーラは付きません。

ビスタドームの詳細は下記のとおりです。

運行区間:
・ ポロイ ~ マチュピチュ
・ オリャンタイタンボ ~ マチュピチュ
運賃(片道):
・ ポロイ~マチュピチュ:$88~
・ オリャンタイタンボ~マチュピチュ:$85~

僕はクスコからマチュピチュ村に行く往路で、ビスタドームを利用しました。

車内ではペルーの民族音楽っぽいものが流れていて、良い雰囲気を醸し出しています(下記動画参照 約12秒)

エクスペディション

エクスペディション
出典:PERURAIL

エクスペディションは、もっともリーズナブルなクラスの列車です。

車両の窓は、ビスタドームと比べると若干小さな設計となっています。

また、軽食は付きませんがスナックが提供されます。

エクスペディションの詳細は下記のとおりです。

運行区間:
・ ポロイ ~ マチュピチュ
・ オリャンタイタンボ ~ マチュピチュ
運賃(片道):
・ ポロイ~マチュピチュ:$61.00~
・ オリャンタイタンボ~マチュピチュ:$55~

ちなみに、僕はマチュピチュ村からクスコに戻る復路で、エクスペディションを利用しました。

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荷物制限

baggage
車内の荷物置き場

車両内には十分な荷物置き場があります(上記画像)。

ただし、下記のとおり荷物制限があるので、事前に確認しておきましょう。

持ちこみ可能な荷物

  • 手荷物品(小さなバッグなど)
  • 預け荷物(1人1個まで):縦・横・高さの合計が157cm以下、重さは5kgまで。

僕のバックパックは60ℓですが、余裕で持ち込むことができました。

なお、マチュピチュには出来るだけ身軽で行きたかったので、荷物を少しクスコの宿で預かってもらい、通常より荷物を減らして行動しました。

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おすすめのペルーレイル利用法

ペルーレイル

ペルーレイルは観光客向けの交通手段のため、ペルーの物価からすると割高な価格設定になっています。

節約をしたいバックパッカーにとっては悩みどころですが、往路と復路で異なるグレードを選んだり、乗車区間を限定することで、コストを抑えつつペルーレイルも満喫できます。

例えば、クスコからマチュピチュまでの往路は、ハイラム・ビンガムかビスタドームでゆったりまったり、帰りの復路はリーズナブルなエクスペディションを利用といった方法があります。

また、ポロイからオリャンタイタンボまでペルーレイルを利用し、徒歩(スタンド・バイ・ミー、インカトレイル・トレッキング)でマチュピチュ村を目指すのもありでしょう。

なお、ペルーレイルのチケット購入は、ペルーレイルの公式サイトまたはペルーレイルの各駅で購入できます。

ただし、ハイシーズンの場合はチケットが完売する恐れがあるので、事前にオンラインで購入しておくことをおすすめします。

なお、ペルーレイルのチケットの購入方法につきましては、下記の記事にまとめてありますので是非参考にしてみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

クスコからマチュピチュ村までのペルーレイルを使った行き方は、ポロイ駅から出発する方法と、オリャンタイタンボ駅から出発する方法の2つがありました。

ペルーレイルは、豪華なハイラム・ビンガム、一般的なビスタドーム、リーズナブルなエクスペディションの3つのグレードがあるので、予算や旅のスケジュールに合わせて利用しましょう。

なお、ハイシーズン時は予約で満席になることもあるため、オンラインにて事前予約しておくことをおすすめします。

その他、ペルー関連記事も下記にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。

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